重力
じゅう-りょく【重力】ヂユウ…
(zwaartekracht(オランダ))
①地球上の物体に下向きに働いて重さの原因になる力。地球との間に働く万有引力と、地球自転による遠心力との合力。同じ物体についても地球上の場所によって幾分異なる。
②万有引力に同じ。
(広辞苑第七版より引用)
かれこれしばらく更新していなかったのだが、流石に彼女に申し訳なくなり彼女自身にネタを乞うという暴挙に出た。なんか変な文章だな。まぁいいか。そしてなぜだかよくわからないが私のことを知りたいという自称ストーカー可愛いお姉さんがいたのでとりあえずこの小説を投げておいた。小説?なのか。ちなみに可愛いお姉さんは普通に知り合いなので危ない人ではない。いや一周回って危ないかもしれない。
まぁそんな身の上話は置いといて。あぁアリス、そんな顔しないでくれ。呼んでおきながらこの様かと言わんばかりの目はやめて欲しいな。
さて、本題に入ろう。えーと、彼女からもらったお題は確かそうだ…学習についてもしくはアリスの過去。君に過去なんかあるっけ?…あぁそうだよね。私が考えてなかったら過去なんてありっこないよなごめんごめん。
気分を害してしまったアリスはまた後で話すとして、学習について、か。彼女は私に哲学でも学んでほしいのだろうか?そんな冗談は置いておいて、そうだな。学習とは何たるかについて話せばいいのだろうか。つまらない自己語りだが、まぁ物好きは読んで行ってくれ。
学習…そうだな、広辞苑ではなんて書こうかと思ったがなんだかつまらなそうなのでやめておく。本来人間の社会的欲求である知識欲を満たすための物、もしくは解明されたことについて学びさらに応用する…というのが学習だろうか。個人的に学習はあまり好きではない。まぁこの日本の学習方針で好きな人の方が少ないだろうが。幼少期から教育する方が効率が良いのは分かるのだが、知識欲を満たすという方針ではなく、知識を無理やり詰め込む今の形はあまり宜しいとは言い難いのではないのだろうか。かといってどうしろ、というのはない、ただの絵空事、机上の空論である。もし子供たちが詰め込まれて喜んで勉強するようなシステムがあるのだとしたらすでに私はこんなことはせず勉強ばかりしていただろう。私の知識欲はどちらかというと今を見つめるもしくは未来を見る方向に向いているらしい。まぁそんなちっぽけな知識欲より承認欲求の方が何倍も強いし、恐らく三大欲求の方が格段に強い。性欲はまぁ、あれだが。あるときはある、ない時はない、ない時は嫌悪感を抱くときもある程度のものである。この気まぐれすぎる欲求の対処方法は現在模索中である。見つからない気がするな。
さて、とりあえずなぁんとなく学習について述べてみたのだが、彼女のお気に召すだろうか。まぁ召さなければ細部を聞いていただければいつでも答えるので、空腹の足しにしてほしい。
で、何だったか。アリスの過去?だったっけ?…そうかそうか合っているか殴らないでくれアリス。
私のアリスは、この小説の一話が生まれた時に概念が形成され、二話目で全体の骨格が出来上がったものである。元はかの有名なロリコン数学者ルイスキャロル。ロリコン数学者、なんて頭につけるのはとある楽曲のイメージが根強いからである。
さてそんなアリスだが、ルイスキャロルの小説「不思議の国のアリス」の主人公アリスを模した贋作、所謂模造品であり、このアリスは私のアリスである。
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?あぁ…そうだな、まぁぶっちゃけた話、私の意志で動かす人形のようなものだ。私がここに居る時だけ、彼女は前のステージに上がる。私は赤いシートの最前列に座りながら、自分語りをする。そういえば最初はアリスには聞こえてない筈だったが……君、どうやって抜けてきたの?
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確かに。私の意志でなければそんなことはありえないからな。
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そんなこと云われてもな。じゃあなんだ………分身、とか?
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まぁ、そうだな。
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そうだな。彼女と同じようで全く異なるものだ。
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そうだ、私より君の方がわかってるんじゃないか?
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間違ってない。ただ、君と他の子と相違は、他の子は私の理想であるところだよ。
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おいおいやめてよ。そこを突かれると痛いんだからさ。
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そうだね。結論と言えるほどの物でもないが。それより、今日はよく喋るじゃないか。
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はは、それもそうだ。
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帰る場所なんてあるのかい?
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あぁなるほど。また私の設定か。
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あぁ、また次回。と言っても恐らく次回はすぐだが。
…行ってしまった。まぁいいか。
さて、今日は限りなくつまらない話の予感がする。申し訳ないな、まぁこういう日もあるのだ。今日は私も帰るとしよう。
…おいアリスお前時計ウサギ落としてるぞ!可哀想だろ!
気の利いたタイトルなんてつけられそうにもない osmanthus @yuzunanika
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