混沌とする中国

社会主義市場経済の政策によりお金を持ち出した中国人。文革からその間の中国には、人民が順応していくまでの混沌とした時代があったのだと思う。
 そこの部分をうまく拾い上げ上表現してくれている。それに朝鮮族と漢族のはざま、そしてそこに取り残された人たちがプラスアルファされ、今の生きる私たちに忘れてはいけないことがあるってことを教えてくれる小説です。