第34話 形容詞(さ行)

よみ,漢字,用例,対語,補記,


【さい】

さいそくがましい,催促がましい,「催促がましい話ですが」,,いかにも催促するようである,



【さえ】

さえざえしい,冴え冴えしい,「冴え冴えしい秋の空気」「冴え冴えしい笑顔」,,澄んではっきりしている・澄みきっている・晴れわたっている、気持ちが清々しい・気分が晴れ晴れとしている,



【さか】

さかしい,賢しい,「賢しいやり方」「競争社会を賢しく生き抜く」「賢しい口を利く」,,才知が優れ判断力があるさま・かしこい・賢明である、才知のあるように見せかけるさま・こざかしい,


さがない,さがない,「さがない世間の噂にのぼる」,,「口さがない」に同じ,



【さけ】

さけくさい,酒臭い,「酒臭い息を吐きながら絡んでくる」,,人の吐く息などに酒を飲んだ人特有の匂いがあるさま,



【さし】

さしでがましい,差し出がましい,「差し出がましいことを言うようですが」,,必要以上に他人のことに関与しようとする・出過ぎた感じである,



【さた】

さだめない,定め無い,「定めない世」,,一定しない・無常である,



【さと】

さとい,聡い(敏い),「この子は聡い」「耳が聡い」「利に敏い」,,理解や判断が的確で早い・賢い、感覚が鋭い・敏感だ。「聡」は耳がよく聞こえる・賢い・判断力の優れている、「敏」は賢い・すばやい意,



【さひ】

さびしい,寂しい(淋しい),「寂しい顔つき」「懐が寂しい」「口が寂しい」「一人寂しく暮らす」「寂しい夜道」,,心が満たされず物足りない気持ち・さみしい、仲間や相手になる人がいなくて心細い、人の気配がなくてひっそりとしている・さみしい。「寂」は静か、「淋」はさみしい・さびしいの意。本来「淋しい」は「さみしい」と読む,



【さみ】

さみしい,淋しい(寂しい),「淋しい正月をしました」,,「さびしい」の音変化。「淋しい」は「さみしい」として用いる,



【さむ】

さむい,寒い,「セーターを着ないと寒い」,対語「暑い」,温度の低さを不快に感じる・そう感じるほど温度が低い,

さむい,寒い,「懐が寒い」,対語「暖かい」,金銭が不足している,

さむい,寒い,「冷酷な言葉を聞いて心が寒くなった」「心胆を寒からしめる」「報告書というにはお寒い内容だ」,,恐ろしさなどで不快に感じる、内容や中身が貧弱である・貧しい・みすぼらしい,


さむざむしい,寒寒しい,「枯野の寒寒しい眺め」「壁に絵の一つもない寒寒しい部屋」,,いかにも寒そうである、何もなくて殺風景である,



【さも】

さもしい,さもしい,「さもしい行為」「さもしい根性」,,品性が下劣なさま・心根が卑しい・意地汚い,



【さり】

さりがたい,去り難い(避り難い),「去りがたい思いに駆られる」,,離れられない・捨てきれない,


さりげない,然りげ無い,「さりげない心遣い」,,何事もないように振る舞うさま・それらしい様子を感じさせない・なにげない,



【さわ】

さわがしい,騒がしい,「教室が騒がしい」「国内が騒がしい」,,盛んに音声がしてうるさい・騒々しい・やかましい、事件などが起こって世情が落ち着かない・平静や平穏でない,







【しお】

しおからい,塩辛い,「塩辛い汁」「塩辛い声を張り上げる」,,塩気が強い・しょっぱい、声がしわがれている,


しおらしい,しおらしい,「お見合いの席でしおらしく振る舞う」「岩陰に小花がしおらしく咲く」「いつもは腕白な子がしおらしいことを言う」,,控えめで従順である・慎み深くしいじらしい、可愛らしい・可憐である、健気である・殊勝である,



【しか】

しかくい,四角い,「四角い窓」「四角い挨拶」,,四角の形をしている、堅苦しい感じがするさま,


しかたない,仕方無い,「考えても仕方ない」「仕方なく諦める」「嬉しくて仕方ない」,,仕方がない,


しかつめらしい,鹿爪らしい,「しかつめらしい顔をする」「しかつめらしい挨拶」,,まじめくさっていて堅苦しい・もっともらしい,


しがない,しがない,「しがない職業」「しがない暮らし」,,取るに足りない・つまらない、貧しい・みすぼらしい,



【しさ】

しさいない,子細無い(仔細無い),「断っても子細ないだろう」,,差し支えない・構わない,


しさいらしい,子細らしい(仔細らしい),「子細らしく顔を見合わせる」「子細らしい顔で意見する」,,何かわけがありそうである、いかにも自分はよく心得ているという様子である・もったいぶっている,



【しし】

じじむさい,爺むさい,「爺むさい身なり」「爺むさい意見」,,段伊勢の服装や顔つきや態度などが年寄りじみて見える・じじくさい,



【した】

したしい,親しい,「家族ぐるみで親しくしている」「親しい友達」「親しい縁者」「子供の頃から耳に親しいおとぎ話」,,互いに打ち解けて仲がよい・懇意だ、血筋が近い、いつも接していて馴染み深い・親しく,


したしみぶかい,親しみ深い,「親しみ深い様子で話しかける」,,親しみを強く感じるさま,


したわしい,慕わしい,「慕わしい母上の姿」,,心を惹かれ好ましく・または懐かしく思うさま,



【しち】

しちくどい,しちくどい,「しちくどい説明でうんざりする」,,たいそうくどい・やたらにくどい,


しちむずかしい,しち難しい,「しち難しい話」「しち難しい顔をする」,,ごたごたと込み入っていて難しい・非常に難しい,


しちめんどうくさい,しち面倒臭い,「しち面倒臭い手続き」,,非常に厄介だ・かなり面倒くさい,



【しつ】

しつこい,しつこい,「脂が多くてしつこい味」「しつこく追いまわす」「しつこい男」,,色や味やにおいなどが濃厚すぎて後に残る感じである・くどい、物事にこだわって煩わしい感じである・つきまとってうるさい,


しっつこい,しっつこい,「しっつこく付きまとう」,,「しつこい」の音変化,


しっとぶかい,嫉妬深い,「嫉妬深い性質」,,嫉妬心が強い・嫉妬しやすい,



【しと】

しどけない,しどけない,「しどけない寝巻姿」,,服装や髪が乱れていてだらしがない・無造作で締まりがない,



【しに】

しにくい,為難い,「当事者の前では話がしにくい」,,することが難しい・うまくすることができない・やりにくい,



【しの】

しのびない,忍びない,「捨てるには忍びない」「聞くに忍びない話」,,連語。(多く「〜に忍びない」の形で)我慢できない・たえられない,



【しひ】

じひぶかい,慈悲深い,「慈悲深い僧」,,他を慈しみあわれむ気持ちが深い・情け深い,



【しふ】

しぶい,渋い,「渋いお茶」「渋い声」「渋い色のネクタイ」「目の付け所が渋い」「渋い換えをする」「渋い客」「湿気でふすまが渋くなる」,,渋柿を食べたときなどの舌が痺れるような味である、派手でなく落ち着いた趣がある・地味であるが味わい深い、不愉快そうなまたは不満そうな様子である、金品を出すのを嫌がるようである・ケチである、動きが滑らかでない,


しぶとい,しぶとい,「しぶといやつだ、懲らしめてやる」「しぶとく粘る」「しぶとい腫れ物」,,強情で臆するところかない・困難に遭ってもへこたれず粘り強い,



【しま】

じまんたらしい,自慢たらしい,「自慢たらしい話しっぷり」,,いかにも自分を誇るようである,



【しめ】

しめっぽい,湿っぽい,「乾ききらず湿っぽい服」「湿っぽい話」,,湿気が多くじめじめしている、気分が沈んでいる・陰気臭い,



【しや】

じゃすいぶかい,邪推深い,「邪推部各詮索する」,,邪推の念が強い,


じゃまくさい,邪魔臭い,「邪魔くさいので置いてきた」,,ひどく邪魔である・邪魔になって嫌である,


しゃらくさい,洒落臭い,「素人のくせに洒落くさいことを言う」,,洒落た真似をする・小生意気だ,



【しゆ】

しゅうねんぶかい,執念深い,「執念深く付け狙う」,,執念の度が強い・しつこく思い込んで諦めが悪い,


じゅくしくさい,熟柿臭い,「熟柿臭い息を吐きかけられる」,,熟柿のようなにおいがする・酒に酔った人の息のにおいを形容する語,


じゅつない,術無い,「金策に追われ術なく家を処分する」,,施すすべがない・どうしようもなくせつない,



【しよ】

しょうことなし,しょう事無い,「誘われてしょう事なく出席する」,,なすべき手段がない・致し方ない・詮方ない,


しょうべんくさい,小便臭い,「小便臭い場末の映画館」「小便臭いたわ言を聞かされる」,,小便のにおいがする、子供っぽい・未熟である・青臭い,


しょざいない,所在無い,「所在なく週刊誌をめくる」,,することがなくて退屈だ・手持ち無沙汰だ,


じょさいない,如才無い(如在無い),「如才なく受け答えをする」,,気が利いていて抜かりがない,


しょっぱい,塩っぱい,「しょっぱい漬物」「しょっぱい親父」「しょっぱい顔をする」,,塩味が濃い・塩辛い、勘定高い・ケチである、困惑や嫌悪で顔をしかめるさま,



【しら】

しらじらしい,白白しい,「白白しい月の光」「白白しい空気が流れる」「白白しいお世辞」「白白しく嘘八百を並べ立てる」「白白しく初対面の挨拶をする」,,白く見えるさま・はっきりと見えるさま、興ざめなさま、ウソであったり本心でなかったりすることが見え透いているさま、知っていながら知らないふりをするさま,



【しり】

しりこそばゆい,尻擽い,「褒められて尻こそばゆい」,,照れくさかったりきまり悪かったりして落ち着いてすわっていられない・しりこそばい,


しりょぶかい,思慮深い,「軽薄そうに見えてなかなか思慮深い性格だ」,,物事を注意深く十分に考えるさま,



【しけ】

じれったい,焦れったい,「焦れったくてみていられない」「もたもたして焦れったいやつだ」,,物事がなかなか思うようにならないのでいらいらして気持ちが落ち着かない・歯がゆい・もどかしい,



【しろ】

しろい,白い,「ベンチを白く塗る」「白いか黒いか出るところへ出て決めよう」「白いままのカンバス」,,雪のような色をしている・白色である、潔白である・無罪である、どの色にも染めてない・何も書き込みがない,


しろうとくさい,素人臭い,「素人臭い店」,,いかにも素人らしい様子である・未熟である・すれていない,


しろっぽい,白っぽい,「白っぽい着物」「あんなモノマネはいかにも白っぽい」,,白色を帯びている・白みがかっている、素人臭い・素人っぽい,



【しん】

しんきくさい,辛気臭い,「単調で辛気くさい仕事」「辛気くさい口調で話す」,,思うようにならずいらいらするさま・気が滅入るさま,


しんどい,しんどい,「年をとると階段の昇り降りがしんどい」「近所付き合いもなかなかしんどいものだ」,,ひどく疲れを感じるさま・つらい、面倒が多いさま・骨が折れるさま,


しんぼうづよい,辛抱強い,「辛抱強く機会を待つ」,,よく辛抱するさま・我慢強い,

すい,酸い,「酒が酸くなる」,,酸味がある・すっぱい,







【すう】

ずうずうしい,図々しい,「ずうずうしく居候を決め込む」,,恥を知らない・厚かましい,



【すえ】

すえおそろしい,末恐ろしい,「末恐ろしい少年」「末恐ろしい自然破壊」,,将来どうなることかと恐ろしく思われる,


すえたのもしい,末頼もしい,「末頼もしい若人」,,,行く末が頼もしく思われる・将来が期待される,



【すか】

すがしい,清しい,「清しい顔」,,さわやかで気持ちがよい・すがすがしい,


すがすがしい,清清しい,「清清しい朝の大気」「清清しい表情」「清清しい行為」,,さわやかで気持ちがいい,



【すく】

すくない,少ない(尠い・寡い),「観客が少ない」「少ないチャンスをものにする」,対語「多い」,数量や程度などが小さい・わずかしかない。「少」はすこし・まれ・わずか、「尠」は「少ない」、「寡」は少ないこと・少ないものの意なので「少」に統一,



【すけ】

すげない,素気無い,「素気なく断られる」「素気ない返事」,,愛想がない・思いやりがない・そっけない,


すけべえったらしい,助兵衛ったらしい,「助兵衛ったらしい顔」,,いかにも助兵衛そうである・好色そうである・すけべったらしい,



【すこ】

すごい,凄い,「凄い目で睨む」「すごい人気」「すごく寒い」「すごく面白い」,,ぞっとするほど恐ろしい・非常に気味が悪い、びっくりするほど程度が甚だしい・大層なものだ、(「すごく」の形で副詞的に用いて)程度の甚だしいことを表す,



【すさ】

すさまじい,凄まじい,「凄まじい形相」「凄まじい台風の爪痕」「凄まじい反対の声」「偽物を本物と同等の値段で売りつける凄まじい商売」,,程度が甚だしいさま・恐ろしい・ものすごい・驚くほど激しい・あきれるほどひどい,



【すす】

すずしい,涼しい,「涼しい木陰」「めっきり涼しくなった」「目元が涼しい」「言葉涼しく述べる」,,温度や湿度が程よくて気持ちがいい・さわやかだ、少し冷たくてひやりとする、清らかですがすがしい、清清しいくきっぱりしている、平然としている,



【すつ】

すっぱい,酸っぱい,「酸っぱい夏みかん」「口を酸っぱくして言う」,,酸味がある・口をつぼめたくなるような味だ・すい,



【すは】

すばしこい,すばしこい,「すばしこく逃げ回る」,,動作がきびきびしている・すばしっこい,


すばしっこい,すばしっこい,「小柄ですばしっこい選手」,,「すばしこい」の音変化,


すばやい,素早い,「動作が素早い」「素早く処理する」「状況を素早く悟る」「素早い判断」,,行動が非常に早い・敏速である、頭の回転が非常に早い,


すばらしい,素晴らしい,「頂上からの夜景は素晴らしい」「素晴らしい演奏」「この柿は素晴らしく甘い」「素晴らしく面白い本」,,群を抜いて優れている・たいへん見事である・このうえなく好ましい、驚くほど程度が甚だしい・ものすごい,



【すふ】

ずぶとい,図太い,「図太い神経」「もっと図太くなれ」,大胆でちょっとやそっとではびくともしない・非常に図々しい・のぶとい,



【すへ】

すべっこい,滑っこい,「赤ん坊の滑っこい肌」,,非常になめらかな感じである・すべすべしている,



【する】

ずるい,狡い,「ずるいやり方」「ずるく立ち回る」,,自分の胃液を得るために要領よく振る舞うさま・そういう性質であるさま・悪賢い。「こすい」と同字,


ずるがしこい,狡賢い,「ずる賢いやり方」,,悪知恵が働く・狡猾である・悪賢い,


するどい,鋭い,「鋭い牙」「鋭いナイフ」「嗅覚が鋭い」「鋭い洞察力」「勘が鋭い」「目のつけどころが鋭い」「鋭いパンチをかます」「鋭い攻撃」「語調が鋭い」「鋭い目つきだ」「鋭い批判」「鋭い叫び声をあげる」「鋭い痛みば走る」「鋭い光が目を射る」,対語「鈍い」,者の先が細くてとがっている・刃物の切れ味がよい、感覚が鋭敏である・反応が速い・判断力が優れている、物に向かっていく勢いが激しくて強い・勢いが激しくて人の心を突き刺すようである・厳しい・人の感覚を刺激する力が強い,







【せこ】

せこい,せこい,「せこい手を使う」,,ケチくさい・ずるい・料簡がみみっちい,



【せせ】

せせこましい,せせこましい,「せせこましい家並み」「せせこましい料簡」,,狭くて窮屈な感じがするさま・狭苦しい、考え方や性質などがこせこせして心にゆとりがないさま,



【せち】

せちがらい,世知辛い,「世知辛い世の中」「世知辛い商法」,,世渡りが難しい・暮らしにくい、金銭に細かくてケチだ・抜け目がない,



【せつ】

せつない,切ない,「切ない思い」,,悲しさや恋しさで胸が締めつけられるようである・やりきれない・やるせない,



【せひ】

ぜひない,是非無い,「是非なく中断する」,頭皮や善悪の判断にかかわらない・仕方がない・やむをえない,



【せま】

せまい,狭い,「視界が狭い」「狭い部屋」「狭い道」「入口が狭い」「交際が狭い」「知識が狭い」「視野が狭い」「心が狭い」,対語「ひろい」,面積が小さい・空間に余裕がない、間隔に余裕がない、・幅が小さい、範囲が限られている・広がりが少ない、ものの見方や考え方が偏りがあって融通が利かない・度量が小さい,


せまくるしい,狭苦しい,「狭苦しい部屋」,,周囲の空間に余裕がなくて窮屈な感じがするさま,



【せわ】

せわしい,忙しい,「忙しい日々を送る」「忙しく立ち去る」「忙しく息をつく」,,用事が多くて暇がない・いそがしくて休む間もない、気が急いて落ち着かない・せかせかしている、速い調子で続くさま・絶え間がない。せわしない。「いそがしい」と同字,


せわしない,忙しない,「年末は何かと忙しない」「せわしなく席を立つ」「人の出入りが忙しない」,,「せわしい」に同じ,



【せん】

せんかたない,為ん方無い(詮方無い),「せんかたなく諦める」「悔やんでもせんかたないことだ」,,なすべき方法が見つからない・どうしようもない。「詮」は当て字,


せんすべなし,為ん術無い(詮術無い),「ここまでこじれては今やせんすべない」,,なすべき方法がない・しかたがない・せんかたない。「詮」は当て字,


せんない,詮無い,「せんないことと諦める」「そのまませんなく引き返す」,,何をしても報いられない・甲斐がない,







【そう】

ぞうさない,造作無い,「造作なく仕上げる」,,手間がかからない・簡単である・手軽である,


そうぞうしい,騒騒しい,「室内が騒騒しい」「世間が騒騒しくなる」,,物音や人声が多くてうるさい・騒がしい、大きな事件が続いて起こるなどして落ち着かない・不穏である,



【そく】

ぞくっぽい,俗っぽい,「俗っぽい趣味」,,いかにもありふれていて品位に欠ける・通俗的だ,



【そこ】

そこがたい,底堅い,「底堅い動き」,,下げていた相場がもっと下がりそうでいて下がらない,


そこきみわるい,底気味悪い,「底気味悪い薄笑い」,,なんだかはっきりしないがひどく気味が悪い,


そこしれない,底知れない,「底知れない力を発揮する」,,連語。限度がわからない・無限の,


そこはかとない,そこはかとない,「そこはかとなく漂う香り」,,何となくあることが感じられるさま・どこがどうということでない,



【そそ】

そそかしい,そそかしい,「そそかしい人」,,「そそっかしい」に同じ,


そそっかしい,そそっかしい,「そそっかしくて始終忘れ物をしている」,,態度や行動に落ち着きがない慌て者である・不注意でとかく失敗をしがちである・軽はずみである,



【そつ】

そっけない,素っ気無い,「素っ気なく答える」「素っ気ない態度」,,他人に対する思いやりや温もりが感じられない・すげない,



【そら】

そらおそろしい,空恐ろしい,「近年の科学の発達ぶりには空恐ろしくさえなる」,,将来どうなるかと言いようのない不安を感じて怖い,


そらぞらしい,空空しい,「空空しい褒め言葉」,,言動に誠意や真実味のないことが見え透いているさま,



【そろ】

そろばんだかい,算盤高い,「算盤高い商人」,,損得の勘定に細かい・打算的である・勘定高い,



【そん】

ぞんじがけない,存じ掛け無い,「まったく存じがけないことでございまして」,,「思いがけない」の意の謙譲,



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