第13話 エピローグ
初めてのバイトで年下の子に挨拶をした。
「増田です。ファミレスのバイトは始めてなんでよろしくお願いします。」
「えっ先輩も看護ですか。私も看護の1年生です。でも私はその辺にある専門学校の看護。先輩みたいに県立の看護大学なんか入れないですよ。もう勉強が分からなくなってるんで今度教えてください。」一年生かぁ。私にもこんな元気な時があったのかと年の差を感じた。
それに尊敬されるほど勉強ができる訳でもないけど、でもちょっと褒められてうれしかった。
「先輩にはなんて呼んだらいいですか。」
「レイでいいよ。」
「これからはレイさんって呼びます。今度勉強教えてください。」笑顔で頭を下げた。
レイって人前で言ったのはいつっだのかを思い出したが思い出せなかった。そして「レイ」もそんなに悪くないなと思った。
あとがき
最後までお読みいただきありがとうございました。コロナ禍で前が見えにくい中、チェルを通して少しでも前向きに元気を出してもらえたらと思いこの小説を書きました。
レビューで感想を聞かせてもらえると幸いです。次はもう少し軽いタッチで書きたいと思っています。
パパからお金をもらう理由、それでも別れを想う理由 夢野 綴喜 @miraijyu
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