3. ひとりぼっちの夜

窓からサラサラと吹いてくる風の音


月の光がひとりぼっちの僕を照らす


ただ僕だけを照らしてくれればいいのに…


涙がどうしようもなく出てきてしまう夜に


背中をさすってくれる誰かを求めても


僕はひとりぼっち


こんな夜くらい、僕だけを見ててよ


僕に気づいてほしい

僕の話を聞いてほしい


そんなこと言える相手が分からないから


僕はまた涙が止まらない


「大丈夫だよ」


その声が聞けたならいいのに

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【詩集】役立たずの僕なのに… 芹沢ジュネ @june_s

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ