第33話 形容詞(か行)

よみ,漢字,用例,対語,補記,


【かい】

かいがいしい,甲斐甲斐しい,「甲斐甲斐しく立ち働く」「甲斐甲斐しいエプロン姿」「甲斐甲斐しく看病する」,,手際よくきびきびと、骨身を惜しまず健気な,


かいない,甲斐無い,「後悔しても甲斐無いことだ」「生きていても甲斐無い命だ」,,効果が現れない・どうすることもできない、,値打ちがない・取るに足らない,



【かか】

かがやかしい,輝かしい(耀かしい・赫かしい),「輝かしい将来」「輝かしい業績をあげる」,,「輝・耀」は照り光る、「赫く」は明らか・顕れる意,



【かき】

かぎりない,限り無い,「限りなく広がる青空」「限りない愛情」「限りない名誉」,,果てしがない・際限がない・きりがない、この上ない・最上である,



【かく】

かぐろい,か黒い,「帽子からか黒い髪がのぞく」,,黒黒としている,


かぐわしい,芳しい(香しい・馨しい),「芳しい梅の香り」,,よい匂いがする。他に「芳」は評判が良い・名声が高い、「馨」はよい影響やよい評判が広まる意。「かんばしい」と同字,



【かさ】

かさだかい,嵩高い,「嵩高い荷物」「嵩高い物言いをする」,,量が大きい、人を見下して横柄な態度である・高圧的である,



【かし】

かしこい,,賢い,「賢くて聞き分けのいい子ども」「あまり賢いやり方とはいえない」「もっと賢く立ちまわれよ」,,頭の働きが鋭く知性に優れている・利口だ・賢明だ、抜け目がない・要領がいい,


かしましい,姦しい(囂しい・喧しい),「女三人寄れば姦しい」,,ガヤガヤしていて大いに耳障りである。「囂」は「かまびすしい」と同字、「喧」は「かまびすしい・やかましい」と同字,



【かた】

かたい,固い,「帯を固く結ぶ」「固い握手を交わす」「固く禁ずる」「身持ちが固い」「頭が固い」「固い話はここまでにしよう」「固く乾いた音」「表情を固くして事態の推移を見守る」「固くて噛めない肉」,対語「柔らかい」,力を加えてもなかなか形が変わらない、意志などが揺るがない・融通が利かない、厳しい・厳重。最も汎用,

かたい,硬い,「硬い殻を割る」「体が硬い」「文章がまだ硬い」「デッサンの線が硬い」,対語「軟らかい」,力を加えてもまったく形が変わらない、こわばっている・張りつめている。物の性質として,

かたい,堅い(固い),「堅く扉を閉ざす」「堅い信念」「堅い約束」「守りが堅い」「口が堅い」「堅い商売」「当選は堅い」「予算を堅く見積もる」「堅くて信用のおける人」「堅い本」「そう堅いことをいうな」,対語「もろい」,しっかりしている、強い、浮ついていない・確実。対語として「やわらかい」をとらないもの全般,

かたい,難い,「守るに易く、攻めるに難い城」「想像に難くない」「言うは易く行うは難し」,対語「やすい」,することが難しい・なかなかできない,


がたい,難い,「得がたい」「信じがたい」「いわく言いがたい」,対語「やすい」,補助形容詞,


かたくるしい,堅苦しい,「堅苦しい挨拶は抜きにする」「堅苦しい本」,,気楽なところがなくて窮屈,


かたじけない,忝い(辱い),「かたじけないお言葉」「ご好意のほどまことにかたじけなく存じます」,,もったいない・畏れ多い、感謝の念でいっぱいである・ありがたい。「辱」には畏れ多い意がない,


かたはらいたい,片腹痛い,「見え透いたウソで片腹痛い」,,他人が実力以上のことを行っているのが滑稽で苦々しく感じるさま・笑止千万だ,



【かつ】

かっこいい,かっこ好い,「彼の髪型はかっこいい」「かっこいい生き方」,対語「かっこわるい」,見栄えがしたり態度や行動がさわやかだったりして心ひかれるという気持ちで使う語・すばらしい,


かっこわるい,かっこ悪い,「制服はかっこ悪い」,対語「かっこいい」,物事に気のきいた感じがなくて自分の好みにぴったりしないという気持ちで使う語,


かったるい,かったるい,「かったるくて動くのが億劫だ」「経験豊富な人にはかったるい仕事だろう」,,疲れて体や気分が重く感じられる・だるい、気分が乗らないまた物足りない・もどかしい,


かってがましい,勝手がましい,「勝手がましい話で恐縮ですが」,,身勝手な感じ、自己本位であるさま,



【かと】

かどかどしい,角々しい,「物のい言い方に角々しいところがある」,,言動や性格が角立って穏やかでないさま,



【かな】

かなわない,敵わない,「こう急かされてはかなわない」「暑くてかなわない」「退屈でかなわない」,,我慢ができない・やりきれない・たまらない,


かなくさい,金臭い,「金臭い水」,,鉄分のにおいや味がする,


かなしい,悲しい「友が死んで悲しい」「悲しい知らせ」,対語「うれしい・よろこばしい」,心が痛んで泣けれてくるよう気持ち・嘆いても嘆ききれぬ思いだ,

かなしい,哀しい,「悲しいメロディー」,対語「たのしい」,心が痛ましい,



【かひ】

かびくさい,黴臭い,「カビ臭い穴倉」「カビ臭い学説を持ち出す」,,カビの臭いがする、時代遅れ・古臭い,



【かほ】

かぼそい,か細い,「か細い声」「か細い腕」,,いかにも細くて弱々しい,



【かま】

がましい,がましい,「押し付けがましい」「晴れがましい」「催促がましい」,補助形容詞。のようすである・のきらいがある・の傾向がある,


かまびすしい,喧しい(囂しい),「喧しい蝉の鳴き声」「世間の声があれこれと喧しい」,,やかましい・かしましい。「喧」は「かしましい・やかましい」と同字、「囂」は「かしましい」と同字,



【かめ】

がめつい,がめつい,「がめつく金を貯める」,,ケチでがっちりしている・利益を得ることに積極的で抜け目がない,



【かも】

かもしれない,かも知れない,「あの建物は学校かもしれない」「髪の言うとおりなのかもしれない」,,連語。断定はできないが可能性がある,



【かゆ】

かゆい,痒い,「背中が痒い」,,皮膚がむずむずしてかきたい感じがするさま・かいい,



【かよ】

かよわい,か弱い,「か弱い子ども」,,いかにも弱いようすである,



【から】

からい,辛い,「インド風の辛い料理」「辛い目を見る」,,舌や喉を強く刺激するような味である、つらい・苦しい。「つらい」と同字,

からい,辛い,「ワインは辛いほうが好みだ」「辛い採点」,対語「あまい」,甘みが少なくてさっぱりとしている、評価の基準などが厳しい。「つらい」と同字,

からい,鹹い(辛い),「鹹い煮付け」,対語「あまい」,塩気が多い・しょっぱい。「辛い」は「つらい」と同字,



【かる】

かるい,軽い,「荷物が軽い」「空気より軽い気体」「ドアを軽くノックする」「軽い身のこなし」「心が軽くなった」「足取りが軽い」「罪が軽い」「軽い病」「軽い冗談」「責任が軽い」「相手を軽く見る」「事態を軽く考える」,対語「重い」,目方が少ない・抵抗が小さい、動きに力がかかっていない、伸び伸びとしている、たいした程度ではない・重要でない・重大でない,

かるい,軽い,「口の軽い男」「尻が軽い」「軽い食事」「軽い運動」「軽く一杯やろう」「軽いタバコ」「軽いタッチの随筆」「軽い音楽」「こんな問題なんで軽いもんさ」「大台を軽く突破する」,,浮ついている・軽率・軽薄、本格的でない・大げさでない、刺激が少なくあっさりとしている、簡単にできる・容易である,


かるがるしい,軽軽しい,「軽軽しく口外するな」,対語「おもおもしい」,よく考えずに物事をするさま・率である,



【かわ】

かわいい,可愛い,「かわいい孫立ち」「出来の悪い子ほどかわいい」「えくぼがかわいい」「かわいい声」「腰を掛けたら壊れてしまいそうなかわいい椅子」「生意気だがかわいいところがある」,,小さい弱いもののなどに心惹かれる気持ちを抱く・物が小さく出来ていて愛らしく見えるさま,


かわいらしい,可愛らしい,「かわいらしい口元」「指先ほどのかわいらしい魚」,,子どもらしい無邪気さや見た目の好ましさで人を微笑ませるようなさま、小さくて愛らしい,



【かん】

かんがえぶかい,考え深い,「考え深い目つき」,,深く考えを巡らすさま・思慮深い,


かんじやすい,感じ易い,「感じやすい年頃」 ,,ちょっとしたことにも心が動かされる、敏感に反応するさま,


かんじょうだかい,勘定高い,「勘定高くて金に汚いやつだ」,,金銭の計算が細かくて損得に敏感である・打算的だ,


がんぜない,頑是無い,「頑是ない子どもでもこのくらいのことはわかる」」「まだ頑是ない顔をしている」,,幼くて物の道理がよくわからない、あどけない・無邪気なさま,


かんだかい,甲高い(疳高い),「甲高い声で叫ぶ」,,「甲」は声の調子が高い、「疳」は激しやすく怒りっぽい意,


かんばしい,芳しい(香しい・馨しい),「芳しい花の香り」「成績が芳しくない」,,においがよい・こうばしい、好ましいもの・立派なものと認められるさま。「かぐわしい」と同字で音変化,







【きい】

きいろい,黄色い,「黄色い花」,,黄色である・黄色をしている,



【きか】

きがるい,気軽い,「誰とでも気軽く付き合う」,,気軽であるさま・こだわりがなくあっさりしている,



【きき】

ききぐるしい,聞き苦しい,「聞き苦しい言い訳ばかりをする」「雑音が入って聞き苦しい」,,聞いていて不愉快・聞くに堪えない、聞き取りにくい・聞きづらい,


ききづらい,聞き辛い,「雑音が入って聞きづらい放送」「人前では聞きづらい」「聞きづらい個人攻撃」,,聞きにくい。音声がよく聞き取れない・聞き取りにくい、質問するのがためらわれる、聞くに堪えない・聞き苦しい,


ききにくい,聞き難い,「聞きづらい電話の声」「ここでは話が聞きづらい」「聞きづらいことをあえて聞く」「良識派には聞きにくい話かもしれない」,,聞き取るのが困難・聞き取りにくい・聞きづらい、質問などをするのがためらわれる、聞くに堪えない・聞き苦しい,


ききよい,聞き良い,「聞き良い音量」「このような陰口は聞き良いものではない」,,耳に快く響く・聞いて気持ちが良い,



【きこ】

ぎこちない,ぎこちない,「ぎこちない運転」「ぎこちなく挨拶する」,,動作や話し方などが滑らかでない,



【きさ】

きざったらしい,気障ったらしい,「キザったらしいことを言う」,,いかにもキザな感じである,


きざっぽい,気障っぽい,「キザっぽいセリフ」,,いかにもキザな感じがする,



【きせ】

きぜわしい,気忙しい,「気忙しい年の瀬」「気忙しく荷物をまとめる」「相変わらず気忙しい男だ」,,気持ちが急かされて落ち着いていられない、落ち着きがなくせっかちである。「きぜわしない」に同じ,


きぜわしない,気忙しない,「気忙しなく動き回る」「気忙しくない性分」,,「きぜわしい」に同じ,



【きそ】

きそくただしい,規則正しい,「規則正しい生活」「規則正しく並べる」,,一定の決まりに従って物事がきちんと行なわれるさま,



【きた】

きたない,汚い(穢い),「床が汚い」「汚い手で触るな」「汚くしていますがお上がりください」「字が汚い」「汚い言葉遣い」「汚い根性」「汚い手を使う」「意地が汚い」「金に汚い男」,,よごれていて不潔である、秩序や調和がとれてなく不快な感じを与える・下品である・考え方や態度が卑しい・卑劣である、欲が深い・ケチである。「汚」は不潔・恥ずかしい・ふしだら、「穢」はけがらわしい意。常用なので「汚」で統一,


きたならしい,汚らしい(穢らしい),「シミだらけの汚らし壁」,,いかにも汚くみえる・いかにも汚い感じである。「汚」は不潔・恥ずかしい・ふしだら、「穢」はけがらわしい意。常用なので「汚」で統一,



【きつ】

きつい,きつい,「きつい勾配」「日差しがきつい」「きついにおい」「きつい酒」「洗濯物をきつく絞る」「目をきつく閉じる」「帯がきつい」「去年の服がきつくなった」「きつい掟」「きつく戒める」「仕事がきつい」「体がきつい」「きついところのある子」「目つきがきつい」,,程度が甚だしい、花や舌などへの刺激が強い、力の入れ方や加わり方が強い、ゆとりがなく窮屈、規律や要求などが厳しい、事柄をこなしたりそれに絶えたりするのが容易でない、気性が激しい・気が強い,


きづかわしい,気遣わしい,「病人の容態が気遣わしい」,,成り行きなどが気にかかる・心配である・気がかりだ,


きづよい,気強い,「両親が健在なので気強い」「気強い性格」,,頼りになって安心である・心強い、気が強い・強気である・気丈である,



【きな】

きながい,気長い,「気長く機会を待つ」,,気が長い,


きなくさい,きな臭い,「きな臭いと思ったら座布団が焦げていた」「きな臭い国境地帯」「きな臭い感じのする話」,,紙や布などの焦げるにおいがある・こげくさい、戦争や動乱などの起こりそうな気配がする、なんとなく怪しい・うさんくさい,



【きは】

きはずかしい,気恥ずかしい,「面と向かっていうのも気恥ずかしい」,,なんとなく恥ずかしい・きまりが悪い,


きばやい,気早い,「短気で気早い江戸っ子」,,気が早い・せっかちである,



【きひ】

きびしい,厳しい(酷しい),「厳しい躾を受ける」「厳しく取り締まる」「生活が厳しい」「前途は厳しい」「厳しい山容」「寒さが厳しくなる」「残暑厳しい折から」「厳しい国際情勢」「表情を厳しくして会見する」,,厳格で少しの緩みもない・厳重である、いいかげんな対処がゆるされない・困難が多くて大変な、自然現象などの程度が著しい、物事の状態が緊張や緊迫しているさま。「厳」は激しい・ひどい、「酷」はひどい・残忍である・無慈悲である・甚だしい意,



【きま】

きまずい,気まずい,「友人との間が気まずくなる」,,互いの気持ちがしっくりと合わず不快なさま・打ち解けず気詰まりなさま,


きまりわるい,決まり悪い,「顔を合わせるのが決まり悪い」,,体裁が悪く恥ずかしい・気恥ずかしい・決まりが悪い,



【きみ】

きみよい,気味好い,「気味好い奴」,対語「きみわるい」,気持ちがいい・愉快である,


きみわるい,気味悪い,「気味悪くて触れない」「幽霊でも出そうな気味悪い家」,対語「きみよい」,なんとなく不安で恐ろしい・なんとなく気持ちが悪い・不気味である,



【きむ】

きむずかしい,気難しい,「愛想がよさそうに見えて結構気難しいところがある」「そう気難しい顔をするなよ」,,我が強かったり神経質であったりして扱いにくい・機嫌が取りにくい、不機嫌である・機嫌が悪い,



【きや】

きやすい,気安い,「気安く頼める」,,遠慮がいらない・気楽である・心安い,



【きよ】

きよい,清い(浄い),「谷側の清い流れ」「月が清く澄み渡る」「清い関係」「清き一票」「清く別れる」,,汚れや濁りや曇りなどがなく美しい、心に不順なところがない・清廉潔白、態度がきっぱりとしていて潔い・思いきりがよい。「清」は「浄」を内包しているので「清」で統一,


ぎょうぎただしい,行儀正しい,「行儀正しく座る」,,行儀をよく守っているさま・行儀がよい,


ぎょうぎょうしい,仰仰しい,「仰仰しく飾りたてる」「仰仰しい挨拶」,,大袈裟である,


きょうみぶかい,興味深い,「事件の興味深い展開」,,おもしろくて気持ちがひきつけられるさま・非常に興味があるさま,


ぎょしやすい,御し易い,「御しやすい相手」,,自分の思うように扱いやすい,


きよわい,気弱い,「気弱い笑みを浮かべる」,,気が弱い・意気地がない,



【きら】

きらい,嫌い,「嫌いな食べ物」「運動が嫌いな人」,対語「すき」,嫌うさま,

きらい,嫌い,「独断のきらいがある」「考えすぎるきらいがある」「男女の嫌いなく入学を許可する」,,(「きらいがある」の形で)好ましくない傾向・懸念、(「きらいなく」の形で)差別・区別,



【きり】

ぎりがたい,義理堅い,「義理堅い昔気質の人」,,対人関係の義理を大切にして疎かにしない,



【きわ】

きわどい,際疾い,「際どいところで助かる」「質問を際どく交わす」「キワドい話」,,悪い事態になりそうなすれすれの状態、もう少しで卑猥になりかねない,


きわまりない,極まり無い,「不衛生なこと極まりない」「功名極まりない手口」,,この上なく甚だしい,







【くい】

くいたりない,食い足りない,「論述が甘くて食い足りない」,,連語。食べ物が不十分で食欲が満たされない、物事が十分でなく満足できない,



【くさ】

くさい,臭い,「ゴミ捨て場が臭くにおう」「息が臭い」「あの素振りはどうも臭い」「臭い仲」「臭いセリフ」,,不快な嫌なにおいがする、疑わしい・怪しい、演劇などで台詞の言い方や動作が大げさすぎてわざとらしい,

くさい,臭い,「汗臭い」「焦げ臭い」「年寄りくさい」「インテリ臭い」「ケチくさい」「照れくさい」,,補助形容詞。〜のようなにおいがする、〜のようなようすである、上に来る語の意味を強める,


くさぶかい,草深い,「草深い山道」「草深い山里」,,草が生い茂っているさま、いかにも田舎めいている・ひなびている,



【くす】

くすぐったい,擽ったい,「背中がくすぐったい」「そんなに褒められるとくすぐったい」,,くすぐられるなど皮膚が刺激を受けてムズムズした感じがするさま、なんとなく恥ずかしいような気持ちがするさま・決まりが悪い,



【くた】

くだくだしい,くだくだしい,「くだくだしい説明」,,同じことを何度も繰り返したり長ったらしいさま,


くだらない,下らない,「くだらない話」「くだらない間違い」「くだらない連中と付き合う」,,連語。真面目に取り合うだけの価値がない、程度が低くてバカらしい、くだらぬ・くだらん,


くだらぬ,下らぬ,「くだらぬ冗談を言う」,,連語。「くだらない」に同じ,


くだらん,下らん,「くだらん話はよせ」,,連語。「くだらぬ」の音変化,



【くち】

くちうるさい,口煩い,「口うるさく注意する」,,細かいことまでいちいち小言や文句を言うさま・口やかましい,


くちおしい,口惜しい,「こんな結果になるなんて口惜しいことだ」,,思うようにいかなかったり大切なものを失ったりして残念に思う・忌々しく思うさま、くやしい,


くちおもい,口重い,「口重く沈黙する」,対語「くちがるい」,ゆっくりと話す・軽々しくものをいわないさま,


くちがたい,口堅い,「口堅い男で信用できる」「あの口堅い人が言うことだから任せよう」,,秘密などを軽々しく他言しない・口が堅い、言うことが確かである,


くちがるい,口軽い,「口軽い性格」,対語「くちおもい」,秘密などをすぐ人に漏らすさま,


くちぎたない,口汚い(口穢い),「人を口汚く罵る」「口汚く料理に手を伸ばす」,,聞く人が不快に感じるほど言葉遣いが下品で乱暴であるさま、食い意地が張って食べ物に卑しいさま,


くちさがない,口さがない,「口さがない世間の人々」,,他人の噂や批評を無責任や無遠慮にするさま,


くちさびしい,口寂しい,,,「くちざみしい」に同じ,


くちざみしい,口寂しい,「口寂しくてタバコを吸う」「一人前ではちょっと口寂しい」,,何か口に入れるものが欲しい感じ、食べるものが少なくて物足りない,


ぐちっぽい,愚痴っぽい,「年をとるとグチっぽくなる」,,愚痴を言いがちであるさま,


くちはばったい,口幅ったい,「口幅ったいことを言うようですが」,,言うことが身の程を知らず生意気である,


くちやかましい,口喧しい,「口やかましく指示する」「口喧しい子どもたち」,,細かいところまでいちいち小言や文句を言うさま・くちうるさい、しきりにしゃべってうるさい,



【くつ】

くったくない,屈託無い,「若く屈託ない笑顔」,,心配事がなくさっぱりしている,



【くと】

くどい,くどい,「表現がくどい」「くどい質問」「色がくどい」,,同じようなことを繰り返して言ったり長々と続けたりしてうんざりさせる・しつこくてうるさい、味付けや配色などがしつこい,


くどくどしい,くどくどしい,「くどくどしい言い方」,,話などが不必要なことがが多くてくどい・くだくだしい,



【くみ】

くみしやすい,与し易い,「与しやすい相手」,,相手として扱いやすい・相手として恐れるに足りない,



【くや】

くやしい,,悔しい(口惜しい),「負けて悔しい思いをする」「悔しかったら見返してやれ」,,物事が思うとおりにならなかったり辱めを受けたりして諦めがつかず腹立たしい気持ちだ・残念でたまらない。本来は「悔いる」の形容詞化で後悔の意があり、腹立たしい意は「口惜しい」を用いたがのちに使い分けはなくなった,



【くら】

くらい,暗い(昏い・冥い・闇い),「辺りが暗い」「暗い夜道」「暗い緑色」「暗い気分」「暗い世相」「表情が暗い」「見通しが暗い」「地理に暗い」「事情に暗い」,対語「あかるい」,光が弱い・光が少なくてものがよく見えない、色彩が黒みがかった感じである・くすんでいる、気持ちが晴れ晴れせず沈み込んでいる・人にそのような印象を与えるさま、そのことについて希望が持てない・期待できない、その方面や分野のこに知識が乏しい・不案内である。「暗」は日の光がない・明らかでない・知恵がない・愚か・黒い・黒ずんだ、「昏」は日が暮れて暗い・道理に暗い・愚か、「冥」は光がなくて暗い・道理に暗い・愚か、「闇」は明らかでない・光がない・愚か・隠れて現れない・人目につかない意,

くらい,暗い,「暗い過去を持つ」,,不幸な感じである・人に触れられたくない事情がある,



【くる】

くるおしい,狂おしい,「狂おしいまでのあこがれ」,,今にも気が狂いそうに心が乱れている,


くるしい,苦しい,「激しい咳込みで息が苦しい」「満員の乗客に押されて胸が苦しい」「苦しい胸の内」「苦しい試練に耐える」「苦しい家計」「ずいぶん苦しい言い訳だ」,,痛みや圧迫感で肉体的に我慢ができない、悩みや切なさや悲しさや後悔などで胸が痛んでつらい、物や金銭のやりくりが思うようにいかない、無理を承知であることをするさま・こじつけるさま,


ぐるしい,苦しい,「見苦しい振る舞い」「聞き苦しい話」,,補助形容詞。快くない・しにくいなどの意,


くるわしい,狂わしい,「狂わしく泣き叫ぶ声」,,いかにも気が違ったようにみえる・くるおしい,



【くれ】

くれやすい,暮れ易い,「暮れやすい冬の一日」,,日暮れになるのが早い・日が短い,



【くろ】

くろい,黒い,「黒い色の服」「日に焼けて黒い顔」「冬の黒い海」「黒く手垢のついた辞書」「黒い噂が絶えない人」「腹の黒い男」「黒い死の影」,,墨のような色をしている、黒みがかっている・黒に近い色である、汚れて黒ずんでいる・汚い、犯罪や不正の疑いが強い、心がよこしまである・邪悪である、不吉である,


くろっぽい,黒っぽい,「黒っぽい服」,,黒みを帯びている,



【くわ】

くわしい,詳しい(委しい・精しい),「詳しい地図」「事情を詳しく説明する」「魚には特に詳しい人」「事情を詳しく知っている男」,,対語「うとい」,細部までよく知っている・精通している。「詳」はつまびらか・明らかにする、「委」はつぶさに・事細か、「精」は細かい・つまびらかの意で大差なので「詳」に統一,

くわしい,詳しい(委しい・精しい),「詳しい地図」「事情を詳しく説明する」,,細かいところまで注意や調査などがよく行き渡っている・詳細である,







【けい】

けいさんだかい,計算高い,「計算高く万事に抜け目のない人」,,金銭の計算に細かくケチである・利害損得に敏感である・勘定高い,



【けか】

けがらわしい,汚らわしい(穢らわしい),「汚らわしい金」「そんな話は耳にするのも汚らわしい」,,けがれている・きたならしい・自分まで汚れそうで不快な感じがする。「汚」はきたならしい・不潔・恥ずかしい・ふしだら、「穢」はよごれているの意,



【けた】

けだかい,気高い,「気高い雰囲気」「高い心」,,すぐれて上品に見える・気品がある,


けたたましい,けたたましい,「けたたましいサイレンの音」「けたたましい叫び声」,,突然人を驚かすような高い音声がするさま,


けだるい,気怠い,「体が気だるい」,,なんとなくだるい,



【けち】

けちくさい,けち臭い,「少しの出費も惜しんで義理まで欠くとはケチ臭い奴だ」「考えがケチ臭い」「ケチ臭い家」,,いかにもケチである・しみったれだ、心が狭くこせこせしている、物が粗末で値打ちがない・みすぼらしい,



【けは】

けばけばしい,けばけばしい,「けばけばしく化粧した服装」,,品がなく派手なさま・とくに色彩などがどぎつくて派手なさま,



【けふ】

けぶい,煙い,「生木がいぶって煙い」,,「けむい」に同じ,


けぶかい,毛深い,「毛深い腕」,,体毛が密に生えている・毛が濃い,


けぶたい,煙たい,「焚き火が煙たい」,,「けむたい」に同じ,



【けむ】

けむい,煙い,「タバコが煙い」,,煙の為息苦しく感じたり目が痛かったりするさま・けむたい・けぶい,


けむたい,煙たい,「煙たくて涙が出る」「煙たい相手」,,煙のために息苦しい・目を開けていられない・けむい・けぶたい・けむったい、窮屈に感じられ親しみが持てない・けぶたい・けむったい,


けむったい,煙ったい,「煙草の煙が煙ったい」,,「けむたい」に同じ,



【けわ】

けわしい,険しい(嶮しい),「険しい山道」「再建への道は険しい」「険しい声」「険しい目つき」,,傾斜が急で登るのに困難である、困難や危険が予想される、怒りや緊張のため言葉や表情などがとげとげしい。「険」は傾斜が急で高い・危険の多い地形・土地が平らでない、「嶮しい」は高くけわしい意なので「険」に統一,



【けん】

けんかばやい,喧嘩早い,「短期で喧嘩早い男」,,些細なきっかけですぐ喧嘩を始めるさま・けんかっぱやい,







【こい】

こい,濃い,「墨が濃い」「濃い藍染め」「塩味が濃い」「百合の濃い香り」,対語「うすい・あわい」,色合いやにおいや味などが強い,

こい,濃い,「濃く淹れたコーヒー」「霧が濃い」「濃い眉」「化粧が濃い」「並木が濃い影を落とす」「敗色が濃い」「犯人である疑いが濃い」,対語「うすい」,割合や密度や度合いや可能性が高い,

こい,濃い,「血のつながりが濃い」,,関係が親密である,

こい,こい,「油っぽい」「粘っこい」「しつこい」「しつっこい」「丸っこい」,,補助形容詞。その成分や要素が強く感じられる・その程度や状態が甚だしいなどの意を表す,


こいしい,恋しい,「恋しい人」「コタツの恋しい季節」,,離れている人や場所や事物などに強く心をひかれるさま,



【こう】

こうごうしい,神々しい,「富士の神々しい姿」,,気高くて厳かである・神聖で尊い,


こうばしい,香ばしい(芳ばしい),「香ばしいほうじ茶の香り」,,よい香りがする・多く食べ物を煎ったり焼いたりしたときの好ましい香りにいう。「かぐわしい」の音変化。「香」はよいにおいがする、「芳」は心地よい焦げたようなにおいがする意,


こうるさい,小煩い,「小煩く小言を言う」,,何かにつけうるさい・いちいち口出ししたり付きまとったりしてわずらわしい,



【こき】

こぎたない,小汚い,「小汚い格好」「小汚いやり方」,対語「こぎれい」,どことなくきたない・うすよごれている,


こきみよい,小気味好い,「小気味よくストライクが決まる」「競争相手を小気味よくやっつける」,対語「こきみわるい」,行動ややり方などが鮮やかで気持ちがよい,


こきみわるい,小気味悪い,「小気味悪い猫鳴き声」,対語「こきみよい」,薄気味悪い,



【こく】

こぐらい,小暗い,「小暗い路地」,,どことなく暗い・薄暗い,

こぐらい,木暗い,「木暗い山中の道」,,木が茂ってその下が暗い,



【こけ】

こげくさい,焦げ臭い,「鍋が焦げ臭い」,,物が焦げたようなにおいがする,



【ここ】

ここちよい,心地好い,「心地よい朝の空気」,対語「ここちわるい」,気持ちがよい・気分が爽やかである・快い,


こころぐるしい,心苦しい,「彼の苦労を思うと私も心苦しい」「こんなに親切にしていただいては心苦しい」,,心に痛みを感じるさま・つらく切ない、申し訳なく思うさま・気がとがめる,


こころぜわしい,心忙しい,「年の瀬は何かと心忙しい」,,気が急いて落ち着かないさま・気忙しい,


こころづよい,心強い,「君が味方になってくれれば何より心強い」,対語「こころぼそい・こころよわい」,頼りになるものがあって安心できる・心丈夫だ・気強い,


こころない,心無い,「心ない観光客が残したゴミ」「病人にとっては心ない言葉だ」,対語「こころある」,思慮がない・無分別である、他人に対して思いやりがない・情がない,


こころにくい,心憎い,「心憎い演出」「心憎いまで落ち着き払う」「心憎い庭の佇まい」,,憎らしく思われるほど言動などがすぐれているさま、はっきりしないものに心がそそられるさま・とくに上品な深みを感じ心惹かれるさま・おくゆかしい,

こころぼそい,心細い,「一人だけで行くのは心細い」「蓄えが心細い」,対語「こころづよい」,頼るものがなく不安である,


こころもとない,心許無い,「子どもたちだけでは心許ない」「古い木橋で心許ない」,,頼りなく不安で心が落ち着かないさま・気がかりだ,


こころやすい,心安い,「心安い間柄」「お心安うお休みください」「心安く承知する」,,親しみやすく気がおけない・遠慮がない・気心がわかっている、気がかりなことがない・安心である、たやすい・簡単である,


こころよい,快い,「快い海風」「快い音色」「快く承知する」「このところ熱も下がってだいぶ快い」,,気持ちよく感じられる・さわやかだ、感じが良い・好ましい・気さくである、病気のつらさがなくなる・気分がよくなる,


こころよわい,心弱い,「父に死なれてから母はすっかり心弱くなった」,対語「こころづよい」,気が弱い・意気地がない,



【こさ】

こざかしい,小賢しい,「小賢しい口を利くな」「小賢しく立ち回る」,,利口ぶっていて差し出がましい・生意気である、何かにつけて要領よく振る舞っている・悪賢くて抜け目がない,



【こす】

こすい,狡い,「狡いやり方」,,人を欺いて自分に有利に立ち回るさま・悪賢い・狡猾である・ずるい。「ずるい」と同字,


こすっからい,狡っ辛い,「いつも狡っからく振る舞う」,,ずるく抜け目がない・悪賢い・ずるくてケチケチしている,



【こせ】

こぜわしい,小忙しい,「小忙しく走りまわる」,,なんとなくせわしい,



【こそ】

こそばゆい,こそばゆい,「背中がこそばゆい」「そんなに褒められてはこそばゆい」,,くすぐられたようなムズムズした感じでいる・くすぐったい、実力以上に評価されなどして決まりが悪い・照れくさい,



【こた】

ごたいそうらしい,御大層らしい,「ご大層らしく立派な箱に詰めてある」,,いかにももったいぶったようすである,


こたえられない,堪えられない,「肴がふぐ刺しときては堪えられない」,,連語。この上なくすばらしくこの状態をずっと続けたい気持ちである,


こだかい,小高い,「小高い丘の上」,,ちょっと高い,



【こつ】

ごつい,ごつい,「ごつい岩肌」「ごつい体つき」「ごつい連中」「ごついやり方」,,大きくて角張っている・いかにも頑丈そうである・ごつごつしている、態度や動作などが堅くてぎこちない・無骨だ、度を越していてすごい,


ごっつい,ごっつい,「ごっつい茶碗」,,「ごつい」を強めた語,


こっぱずかしい,小っ恥ずかしい,「小っ恥ずかしくて今さら挨拶しにくい」,,「こはずかしい」の音変化,


こっぴどい,小っ酷い,「小っ酷く叱られる」「小っ酷い批評」,,非常にひどい・手厳しい,


こづらにくい,小面憎い,「利いた風な口を利く小面憎いやつ」,,顔を見るだけでも嫌になるくらい憎らしい・小生意気で癪に障る,



【こと】

ことあたらしい,事新しい,「事新しい出品はない」「事新しく説明するまでもない」,,今までのものと違って新しい、ことさら取り上げるさま・わざとらしい,

ことごとしい,事事しい,「事事しく挨拶を述べる」「事事しい警戒」,,大袈裟である・物々しい・仰々しい,


ことこまかい,事細かい,「事細かく指示を与える」,,注意などが細部にまで及んでいる・詳細である,


こどもっぽい,子供っぽい,「言うことが子供っぽい」,対語「おとなっぽい」,言動がまるで子どものようである・幼稚である,


こどもらしい,子供らしい,「子供らしい声」「子供らしい表情」「子供らしい服装」「いい年をしているが子供らしいところがある」,,いかにも子どものようである・かわいらしくあどけない・子どもにふさわしい、言動が子供っぽい・幼稚だ,

こにくらしい,小憎らしい,「小憎らしい口を利く子だ」,,なんとなく憎らしくて癇に障る感じである,



【この】

このましい,好ましい,「好ましい女性」「好ましい香り」「柔軟な対応が好ましい」「好ましくない傾向」,,感覚的に好きである・感じがいい・このもしい、そうあってほしい・そうあるべきである・望ましい,


このもしい,好もしい,「好もしい人柄」,,「このましい」に同じ,



【こは】

こはずかしい,小恥ずかしい,「人前で褒められて小恥ずかしい思いをする」,,ちょっと決まりが悪い・妙に恥ずかしい,


こばやい,小早い,「小早く支度をする」「小早く床に就く」,,急ぎ気味である・時間的にやや早い,



【こま】

こまい,細い,「金に細いことをいう」,,(多く西日本で)ケチケチしている・お金に細かい。「ほそい」と同字,


こまかい,細かい,「細かい砂」「細かい雨が降る」「細かい字で書く」「細かい網目のセーター」「野菜を細かく刻む」,対語「粗い」,いくつか集まってまとまりになっているものの一つ一つの形が非常に小さい,

こまかい,細かい,「細かい金を持ち合わせていない」「一万円を細かくする」「肩を細かく震わせる」「細かい話は抜きにしよう」「情景を細かく描写する」「芸が細かい」「細かく気を使う」「細かい過ちをいちいち指摘する」「細かいことまでとやかく言う」「金に細かいやつ、取引に関しては細かい」「細かい碁」,,金高が小さい、動きが小さい、物事が細部に渡っている・詳しい、小さいところまで行き届いている、取るに足りない・些細である、勘定高い・金銭に対してうるさい・ケチだ、囲碁で勝敗の形勢が微妙である,


こまごましい,細々しい,「細々しい台所道具」「つまらぬことまで細々しく取り上げて言う」,,たいそう細かい・細かく雑多である、煩わしい・くだくだしい,



【こむ】

こむずかしい,小難しい,「小難しい理屈をこねる」「小難しい顔つき」,,少しばかり難しい・ちょっと面倒である,


こむつかしい,小難しい,,,「こむずかしい」に同じ,



【こや】

こやかましい,小喧しい,「小喧しく言い立てる」,,ちょっとしたことにもいちいち口に出してうるさい・くちうるさい,



【こわ】

こわい,怖い(恐い),「夜道が怖い」「地震が怖い」「怖い親父」「賭け事は怖いからしない」「あとが怖い」「習慣とは怖いものだ」,,それに近づくと危害を加えられそうで不安である・自分にとってよくないことが起こりそうで近づきたくない、悪い結果が出るのではないかと不安で避けたい気持ちである、不思議な能力がありそうで不気味である。「怖」はおそれる・おじる・こわがる、「恐」はおそろしいの意,

こわい,強い,「情のこわい子ども」「こわいご飯」「髪がこわい」,,容易に言いなりにならなくて頑固である・強情である、堅くて扱いづらい・ごわごわしている。「つよい」と同字,



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