王、皇帝、天子。
私も書く時に悩みます。
異世界ファンタジーを描いたのは、昨年、はじめてで、その時、どうするか迷いました。
皇女、王女に変え、今回の異世界では姫と同じ登場人の尊称を変更したのは、最初から、共和国家の最高権力者が王女とか皇女とか呼ばれることに違和感があって、それで、今作では、姫に変更したんです。
こうした官位とか、本当に悩みますよね。
作者からの返信
人が書いたファンタジー小説を読む時は、さほど気にならない固有名詞。それがいざ自分でファンタジー小説を書こうとすると、ささいな言葉で、本当に悩みますよね。
知るを楽しむっていう感じで、いろいろと勉強していこうと思っています。なんか、中国に旅行したくなりました。
「帝」というのは神へ捧げる祭壇の形だと白川静博士が書いておられた、と宮城谷昌光さんの本で読みました。
ローマ皇帝も初期は神祇官を兼ねてましたし、神に近いのが帝?
「みかど」は確かに日本的ですよね。おそらく漢字で書くと、御門で、いい家に住んでる有難い家系の人、みたいなイメージがします。
「天子」は色がついていない感じで、しかも高貴な人という事が伝わって、ファンタジーにも合う、いい言葉だと思いますよ。
作者からの返信
そうなんですよ、中華もので<みかど>はどうかなと思いましたが、100万字の長編小説となれば、そういうのが独特の雰囲気を醸し出してくるのかも知れません。
小説って、ストーリーも大切ですが、言葉選びも大切ですね。最近、小説を書くって、ものすごく奥深い楽しみだなあと思うようになりました。