第2話 変なやつすぎる。

 時は少しさかのぼる。

「おい、野崎!またあのお爺ちゃんいなくなったって通報あったぞ。巡回している最中に見かけたら、連絡しろよ。」 と上司に言われわずかに感じていた眠気がとれた。返事を「はい」と返す。

 時刻はただいま10時3分時計の針を見ながら今日もまだ長いな、面白いことないかなとぼんやり思う。あと7分で巡回の時間だ。

 まず、商店街を見るが特別異状もなく、いつもの学生の駐輪違反を注意することもなく早めに終わり、10時30分公園に着く。

 するとベンチに腰をかけていた女と見事に目があった。見た目は20歳前後。見覚えがある気がする。とてつもなく怪しい。

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人見知り克服ツアー 警察官との恋愛 @asdhenchan

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