未知の感染症が広がる世界で、少女・ミクは双子の片割れであるリクを失ってしまう。悲しみに打ちひしがれる中、死者と生者の境界が曖昧になる日・ハロウィンが訪れる。現実を思わせるような舞台設定の中で、心が温かくなるファンタジー作品。しかし、全てが幸せのまま終わらないというのが切ないです。こうなったらいいなという理想を感じつつ、子供たちの姿がとても無邪気で微笑ましいです。ハロウィンならではの雰囲気と優しさが素敵でした。