素晴らしい作品だと思います。こういう作品は多ければ多いほど良い、私的ですがーーそう思います。良い悪いは別として感心と思考の幅を広げてくれる作品になる予感がします。
何処ぞの分岐点で日本、はたまた世界は道を踏み外してしまったかと感慨深い。資本主義による利潤を追い求めた結果なのか……愛国心掲げる明治維新以降はどうだったのか?昭和は良き、隣家が手を取り合い助け合ったと聞くが、現在では隣人の顔さえ分からない者が多い事、多い事。しかし、その時代を作ったのは誰なのか!古き人間である。
核家族が進む昨今、身内ですら相互理解へったくれもない。いつの世も割を食うのは弱気子供達と、まっこと遺憾である。そして、変えて行くのは今の人間である。気づけばパノプティコン、機械が人間を監視する社会が目の前にきている様に感じた。