空腹

くう-ふく【空腹】

腹がへっていること。すきばら。「ーを覚える」「-を満たす」


(広辞苑第七版より引用)


恋と愛の差は何だろうか。嫌悪感がする。吐き気がする。


書き出しを迷った。全部書くことにした。今日は別に書きたいことがあってきたわけではない。これを見てくれている彼女が(とは言うものの最近更新しても読んでいる形跡が全くないのだが)更新待ってると云うので書いている次第である。


今日はそうだな、恋とか愛とか、所謂人間にとって足枷であるのにもかかわらず多くの人間が求める感情、それを書こうか。アリスにつなげようと思ったが全く思いつかなかった。まぁそのうち現れるだろう。ウサギの穴から頭を出してね。


さて、そんなことを書くといった矢先、特に書く内容が思いつかない。彼女のことを考えると私のまだ明かしていない部分を書くのが正解なのだろうが、私にはこの感情が恐らくいまいちわかっていないのである。つまり、何というのだろうか。愛とか恋とか、なんというか、遠い、のである。


私にとって恐らく恋も愛も友情のレールの延長線だ。友達として一緒に喋ったりする中で一緒に居たい相手がいれば、それは恋…なんだろうと思ったがこれも違う気がする。じゃあ一体何なんだ。逆に私が教えてほしくなってきた。ちなみに愛は恋の延長線上に確実にある。それは断言できる。だって系統が一緒だからな。


今までの恋を振り返ればわかるだろうか………と思ったが、小学校の頃は所謂恋に恋をしている状況だった気がする。性格を見ず、結構顔面を見ていることが多かったような………まぁ小学生らしいと言えば小学生らしいのだろう。中学からは環境の影響で恋などほぼ無縁だった。高校に上がってから………と思ったがこの二つはかなり異質だ。友情の延長線上の思い込みが二つとも元になっている。恋なんてわからない自分が「これはそう恋なんだ!」みたいなノリで言っていた気がする……あれ?小学生と変わらなくないか………?


まぁいい。最近自分を見つめなおして思うことだが、私もかなり性格が腐っている気がする。屑かはわからないが、人によっては屑だと思うのではないだろうか。なんせ自分の行動原理が思い込みだからな。結局、憧れと居場所を追い求めているのだ、私は。それを与えてくれるなら誰だっていい、と言う訳でもないが、意外と気の許した友人などが「じゃああげるよ、」とほいほい渡して来たら恐らく付き従う。これは恋愛ではない、よな?分からないが。


結局自分の欲求を満たして欲しいのだ。まぁ、私の場合欲求を満たして欲しいがために相手に自分の欲求が満たされるようなことをしている節はあるので、それはぶっちゃけ性格がいいと思う。褒めてほしければ自分から相手をほめる、をやっているということなので。それがいくら自分の利益の為でも、相手からはそんな欲求見えないのだから、恐らくいい人に見られるはずだ。そういえば今日前の席の子に「えっ!○○ちゃん嫌いになる人いるの?」と言われたな。うん素直に嬉しい。


恐らくだが、私が嫌いな人は私の幼女じみた変な言動が生理的に無理もしくはこの「いい人」の側面が綺麗すぎて嫌いのどちらかだと思っている。性格は悪くはないのだ、表向きの人格は。いつか私のことを嫌いだという相手に理由を聞きたいところではあるが、精神的に病みそうなので鋼メンタルのときに直撃しよう。


段々背中が痛くなってきたので今日はここで終ることにする。一つ私の教訓、という程ではないが人生経験の中で得た考えを話して終わろう。


「軽率に『愛している』などと発言する輩は大体碌なのではなく、発言に責任が持てない奴が多い」


別に推しに「愛してる!」というのはどうでもいいのだ。そんなことを言っているのではなく、恋人などに対して軽々しく口にする奴が一番碌でも無いのだ。人生経験で知った。その「愛してる」という単語を恋愛小説で読んで寒気がする程トラウマになるほどに。


アリス?おーいアリス?……え?今回は私の出番がない?何なら「鏡の国のアリス」はとっとと読破しろ?……正論だな。

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