女子高生をお母さんと呼んでみたい方は是非どうぞ~(少し?嘘)

 これは、母親を早くに亡くした少年が、同級生で学年一の美少女に対して母性を感じ、彼女に自分のお母さんになってもらうために奮闘する物語です。
 主人公は、その美少女にお母さんと同じ匂いを感じ、この人は自分のお母さんにふさわしいと直感。屋上に呼び出して、俺のお母さんになってくれ、とお願いしました。
 彼女は当然それを断りますが、主人公の猛烈アタックによってだんだんと気持ちが傾いていきます。私、もしかしたら彼のお母さんになるために生まれてきたのかも……? そんな思いがよぎり、彼のお母さんになることを了承。二人の母子系ラブコメディが開幕します。バブみという言葉に反応してしまう方は是非一読を。

 というのは概ね嘘で、亡き母親を想う妹のため、主人公は同級生の美少女に妹の母親役になってくれと頼みます。
 ラブコメというのは、主人公とヒロインがさっさと出会ってさくっとイチャイチャ始めるのが最近の主流かもしれません。が、この物語は少し勝手が違います。重めの環境を丁寧に描写し、ただの面白コメディでは終わらない深みがあります。
 読み終えたとこでは、まだまだ本番はこれからだ、というところ。これからどんなイチャラブを繰り広げるのか、楽しみにしています。
(前半部分は余計だったかもしれません。申し訳ありません)

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