第19話 積み木遊び -解 大詰め-

 お婆さまは、取り憑かれています


 そう、言ったの?


 お義母さんが?


 誰に取り憑かれているというの?


 まさか-



 そんなことあるわけない。


 自分の荒唐無稽な考えを頭から締め出す。


 彼女の狙いはなんなのだ?新手の詐欺や宗教の勧誘?


 とにかく、これ以上関わらない方が良いと思った。そもそも、こんな夜中にこんな所にいること自体、怪しい。


「言っている意味がわかりません。もう遅いですし、これで失礼します」


 そう告げて、この場からすぐに立ち去ろうとした。


「息子さん、交通事故で亡くされていますね?」


 頭をがつんと殴られたような衝撃をうける。


 あの日の事がフラッシュバックして、全身から汗が噴き出る。


 職場に連絡があったのは十五時ごろだった。達也が車に轢かれたと病院から連絡があった。すぐに職場を飛び出し、タクシーに乗り込んだが、事故の状況の詳細や容態までは聞いていなかった。一生治らない怪我をしていたらどうしようと、不安で不安で叫び出しそうだった。今思えば、相当、楽観視していたわけだが。病院に着くと、お義母さんがいて、ひたすらに、ごめんなさいと繰り返し、私に縋り付いてきた。事故の状況を詳しく聞きたかったのだが、相当な混乱ぶりで、とても話が聞けるような状態ではなかった。騒ぎを聞きつけやってきた看護師に達也の母かと聞かれる。そうだと答えると、私は診察室に案内された。そこには、医者が沈痛な面持ちで座っていた。嫌な予感が胸をよぎる。まさか、そんなにひどい怪我なのか?しかし、医者の口から伝えられたのは、私の予想をはるかに超える、あまりにも残酷な事実だった。


 私は、絶叫した。


 やっと授かった子供だった。


 私も旦那も結婚が遅く、適齢期を過ぎていたためか、なかなか出来なかったのだ。長く辛い不妊治療の末、もう、諦めようかと2人で相談していた頃に、ようやく授かったのだ。


 達也を産んだ時、私はこの子のためだけに生きよう、そう思った。


 達也が三歳の時、旦那に癌が見つかった。膵臓癌だった。そして、一年ともたず、あの人は逝ってしまった。


 これからという時だった。達也の成長を二人で見届けるはずだった。


 大きな支えを失った私は、それでも我が子のために生きなければならなかった。それが生きる唯一の理由であり、そして、希望だった。


 そして、その希望すら失った。


 私は、死ぬことを考えた。


 毎日、毎日、毎日、毎日、死ぬことだけを考えて生きる。


 そんなとき、義母が認知症を発症した。


 私が働きに出ている間、達也の面倒を見てくれていたのは義母だ。自分の息子に先立たれた彼女にとっても、達也が生き甲斐だったのだろう。高齢だったことに加え、生きる希望を失った義母が認知症を発症するのは、当然の帰結とすら思えた。そして、その進行は思いのほか早く、今は、一人では生活できないレベルまで進んでいた。旦那には兄弟はおらず、義母の介護を任せられるような者も、施設に入れらるような貯えもなく、私が彼女を介護するしかなかった。


 私は死に時を失った。


 私が死ねば、この人は生きてはいけない。


 事故当時、達也を公園に連れていったのは、彼女だ。足腰も弱っていた彼女は、週に一度だけ、毎週月曜日に、達也を公園へ連れて行ってくれた。達也も、その日を本当に楽しみにしていた。事故当時、私は彼女を責めたし、憎みもした。しかし、一番後悔しているのは、彼女自身のはずだったし、天涯孤独の身であった私を暖かく迎えてくれた彼女に、私は母親の面影を感じていた。つまるところ、私は彼女を憎みきれなかったのだ。


 だからこうして、今も生きている。この先の人生に、なんの希望も、期待もないが、ただ、この人を生かすためだけに、私は生きている。


 もう、全て諦めたのだ。


 ただ、静かに、誰の迷惑にもならないように、ゆっくりと死にながら生きているのだ。


 それなのに。


 それなのに、この目の前の女は、余計な事を言う。私の心に波風を立てる。


 息子を亡くしているかだって?


 そうだ! だからなんだ! あんたにはなんの関係もないだろう!


 それだけじゃ飽き足らず、義母が取り憑かれているだって?


 そんな馬鹿馬鹿しいことを!


 これ以上私を疲れさせないでほしい!


 もうたくさんだ!


 全身の毛穴が開き、毛が逆立つような激しい怒りが湧いてくる。その一方で、感情的になるのはどれくらいぶりであろうかと、どこか冷静な自分もいた。


「だとしてもあなたには関係ないでしょう?」


 自分の口から発せられたその声は、自分でも驚くほど冷えていた。


 目の前の女は一瞬、口をきつく結ぶが、しかし、怯まず言葉を続ける。


「息子さんは、この世に、このえにしに囚われています。私はそれを救いたい。信じられないのも理解します。しかし、私は、生きている者、亡くなった者に関わらず、苦しんでいるならば、その者のために力を尽くしたいのです」


 この女には、幽霊でも見えるというのか。そんな、非科学的なもの、おいそれと信じられる訳がない。


「あなた、幽霊が、達也が見えると言うんですか?」


 するとその女は、真っ直ぐと私の目を見たまま言い放った。


「はい。


 唖然とする。


 ここまで自信たっぷりに言い切るとは思っていなかった。あまりに馬鹿馬鹿しい。


「あなた、大丈夫ですか? 見えるわけないでしょう! 死んだものが幽霊となって現れるなら、何故達也は私のところに現れないのですか!!」


 そうだ。


 もし、本当に幽霊なんてものがあるなら、真っ先に私の元に会いにきてくれるはずなのだ。幽霊でも良い。もう一度あの子に会いたいと、世界中の誰よりも強く願っているのはこの私なのだ。


 私の声は震えていた。


「本当に、幽霊が見えると言うなら、証拠を見せてくださいよ!!」


 その女は、私を見つめたまま、霧の中から響くような、それでいてはっきりと聞こえる不思議な声色でこう言った。


「息子さんは、本当は、ですね?」


 その瞬間、冷水を浴びせかけられたかのような衝撃をうけ、心臓が飛びはねる。


 全身の血管が開き、轟々と血液が流れる音が聞こえる。


 どうしてそれをこの女が知っている?


 確かに達也は砂場遊びは好きではない。祖母から聞く公園での達也の様子から、私も、てっきり砂場遊びが好きなのだと、ずっと思っていた。しかし、ある時私と二人で公園に出かけた際、達也は、本当は遊具やボールで遊びたいのだと、打ち明けたのだ。当然、どうして、砂場遊びが好きなふりをするのかと聞いた。すると達也は、「だって、ばぁば、足痛いんでしょ?」と答えた。祖母の足腰を慮ってのことだったのだ。息子の優しさと、真っ直ぐ育ってくれていたことが嬉しく、私は泣いてしまった。そして、この事は、二人だけの秘密となった。だから、義母から聞く事はあり得ない。それこそ、達也と直接話をしない限り……。


「どうして、それを……」

「先ほど、達也くんから聞きました。優しい子です。」


 女はこともなげに言う。


 まるで、当たり前のことか何かのように。


「ほ、本当に、見えるの?達也、そこにいるの?」

「います。でも、お母さまは、今のままでは、声を聞くことも、姿も見る事は出来ません」


 何故なの? 何故、この女には見えて、話が出来て、母親の私が出来ないのだ。おかしいではないか。


「息子さんは、お婆さまにどうしても伝えたい事があるようで、ここに未だ囚われています。何度も伝えようとしているようなのですが、お婆さまにも、声はあまり聞こえていないようです」


 義母は達也の姿が見えているのか……?


「母は、その、見えているのですか?」

「ええ、おそらく」


 なんで義母だけ? と聞こうとした瞬間、彼女が続ける。


「簡単には信じていただけないでしょうが、もし、この世に囚われた息子さんを救うことをお許しいただけるのならば、今日の夕方、17時半頃にもう一度、ここに来ていただけますか?」

「そしたら、息子に、達也に会えるのでしょうか?」

「お約束は出来ません。ですが、尽力します」


 彼女は、真摯な顔でそう言った。


 *

 ひぐらしの鳴き声が、公園にこだまする。


 僕は、この物語がどこに向かっているのか、全く予想ができなかった。


 昨晩、といっても日付は回っていたので今日なのだが、詩織さんがあの女性に語った事が本当なのであれば、彼女は見えてしまうようだ。


 正直、今まで幽霊など、信じてこなかったし、今だって実感はない。なんだか夢なのか現実なのか、境界が曖昧になっていた。


 それでも、僕は、この物語を最後まで見届けたいと思った。だから、無理を言って、今もこうして詩織さんのとなりに座っている。


 小林は、もう怖い思いはたくさんだと言って、今日は来なかった。


 隣にいる詩織さんは、昨日と同じように、ピンと背筋を伸ばしてただ待っていた。


 燃えるような夕日が、砂場の向こう、史跡広場のさらに向こうの街並みに落ちようとしている。僕と詩織さんの2人だけしかいない公園は、西日に照らされ、真っ赤に染まっていた。


 もう、30分近く、2人の間に会話はない。じっと、あの女性の到着を待っていた。


 もう、夕日が遠くに見える建物にかかろうとした時だった。あの女性とお婆さんが公園の入り口に現れた。


 2人は、僕と詩織さんを見つけると、近づいてきた。


 彼女は、隣にいる僕に何の疑問も抱いていないようだった。もしかしたら、助手か何かと思っているのかもしれない。


「まだ、完全に信用したわけではないですから。でも、砂場が嫌いなことは、私と達也だけの秘密でした。だから、ほんの一握りの可能性を信じることにしました。」


 女性は毅然とした態度で言う。


 隣にいるお婆さんは、昨晩の帰り際と同様、虚な目をしていて、心ここにあらず、といった感じだった。


「ありがとうございます。それでも結構です。では、お婆さまを砂場に連れて行きましょう」


 そういって、詩織さんは、二人を砂場へと導き、お婆さんを夕日に背を向ける形で、砂場のへりへと座らせる。


「お母さまは、あちらのベンチへ」


 詩織さんは、僕の座っているベンチを指し示した。


 慌てて僕はベンチから立ち上がり、ベンチの左側、一メートルmほど離れた箇所に立つ。


 女性は、言われるがまま、ベンチに座る。


 詩織さんは、女性の傍に立った。


 しばらく沈黙が流れる。


 耐えきれなくなったのか、女性が詩織さんに声をかける。


「このまま待てば良いんですか?」

「そうです」

「どうして、昨日の夜じゃなくて、時間を改めたのですか?」


 それは、僕も気になっていた。


 詩織さんは、慎重に言葉を選びながらといった感じで話し始めた。


「これは、あくまで私の考えですが、幽霊と呼ばれる現象の正体のほとんどは、亡くなった者たちの"想い"です。意志や感情といったあらゆる思念の残滓です。"想い"は、もちろん、生きている人間からも発せられています。"人の気配を感じる"といったご経験は、お母さまにもあるのではないですか?」


 そう問われた女性は小さく頷く。


「生物には元々、これらの思念を電波のように感受する力が備わっています。しかし、進化の過程で人間は、言葉という効率的かつ多様性を持つコミュニケーションツールを手に入れました。その時から、この感受能力は退化していった……。しかし、完全に無くなったわけではありません。この感受能力が高い人間というものもまだ一定数おります、それらは一般に、霊感が強いという言い方をされます。しかしそれは、単に、人間の発する、"想い"を言葉を介さずに、受け取る力が強いというだけです。では、私のような人間は、人の心が読めるのかといえば、そうではありません。何故なら、生きている人間の思考というのはあまりに複雑なので、捉えどころがなく、怒っている、悲しんでいる、そういった大まかな感情は読み取れますが、細かいところまでは分からないのです。何故、私が、幽霊などと呼ばれる存在の姿が見え、声が聞こえるのか?それは、彼らがからです。彼らは、生前の思考の結果としての思念しかありません。例えるならば、生者の思念は生放送であり、予測ができないのに対して、彼らの思念は録画のようなものです。録画であれば、何度も再生すれば、細かいところまで読み取れるというわけです」


 なんだか、分かるような、分からないような感じだ。きっと、自転車に乗るのと同じで、乗れない人にいくら乗り方を言葉で伝えても、実感が湧かないのと同じなのだろう。

 実際、詩織さんも、説明が難しいのか、いつもよりもかなり話のテンポが遅かった。


「前置きは、これくらいにします。さて、幽霊が目撃されるのは、"夜"が圧倒的に多いですよね? それは、何故かというと、この感受能力は、夜に高まるからです。生物にとって、視覚からの情報を得られない夜というのは、危険です。ですから、それ以外の情報を少しでも得ようとします。視覚障害者の方が、視覚以外の感覚が鋭敏になるといった話は聞いた事があると思います。それと同じです」


 なるほど。


 これは、なんとなく理解できると思った。


「しかし、それならば、やはり夜の方が良いのではないのですか?」


 そう、女性が問う。


「そうですね。しかし、人間は元々この感受能力が退化していて弱いのです。加えて、日中活動し、夜に睡眠をとるという生活リズム上、どうしても夜にかけて、人間の全ての機能は低下していきます。ようは、疲れていくわけです。お母さまは、昨晩、お疲れのようでした。夜のため、感受能力が多少上がっていたとしても、そもそもの能力が低いのに加えて、疲れていては、十分に能力を発揮できません。ですから……」

「感受能力が上がってきていて、かつ、まだ体が疲れ切っていない夕方がベスト……」


 女性が、詩織さんの言葉に続く。


「そのとおりです。夕方は、昔から、逢魔時とも言い、妖が住まう"夜"と人間が住まう"昼"が混ざり合う時間帯なのです」


 一瞬生じた静寂をひぐらしの声が埋めていく。


 逆光に照らされた砂場、そこに腰掛ける老婆。


 そんな情景が、なんとなく懐かしいような、淋しいような気がして、切なくなる。


 お婆さんの顔は、よく見えない。


 何を想っているのだろうか。


 砂場の頭上の電灯が、何度か点滅を繰り返したあと、ほっと灯る。


 お婆さんの虚な目が見えた。


 その時、ふと、その目に生気が宿る。


「来ました」


 詩織さんが小さくつぶやく。


 夕日に照らされたお婆さんの隣、影のような、モヤのような黒いものがぬっと現れる。


 僕と、ベンチに座る女性が同時に息を呑む。


 その影は、始めは不定形をしていたが、徐々に形を成し、小さな子供の姿へと変わった。


 強い逆光で全体が影になっていて、表情までは窺い知れなかった。


 女性は言葉も出ない様子だった。


「見えますか?」


 詩織さんが問う。


 女性は、小さく、信じられないといった様子で頷いた。


 小さな子供は、お婆さんに何やら仕切りに話しかけているようだ。


 その声は、聞こえない。


 お婆さんは、優しい表情で子供に声をかける。


「たっちゃん。お砂場遊びしようか?」


 黒い影は首を振る


「じゃあ、積み木遊び? でも、ママがどこかにしまっちゃったから、ばぁば、今日は、持ってきてないの」


 また、首を振る


「そうしたら、おうち帰って、ばぁばとおやつ食べようか」


 返事は同じだった。


 詩織さんがゆっくりと、お婆さんに近づき、そっと肩に手を乗せて言った。


「達也くん、お婆さまに言いたいことがあるそうですよ。聞いてあげて下さい」


 お婆さんは、じっと男の子を見つめる。

 すると--


 もう、いいよ。


 鈴を転がすような声が聞こえた。


 お婆さんは、はっと、何かに気がついたような顔をしたかと思うと、顔をくしゃくしゃに歪めて、泣き出す。


「良いことない! ばぁばのせいで! 私のせいで! たっちゃん、ごめんね、ごめんねぇ……誠司、薫さんごめんなさい!」


 お婆さんは、身をかがめ、震えながら、嗚咽混じりにごめんなさいを繰り返していた。


 女性も肩を震わせ、泣き出す。


 そして--


「どうして? どうしてなの? どうしてママのところにはきてくれなかったの!!」


 母の悲痛な叫び声がこだました。


 詩織さんは、女性をしっかり見据え、あの不思議な声色で語りかける。


「お母さま。亡くなった者の"想い"は、普通、この世に留まることはできません。それをこの世に繋ぎ止めるのは、生きている者の"想い"です。それも、恐怖や後悔や怨みといった、非常に強い生者の念です。それが、呪いとなり、亡くなった者たちを現世に縛り付けてしまう。決して、お母さまの息子さんを想う気持ちが足りないわけではありません。お母さまは、きちんとお別れをしていらっしゃる。そして、どんな形であれ、今日まで前を向いて生きてきたのです。どんな宗教、文化でも死者を弔う儀式が存在するのは、死者に未練を残さず、想いを断ち切り、大切な人を死してなお現世に縛り付けないようにするためなのです。お婆さまには、それができなかった。なぜなら、息子さんが亡くなったのは自分のせいだと思っているから。そして、今日まで、それこそ自分が呪いと成り果てるまで、ご自身を責めて、罰して生きてきたのです。薫さん。お婆さまも、解放してあげて下さい」


 2人の啜り泣く声だけが響く。


「さぁ、お婆さま。達也くんのお願いを聞いてあげましょう?」


 詩織さんが優しく肩に手を乗せる。


 うずくまっていたお婆さんが顔をあげる。


 バイバイして


 鈴を転がすような声。


 お婆さんは首を振る。


 バイバイして?


 もう一度、今度ははっきりと聞こえた。


 お婆さんは、こちらを振り向き、女性を見た。


 女性は、葛藤しているのか、涙を流しがら、下唇を噛んでいる。しかし、詩織さんに「薫さん」と呼びかけられ、想いを断ち切るかのごとく、力強く頷いた。


 お婆さんは、一瞬、うつむいたが、すぐに顔を上げて、男の子を見上げる。


 バイバイ


 お婆さんは、手を振った。


 すると、男の子は、母親の方に振り返ると、小さく手を振り、そして、夢が覚めるかのように、ふっと霧散した。


 すでに日没を迎え、あたりは暗くなっていた。


 ひぐらしの鳴き声はいつの間にか消え、秋虫の鳴き声が秋の到来を告げていた。


 -りん-


 秋虫の声が響く中、微かに、しかし確かに鈴の音が響いた。


積み木遊び -了-

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