みんなと楽しい旅の途中ではありませんが、こうして皆の過去を知ることができるって良いなと思い、村外れの家を見つけ遠磨と出会うまではそう思っていました。
でもこの仕打ちは酷い……那由他の心を抉るような出来事。
夏優咫は絶対にこんなこと望んでいないはずなのに。
遠磨も夏優咫を愛していたからこそ、こうなってしまったのだと思いますが、いずれ那由他と分かり合える日がくることを願ってます。
この出来事が辛い分、弦義と白慈の言葉が心に響きます。私もこの言葉を聞いていてとても嬉しかったですから、那由他も救われたんじゃないかなと思っています。
作者からの返信
功野 涼しさま
いつもお読み下さって本当にありがとうございますm(__)m
那由他たちの心情も思いやって下さり、嬉しいです。
遠磨は、本気で那由他を忌々しく思っています。愛しい息子を再び創り出すために創ったはずの存在が、まさか全くの別人格となるとは思いもしなかったでしょう。
おっしゃる通り、この仕打ちは酷すぎますよね。実は野棘と同等か超える悪役じゃないかと思っています。
本当の息子、夏優咫もこんなことは望んでいません。那由他の幸せを願う心の優しさを持っていますから。
いずれ、わかりあえるのか。そのいつかが将来来ればいいなと、遠磨が己の異常さに気付いてくれればと思います。
那由他の深い傷を、弦義と白慈がフォローします。あんなことを言われてされて、黙っているような大人しい二人ではありません!
本当に、那由他は嬉しかったと思います。
徐々に、那由他の育った場所とか、謎が明らかになっていくんですね。
首を絞められて、なんだか切ないです。
作者からの返信
アメさま
いつもお読み下さり本当にありがとうございますm(__)m
那由他の過去編、このあともう1話続きます。
自分を創った父親からこんな扱いをされるなんて……書いているわたしが言うのも何ですが、酷すぎますよね(TT)
切ない、と共感して頂けて嬉しいです!
更新ありがとうございます^ ^
那由他推しの私には遠磨が『夏優咫でないから』と辛く当たるのはとてもやりきれない気持ちになりました。
ですが、子を亡くした親の気持ちもわかる気がします。ポッカリ空いた喪失感に耐え続けねばなりません。
遠磨はそれに耐え切らなかったのでしょう。
拳を弦義の代わりに那由他が受けたのは、遠磨の怒りを『夏優咫でない自分』を申し訳なく思う気持ちがあったとしたら……。(T ^ T)
いつか遠磨が、乗り越えられる日が来る事を願ってやみません。
色々考えてコメント遅くなりました^ ^それくらい考えさせられた今話。
大切なお話だと思います。面白かったです^ ^
作者からの返信
カダフィさま
いつもお読み下さってありがとうございますm(__)m
遠磨の仕打ちに対し、深い考えを持って下さり嬉しいです。彼にも彼の苦悩があり、乗り越えきれない辛さがあります。とはいえ、自分で創り出したはずの存在への仕打ちではないのですが……。
那由他はただ、弦義を護りたいと思い代わりに殴られました。その希薄な心のうちには、何処かで申し訳なさもあるかもしれません。
たくさんのことを思い、考えて下さり、お礼申し上げますm(__)m