第29話 動詞(や・ゆ)

よみ,漢字,活用,自他,用例,相互,対語,補記,


【やき】

やきあがる,焼き上がる,ラ行五段,,自動詞,「パンが焼きあがる」,,,焼いて仕上がる,


やきあげる,焼き上げる,ガ行下一段,,他動詞,「茶碗を見事に焼きあげる」「パイをおいしく焼きあげる」,,,,焼いて仕上げる,


やききる,焼き切る,ラ行五段,他動詞,「鉄板を焼き切る」「バーナーで焼き切る」「戦火に市街を焼ききる」,,,焼いて切断する、すっかり焼く・焼き尽くす,


やきすぎる,焼き過ぎる,ガ行上一段,他動詞,「焼きすぎて焦げる」「焼きすぎて食べきれない」,,,過度に焼く・また必要以上の数量を焼く,


やきすてる,焼き捨てる,タ行下一段,他動詞,「古い手紙を焼き捨てる」,,,焼いて捨てる・焼却する,


やきつく,焼き付く,カ行五段,自動詞,「床にタバコの跡が焼きつく」「脳裏に焼きつく」,相互「やきつける」,,焼けて跡などがつく、心に強く残る・深く印象として刻み込まれる,


やきつくす,焼き尽くす,サ行五段,他動詞,「戦火で町が焼き尽くされる」,,,すべてを焼く,


やきつける,焼き付ける,カ行下一段,他動詞,「下駄に屋号を焼きつける」「車体に塗料を焼きつける」「皿に絵を焼きつける」「キャビネ判に伸ばして焼きつける」「心に焼きつける」,相互「やきつく」,,熱した金属などを押して印をつける・焼き印を押す、焼いて付着させる・またメッキをする、陶磁器などに絵や文字をかいて焼き付けをする、写真で原板を通る光を印画紙に当てて画像を形成させ陽画を作る・プリントする、強い印象として記憶に残す,


やきなおす,焼き直す,サ行五段,他動詞,「生焼けの魚を焼き直す」「アイデアに詰まって旧作を焼き直す」,,,一度焼いたものを再び焼く、すでにある作品などに手を入れて新しいもののようにする,


やきはらう,焼き払う,ワ行五段,他動詞,「侵攻して町を焼き払う」,,,あとかたもなくすっかり焼いてしまう・また焼いて追い払う,



【やく】

やく,焼く,カ行五段,他動詞,「枯れ草を焼く」「失火で家を焼く」「魚を焼く」「瓦を焼く」「炭を焼く」「クッキーを焼く」「肌を小麦色に焼く」「サービス判で焼く」「扁桃腺を焼く」「酸で手のひらを焼く」「スーブで舌を焼く」「恋に身を焼く」「世話を焼く」「手を焼く」,相互「やける」,,火をつけて燃やす・また燃やしてなくす・焼失する、火に当てて熱を通し食べられるようにする、火で熱して製品などを作る、日光などに当てて変色させる、写真屋の原板から陽画を作る、患部に薬品を塗ったり放射能を当てたりする・薬品で皮膚の組織などを損なう・やけどをさせる、悩んで苦しい思いをする、あれこれ気を使う・扱いなどで悩む,

やく,妬く(焼く),カ行五段,他動詞,「上の娘と仲良くすると下の娘が妬く」,相互「やける」,,嫉妬する,


やくす,約す,サ行五段,他動詞,「遵守することを固く約す」,,,「やくする」の音変化,

やくす,訳す,サ行五段,他動詞,「日本語に訳されている作品」,,,「やくする」の音変化,


やくする,約する,サ行変格活用,他動詞,「再会を約する」「六分の三を約して二分の一とする」,,,約束する・取り決める、約分する,

やくする,訳する,サ行変格活用,他動詞,「トルストイの小説を日本語に訳する」「源氏物語を口語に約する」,,,ある国の言語や文章を他の国の言語や文章に直す・翻訳する、古語や漢語による文章をわかりやすく現代語の文章に直す,


やくだつ,役立つ,タ行五段,自動詞,「社会に役立つ人材」,相互「やくだてる」,,役に立つ・有用である,


やくだてる,やくだてる,役立てる,タ行下一段,他動詞,「このお金は何かのときに役立ててください」,相互「やくだつ」,,役に立つようにする・役に立てる,



【やけ】

やけうせる,焼け失せる,サ行下一段,自動詞,「跡形もなく焼け失せる」,,,焼けてすっかりなくなる・焼失する,


やけおちる,焼け落ちる,タ行上一段,自動詞,「屋敷が焼け落ちる」,,,建物などが焼けて崩れ落ちる,


やけしぬ,焼け死ぬ,ナ行五段,自動詞,「逃げ遅れて焼け死ぬ」,,,火に焼かれて死ぬ・焼死する,


やけだされる,焼け出される,ラ行下一段,自動詞,「大火で焼け出される」,,,家を焼かれ住む所がなくなる,


やけつく,焼け付く,カ行五段,自動詞,「焼けつくような夏の日差し」,,,焼けてくっつく,


やけのこる,焼け残る,ラ行五段,自動詞,「町の一画だけが焼け残る」,,,焼けないで残る,


やける,焼ける,カ行下一段,自動詞,「古タイヤの焼けるにおい」「家が焼ける」「サンマが焼けける」「餅が焼ける」「焼けたトタン屋根」「土が焼けて農作物がとれない」「炭が焼ける」「パンが焼ける」「赤銅色に焼けた肌」「西日でカーテンが焼ける」「真っ赤に焼けた西の空」「食べすぎて胸が焼ける」「ほとほと世話が焼ける」「手の焼ける子」,,,火がついて燃える・燃えてあとかたもなくなる、火が通って食べられるようになる、熱せられて熱くなる、木炭や陶磁器など製品が出来あがる、日光や紫外線のために変色する・あせる、火を受けて空や雲が赤く染まる、(「胸が焼ける」などの形で)食物が胃にたまったりして胸の中が熱く感じる、(「世話が焼ける」「手が焼ける」などの形で)手がかかる・やっかいである,

やける,妬ける(焼ける),カ行下一段,自動詞,「はたが妬けるほど仲がいい」,相互「やける」,,ねたましく感じる,



【やし】

やしなう,養う,ワ行五段,他動詞,「妻子を養う」「孫を大切に養う」「家畜を養う」「英気を養う」「日頃から実力を養う」「病を養う」「いとこを養って跡を継がせる」,,,自分の収入で家族などが生活できるようにする・扶養する、衣食などの面倒を見ながら育てる・養育する、食物を与えて飼う、育て蓄える・力や習慣を次第に作り上げる、療養する・養生する、養子にする,


やじる,野次る(弥次る),ラ行五段,他動詞,「演説者を口汚く野次る」,,,他人の言動に大声で非難や冷やかしの言葉を浴びせかける,



【やす】

やすまる,休まる(安まる),ラ行五段,自動詞,「自然に触れて心が休まる」「忙しくて体が休まらない」,相互「やすめる」,,体や気持ちが落ち着いてやすらかになる,


やすむ,休む,マ行五段,自動詞,「食後に一時間休む」「夕食後早めに休んだ」「風邪で会社を休む」「植木に水をやるのを休む」,,,仕事や活動を中断して心身をラクにする・休息する、眠るために床に就く・寝る、欠席・欠勤する、日頃続けてきたことをしばらくせずにいる,


やすめる,休める,マ行下一段,他動詞,「体を休める」「馬を休める」「手を休める」「田を休める」「機械を休める」,相互「やすまる」,,人や動物の活動を一時中断して安らかにさせる・休息させる、利用されていない状態にする,


やすらう,休らう(安らう),ワ行五段,自動詞,「ベンチに休らう恋人たち」,,,休む・休息する・憩う,


やすらぐ,安らぐ,ガ行五段,自動詞,「気分が安らぐ」,相互「やすらげる」,,安らかな気持ちになる・穏やかな気持ちになる,


やすらげる,安らげる,ガ行下一段,他動詞,「心を安らげる音楽」,相互「やすらぐ」,,気持ちなどを穏やかにさせる,


やすんじる,安んじる,ザ行上一段,自動詞,「安穏な生活に安んじる」,,,「やすんずる」の音変化,


やすんずる,安んずる,サ行変格活用,自動詞,「子の情勢ではまだまだ安んずるわけにはいかない」「こんな仕事に安んずる自分ではない」,,,安らかになる・安心する、満足する・甘んずる,


やすんずる,安んずる,サ行変格活用,他動詞,「民心を安んずる」,,,安心させる,



【やせ】

やせおとろえる,痩せ衰える,jア行下一段,自動詞,「大病を患って痩せ衰える」,,,やせて衰弱する,


やせこける,痩せこける,カ行下一段,「骨と皮ばかりに痩せこける」,,,やせて肉が落ちる・ひどくやせる,


やせさらばえる,痩せさらばえる,ア行下一段,自動詞,「見る影もなく痩せさらばえる」,,,痩せて骨と皮ばかりになる・やせこける,


やせほそる,痩せ細る,ラ行五段,自動詞,「見る影もなく痩せ細る」,,,痩せて細くなる,


やせる,痩せる,サ行下一段,自動詞,「胃を壊して痩せる」,,対語「こえる・ふとる」,肉が落ち体が細くなる,

やせる,瘠せる(痩せる),サ行下一段,自動詞,「痩せた土地」,,対語「こえる」,土地が草木を生長させる力に欠ける・地味が豊かでなくなる。「痩」はやせる・体が細くなる・こける・やせて肉が落ちる・ほっそりしている、「瘠」はやせる・体が細くなる・地味がとぼしい,



【やつ】

やっかむ,やっかむ,マ行五段,他動詞,「人の成功にやっかむ」,,,(主に関東地方で)うらやむ・ねたむ,


やつす,窶す,サ行五段,他動詞,「身をやつす」「恋に身をやつす」,,,目立たないように姿を変える・またみすぼらしい姿にする、やせるほど思い込む・変え形が変わるほど一つのことに夢中になる,


やっつける,遣っ付ける,カ行下一段,他動詞,「仕事を一気にやっつける」「手ひどくやっつけられる」,,,「する・やる」の意を強めていう語・またいいかげんにやってしまう、ひどい目に遭わせる・打ち負かす,


やっていく,遣って行く,カ行五段,他動詞,「夫婦仲良くやっていく」「仕送りなしでやっていく」「店をひとりでやっていく」,,対語「やってくる」,仕事や付き合いを続ける、生活などを維持する,


やってくる,遣って来る,カ行変格活用,他動詞,「向こうからやってくる」「十年も同じ仕事をやってきた」,,対語「やっていく」,こちらに向かってくる、仕事や生活をしながら現在に至る,


やってのける,遣って退ける,カ行下一段,他動詞,「見事にやってのける」「苦もなくやってのける」,,,困難なことをやり遂げる,


やつれる,窶れる,ラ行下一段,自動詞,「病気で別人のようにやつれてしまう」,,,病気や心労などでやせ衰える,



【やと】

やといいれる,雇い入れる,ラ行下一段,他動詞,「新卒者を雇い入れる」,,,新たに雇う,


やとう,雇う(傭う),ワ行五段,他動詞,「人を雇う」「ハイヤーを雇う」,,,賃金を払って人を使う・また料金を払って乗り物などを使う。「雇」は賃金を払ってやとう、「傭」はやとう・やとわれる意。常用の「雇」に統一,

やどす,宿す,サ行五段,他動詞,「大志を宿す」「水面に月影を宿す」「往時の面影を宿す道筋」「子を宿す」,相互「やどる」,,内に含み持つ、とどまらせる、子をはらむ,


やどる,宿る,ラ行五段,自動詞,「僧坊に宿る」「葉に夜露が宿る」「健全な精神は健全な肉体に宿る」「子が宿る」「回虫が宿る」「太陽が牡羊座に宿る」,相互「やどす」,,旅先で宿をとる・また一時的にそこに住む、その場にとどまる、妊娠する、虫や植物などが寄生する、星がその座を占める,



【やに】

やにさがる,脂下がる,ラ行五段,自動詞,「色男ぶってヤニ下がる」「ヤニついた顔つき」,,,気取って構える・得意になってにやにやする,



【やふ】

やぶく,破く,カ行五段,他動詞,「手紙を破く」,相互「やぶける」,,紙や布などを引き裂く・やぶる,


やぶける,破ける,カ行下一段,自動詞,「洋服がクギに引っかかって破ける」,相互「やぶく」,,紙や布などが裂けて破れる,


やぶる,破る,ラ行五段,他動詞,「障子を破る」「書類を破る」「警戒網を破る」「太平の夢を破る」「世界記録を破る」「強敵を破る」「約束を破る」「校則を破る」,相互「やぶれる」,,引き裂いたり傷をつけたり穴をあけたりしてもとの形を壊す、相手の守りなどを突き抜ける・突破する、今まで続いてきた状態を損なう・掻き乱す、従来のものに代わって新しくする・記録などを更新する、相手を打ち負かす、守るべき事柄に背く・決まりや約束などを無視する,


やぶれる,敗れる(破れる),ラ行下一段,自動詞,「横綱が敗れる」「宿敵に敗れる」,漢字は異なるが相互「やぶる」,,勝負などで負ける,

やぶれる,破れる,ラ行下一段,自動詞,「靴下が破れる」「おできが破れる」「水道管が破れる」「静寂が破れる」「ついに均衡が破れた」「恋に破れる」「夢が破れる」,相互「やぶる」,,裂けたり穴があいたりつぶれたりして元の形が壊れる・また割れさける、今まで続いていた状態が損なわれる、成り立たずに終わる・壊れる,



【やみ】

やみつく,病み付く,カ行五段,自動詞,「病みついてからもう半月になる」,,,病気になる・わずらう,


やみほうける,病み耄ける,カ行下一段,自動詞,「長期入院で病みほうける」,,,長く病んでぼけたようになる,



【やむ】

やむ,止む(已む・罷む),マ行五段,自動詞,「夕立がやむ」「風がやむ」「騒動がやむ」「銃声がやむ」「死して後已む」,相互「やめる」,,風や雨や雪など自然現象の動きがなくなる、続いていたことがとまる・物事に決まりがつく・終わる。「止」はやむ・とまる・なくなる・終わる、「已」はやむ・やめる・中止する・終わる・辞職する、「罷」はやめる・中止する・また廃止する・しりぞける・免ずる。かな書きに統一,

やむ,病む,マ行五段,他動詞,「久しく病んでいる」「胸を病む」「リューマチを病む」「些細なことを気に病む」,相互「やめる」,,病気になる・わずらう、病気におかされる、心を悩ます・心配する,



【やめ】

やめる,止める(已める),マ行下一段,他動詞,「付き合いをやめる」「酒をやめる」「旅行をやめる」,相互「やむ」,,続けてきた状態や動作や行為をとめる・終える、予定していたことをしないことにする・中止する。「止」はやめる・よす・中止する・廃する・さす・減らす・そぐ、「已」はやむ・やめる・中止する・終わる・辞職する意。かな書きに統一,

やめる,辞める(罷める),マ行下一段,他動詞,「会社を辞める」「教師を辞める」,相互「やむ」,,職や地位から離れる・退く。「辞」は職を退く、「罷」はやめる・中止する・また廃止する・しりぞける・免ずる意。常用読みの「辞」に統一,

やめる,病める(痛める),マ行下一段,自動詞,「頭が病める」,相互「やむ」,,痛む・病気で苦痛を感じる・古い言い方。「病」はやむ・病気にかかる・疲れる・悩む・心配する・またかたしとする・むつかしいと考える・うらむ・遺憾とする・はばかる、「痛」は読みにないので「病」に統一,



【やら】

やらかす,遣らかす,サ行五段,他動詞,「ヘマをやらかす」「どえらいことをやらかす」「一服やらかす」,,,「やる・する」の俗語、言う・また飲む,


やらす,遣らす,サ行五段,他動詞,「好きなようにやらす」,,,行なわせる・させる・やらせる,


やらせる,遣らせる,サ行下一段,他動詞,「次回は彼にやらせる」,,,「やらす」に同じ,


やられる,遣られる,ラ行下一段,自動詞,「日照りで苗がやられる」「鳥小屋が猫にやられる」「風邪にやられる」「こいつは一本やられた」,,,連語。被害を受ける・危害を加えられる・また病気におかされる、やりこめられる・弱点をつかれる,



【やり】

やりあう,遣り合う,ワ行五段,他動詞,「公衆の面前でやりあう」,,,互いにし合う・また互いに争う,


やりかえす,遣り返す,サ行五段,他動詞,「やられたらやり返す」「負けずにやり返す」「計算をやり返す」,,,相手からやられた仕返しにこちらも同じようなことをやる・また相手の言葉に言い返す、一度した事を改めてする・し直す,


やりかえる,遣り替える,ア行下一段,他動詞,「内装をやり替える」,,,やり直す,


やりかける,遣り掛ける,カ行下一段,他動詞,「やりかけたままの仕事」,,,あることをし始める・またし始めようとする,


やりこなす,遣り熟す,サ行五段,他動詞,「ものの見事にやりこなす」,,,物事をうまく処理する,


やりこめる,遣り込める,マ行下一段,他動詞,「娘にやり込められる」,,,相手を言い負かし黙らせる,


やりすぎる,遣り過ぎる,ガ行上一段,他動詞,「運動をやりすぎて足を痛める」,,,度を超えてやる,


やりすごす,遣り過ごす,サ行五段,他動詞,「電車を何台もやり過ごす」「夕立をやり過ごす」「酔漢を見ぬふりをしてやり過ごす」「酒をやり過ごす」,,,あとから来るものを先に行かせる、なすがままにしてほうっておく、物事を限度を超えてやる・やりすぎる,


やりそこなう,遣り損なう,ワ行五段,他動詞,「肝心なところでやり損なう」「急用で花見の会をやり損なう」,,,途中で失敗する・仕損じる、あることをする機会を逸する,


やりそんじる,遣り損じる,ザ行上一段,他動詞,「仕上げをやり損じる」,,,「やりそんずる」の音変化,


やりそんずる,遣り損ずる,サ行変格活用,他動詞,「仕事をやり損ずる」,,,やりそこなう・仕損じる・失敗する,


やりだす,遣り出す,サ行五段,他動詞,「試験勉強をやりだす」,,,し始める・しだす,


やりつくす,遣り尽くす,サ行五段,他動詞,「やるべきこはやり尽くす」,,,残らずやってしまう,


やりつける,遣り付ける,カ行下一段,他動詞,「病人の世話はやりつけている」,,,いつもするのに慣れている・しなれている,


やりとおす,遣り通す,サ行五段,他動詞,「始めたからにはやり通す覚悟だ」,,,最後までやる,


やりとげる,遣り遂げる,ガ行下一段,他動詞,「難行苦行をやり遂げる」,,,最後までやり通す,


やりなおす,遣り直す,サ行五段,他動詞,「人生をやり直す」「計算をやり直す」,,,改めて初めからする,


やりぬく,遣り抜く,カ行五段,他動詞,「どこまでもやり抜く覚悟」,,,最後までやり通す,


やりのける,遣り退ける,カ行下一段,他動詞,「ものの見事にやりのける」,,,巧みにやり遂げる、やってのける,



【やる】

やる,遣る,ラ行五段,他動詞,「子どもを大学へ遣る」「使いを遣る」「手紙を遣る」「車を遣る」「目をやる」「褒美をやる」「鳥に餌をやる」「酒に憂さをやる」「思いをやる」「宿題をやる」「今度の舞台で大星由良之助をやる」「民宿をやっている」「タバコはやりません」「一杯やる」「この給料ではやっていけない」「片っ端からやってしまえ」,,,そこへ行かせる・差し向ける・送り届ける、漕いだり走らせたりして進める、そちらへ向ける、目下の者や動物などに与える・くれる、心配などを紛らすようにする・はらす、何かをすることを広くまた漠然という・する・行なう・営む、口にする・ちょっと酒などを飲む、どうにか生活する、(俗語で)危害を加える,

やる,遣る,ラ行五段,他動詞,「興奮が冷めやらない」「眺めやる」「相談に乗ってやる」「勉強を見てやる」「飛び降りてやる」「舌を噛み切ってやる」,,,補助動詞。(多く打ち消しの語を伴って)動作が完了する意を表す・十分または最後まで〜する、動作が広くまた遠くまで及ぶ意を表す・ずっとする、(「てやる」の形で)わざわざあることをしてやる気持ちや恩着せがましい気持ちを込めて目下の者のために何かをする・積極的にそのようにする・ことさらにそのようにしてみせる,



【やわ】

やわらぐ,和らぐ,ガ行五段,自動詞,「暑さが和らぐ」「痛みが和らぐ」「態度が和らぐ」「表情が和らぐ」,相互「やわらげる」,,程度の甚だしかったものが穏やかな状態になる・しずまる、堅苦しさやとげとげしさがなくなる・なごやかになる,


やわらげる,和らげる,ガ行下一段,他動詞,「怒りを和らげる」「苦痛を和らげる」「表現を和らげる」,相互「やわらぐ」,,穏やかになるようにする、わかりやすくする・くだけた言い回しにする,







【ゆい】

ゆいあげる,結い上げる,ガ行下一段,他動詞,「高島田に結い上げる」「垣根を結いあげる」,,,髪などを結んで上へあげる・頭髪を結い整える、結び終える・また頭髪を結い終える,


ゆいからげる,結い絡げる,ガ行下一段,他動詞,「長い髪を結い絡げる」,,,結び束ねる・結んで絡げつける,


ゆいつける,結い付ける,カ行下一段,他動詞,「髪にリボンを結いつける」「結いつけている髪型」,,,結びつける・縛りつける、髪などを結うことに慣れるろ・結い慣れる,



【ゆう】

ゆう,結う,ワ行五段,他動詞,「帯を結う」「桃割れを結う」「ちょんまげを結う」,,,縄や紐などで縛る・結ぶ、髪を整えて結ぶ,


ゆうする,有する,サ行変格活用,他動詞,「石油資源を有する国」「可能性を有する」,,,持つ・持っている・所有する,



【ゆか】

ゆがく,湯掻く,カ行五段,他動詞,「小松菜を湯掻く」,,,野菜などの灰汁を除くためにさっと茹でる,


ゆがむ,歪む,マ行五段,自動詞,「障子がゆがむ」「痛みに顔がゆがむ」「ゆがんだ根性」,相互「ゆがめる」,,物の形がねじれたりたわんだりして正しくなくなる・ひずむ、心や行ないなどが正しくなくなる。「ひずむ」と同字,


ゆがめる,歪める,マ行下一段,他動詞,「箱をゆがめる」「口元をゆがめて笑う」「家庭の不和が子をゆがめる」「事実をゆがめて解釈する」,相互「ゆがむ」,,物の形を正しくないようにさせる・ゆがませる、心や行ないなどが正しくないようにさせる・ゆがませる、事柄の正しさを失わせる,



【ゆき】

ゆきあう,行き合う(行き逢う),ワ行五段,自動詞,「液で妹に行き合った」,,,行く途中で偶然出会う・出くわす。「いきあう」は口語,


ゆきあたる,行き当たる,ラ行五段,自動詞,「まっすぐ行くと郵便局に行き当たる」「困難に行き当たる」,,,進んでいって物にぶつかる、難しい事態に直面するまた対処する方法がなく窮する。「いきあたる」は口語,


ゆきあわす,行き合わす,サ行五段,自動詞,「食堂で上司と行き合わす」,,,「ゆきあわせる」の音変化。「いきあわす」は口語,


ゆきあわせる,行き合わせる,サ行下一段,自動詞,「事故現場に行き合わせる」,,,ちょうどその場に行って出合う。「いきあわせる」は口語,


ゆきかう,行き交う(往き交う),ワ行五段,自動詞,「車が行き交う」「互いに行き交った仲」,,,行き来する、訪問しあう・交際する。「いきかう」は口語,


ゆきかかる,行き掛かる,ラ行五段,自動詞,「行きかかって引き返す」「店の前を行きかかる」,,,行き始める、そこにさしかかる。「いきかかる」は口語,


ゆきかよう,行き通う,ワ行五段,自動詞,「師のもとに行き通う」,,,行き来する。「いきかよう」は口語,


ゆきくれる,行き暮れる,ラ行下一段,自動詞,「道に迷って行き暮れる」,,,行っている途中に日が暮れる。「いきくれる」は口語,


ゆきすぎる,行き過ぎる,ガ行上一段,自動詞,「行列が神社の前を行き過ぎる」「行き過ぎて戻る」「行き過ぎた干渉」,,,通り過ぎる、目的のところよりも先に行く、度を越して物事をする。「いきすぎる」は口語,


ゆきたつ,行き立つ,タ行五段,自動詞,「どうにか暮らしが行き立つようになる」,,,物事が成り立つ・生活の手段が立つ。「いきたつ」は口語,


ゆきちがう,行き違う,ワ行五段,自動詞,「どこで行き違ったのか、彼に会えなかった」「偶然道で行き違う」「会話が行き違う」,,,互いに相手と出会わないでしまう、すれ違って互いに違う方向へ行く、石がうまく通じないで誤解や食い違いが生じる。「いきちがう」は口語,


ゆきちがえる,行き違える,ア行下一段,自動詞,「地図がないので行き違えた」,,,行く方向を間違える。「いきちがえる」は口語,


ゆきつく,行き着く,カ行五段,自動詞,「道に迷った末、やっと行き着く」「辞退は行き着くところまで来た」,,,目的地に着く、最終的な局面を迎える。「いきつく」は口語,


ゆきつける,行き付ける,カ行下一段,自動詞,「行きつけている店」,,,行くのが習慣になっている・よく行く。「いきつける」は口語,


ゆきづまる,行き詰まる,ラ行五段,自動詞,「突き当たりで道が行き詰まる」「経営が行き詰まる」,,,行く手が遮られて前に行けなくなる、物事がうまく前に進まなくなる。「いきづまる」は口語,


ゆきとどく,行き届く,カ行五段,自動詞,「掃除が行き届く」「万事に行き届いた人」,,,すべてに行き渡る・隅々まで注意が届く。「いきとどく」は口語,


ゆきなやむ,行き悩む,マ行五段,自動詞,「吹雪で行き悩む」「交渉が行き悩む」,,,うまく進めなくて苦労する、物事が思うように進まないで苦しむ,


ゆきまよう,行き迷う,ワ行五段,自動詞,「日暮れの山中で行き迷う」,,,行く道に迷う。「いきまよう」は口語,


ゆきわかれる,行き別れる,ラ行下一段,自動詞,「東と西とに行き別れる」,,,互いに別々の方向へ別れて行く。「いきわかれる」は口語,


ゆきわたる,行き渡る,ラ行五段,自動詞,「全家庭に行き渡る」「宣伝が行き渡る」,,,広範囲にもれなく届く・隅々にまで及ぶ、世間に広く普及する。「いきわたる」は口語,



【ゆく】

ゆく,行く(往く),カ行五段,自動詞,「早く行け」「学校へ行く」「悪路を行く」「沖を行く船」「行く水のごとく」「うまく行かない」「前の方法で行くことにする」「納得が行く」「年の行かない子ども」「末娘も嫁に行く年頃になった」,,,先へ進む・歩く、通り過ぎる、流れる、物事が捗る、じゅうぶん満足する、年をとる・成長する、嫁ぐ。他に「行く」は移る・広まる、「往く」は至る・行き着く意。「いく」は口語,

ゆく,行く,カ行五段,自動詞,「行く秋を惜しむ」,,,経過する

ゆく,逝く(往く),カ行五段,自動詞,「君が逝きて三年」,,,死ぬ。「いく」は口語,

ゆく,行く,カ行五段,自動詞,「痩せてゆく」,,,補助動詞。動作の継続や進行の意を表す,



【ゆさ】

ゆさぶる,揺さ振る,ラ行五段,他動詞,「揺さぶって目覚めさせる」「汚職問題で政府を揺さぶる」,相互「ゆすぶれる」,,ゆさゆさとゆり動かす、意図的に何かを仕掛けて相手を動揺させる。ゆすぶる,


ゆさぶれる,揺さ振れる,ラ行下一段,自動詞,「吊り橋が揺さぶれる」,相互「ゆすぶる」,,ゆれ動く・ゆすぶれる,



【ゆす】

ゆすぐ,濯ぐ,ガ行五段,他動詞,「汚れ物をゆすぐ」「口をゆすぐ」,,,水の中で揺り動かしてまた中の水を揺り動かして洗う。「すすぐ」と同字,


ゆすぶる,揺す振る,ラ行五段,他動詞,「肩を揺すぶって歩く」,,,「ゆさぶる」に同じ,


ゆずりあう,譲り合う,ワ行五段,他動詞,「順番を譲り合う」,,,互いに譲る,


ゆすりあげる,揺すり上げる,ガ行下一段,他動詞,「背のザックを揺すり上げる」,,,揺り動かしながら次第に上へあげる・ゆりあげる,


ゆずりうける,譲り受ける,カ行下一段,他動詞,「土地を譲り受ける」「絵を安く譲り受ける」,,対語「ゆずりわたす」,他人から譲られて自分のものとする・また頼んで譲ってもらう,


ゆすりおこす,揺すり起こす,サ行五段,他動詞,「寝入った子どもを揺すり起こす」,,,眠っている人を揺り動かして目を覚まさせる・ゆりおこす,


ゆすりとる,強請り取る,ラ行五段,自動詞,「金をゆすり取られる」,,,人を脅して金品を強引に取る,


ゆずりわたす,譲り渡す,サ行五段,他動詞,「土地を譲り渡す」,,対語「ゆずりうける」,自分のものを他人にやる・譲渡する,


ゆする,揺する,ラ行五段,他動詞,「ブランコを揺する」「体を揺すって笑いこける」,相互「ゆすれる」,,揺り動かす,

ゆする,強請る(揺する),ラ行五段,他動詞,「盛り場で金をゆすられる」,,,人を脅して金品を出させる,

ゆする,輸する,サ行変格活用,他動詞,「一籌(いっちゅう)を輸する」,,,劣る・負ける,


ゆずる,譲る,ラ行五段,他動詞,「財産を譲る」「後進に道を譲る」「安値で譲る」「席を譲る」「順番を譲る」「自説に固執して譲らない」「会見は後日に譲ろう」,,,自分のものや地位や権利などを他人に与える・譲渡する、欲しい人に売る、自分を後にし他人を先にする、自分の主張を抑えて他人の主張を通させる・譲歩する、他の機会にする,


ゆすれる,揺すれる,ラ行下一段,自動詞,「車が通るたびに家が揺すれる」,相互「ゆする」,,揺れ動く,



【ゆた】

ゆだねる,委ねる,ナ行下一段,他動詞,「全権を委ねる」「運命に身を委ねる」「政治に身を委ねる」,,,処置などを人に任せる・またすべてを任せる、すべてを捧げる,


ゆだる,茹だる,ラ行五段,自動詞,「ジャガイモが茹だる」,,,湯で十分熱せられる・ゆであがる。「うだる」と同字,



【ゆて】

ゆであがる,茹で上がる,ラ行五段,自動詞,「そばが茹であがる」,相互「ゆであげる」,,ゆでて出来あがる,


ゆであげる,茹で上げる,ガ行下一段,他動詞,「パスタを茹であげる」,相互「ゆであがる」,,ゆで終える,


ゆでこぼす,茹で溢す,サ行五段,他動詞,「豆を茹でこぼす」,,,ゆでてその汁を流し捨てる,


ゆでる,茹でる,ダ行下一段,他動詞,「枝豆を茹でる」,,,熱湯に入れて煮る。「うでる」と同字,



【ゆひ】

ゆびく,湯引く,カ行五段,他動詞,「ハモを湯引く」,,,魚や野菜などをさっと熱湯にくぐらす,


ゆびさす,指差す,サ行五段,他動詞,「建物を指差す」「指さされるようなまねはしていない」,,,指でさし示す・さし示して知らせる、指でさしてあざわらう・後ろ指をさす,



【ゆめ】

ゆめみる,夢見る,マ行上一段,他動詞,「パイロットになることを夢見る」,,,夢を見る・またあって欲しいことを心に思い浮かべる,



【ゆら】

ゆらぐ,揺らぐ,ガ行五段,自動詞,「水面が揺らぐ」「地位が揺らぐ」「決意が揺らぐ」,,,ゆらゆらと動く・ゆれ動く、物事の基盤が不安定になる,


ゆらす,揺らす,サ行五段,他動詞,「川風が枝葉を揺らす」,相互「ゆれる」,,揺り動かす・ゆさぶる,


ゆらつく,揺らつく,カ行五段,自動詞,「心が揺らついて決めかねる」,,,ゆりゆらと動く・ゆれ動く。副詞「ゆらゆら」の動詞化なので「揺らつく」は当て字,


ゆらめかす,揺らめかす,サ行五段,他動詞,「そよ風が髪のリボンを揺らめかす」,相互「ゆらめく」,,ゆらめくようにする・ゆらゆらさせる,


ゆらめく,揺らめく,カ行五段,自動詞,「紫煙が揺らめく」「古城の月影が揺らめく」,相互「ゆらめかす」,,ゆらゆらとゆれ動く・ゆらぐ,


ゆられる,揺られる,ラ行下一段,自動詞,「波に揺られる小舟」「馬に揺られて行く」,,,揺り動かされる,



【ゆり】

ゆりうごかす,揺り動かす,サ行五段,他動詞,「大地を揺り動かす」「巨体を揺り動かす」「真心が心を揺り動かす」,,,揺すって動かす、動揺させる・また感動させる,


ゆりおこす,揺り起こす,サ行五段,他動詞,「眠っている子を揺り起こす」,,,体を揺り動かして目を覚まさせる・ゆすりおこす,


ゆりかえす,揺り返す,サ行五段,他動詞,「数秒後に大きく揺り返す」,,,一方へ揺れた反動で反対側にもう一度揺れる・また一度揺れたあとにもう一度揺れ動く・とくに地震の後の余震が起こる,


ゆりわける,揺り分ける,カ行下一段,他動詞,「砂金を揺り分ける」「アズキを揺り分ける」,,,水中で物を揺り動かしながら不要なものを流し去る、いるものと不用のものを選び分ける,



【ゆる】

ゆる,揺る(淘る・汰る),「砂金を揺る」,,,水の中などで振るい動かして選び分ける。常用読みの「揺る」に統一,


ゆるがす,揺るがす,サ行五段,他動詞,「大地を揺るがす大噴火」「全世界を揺るがした大事件」,,,揺り動かす・ゆさぶる・震動させる,


ゆるぐ,揺るぐ,ガ行五段,自動詞,「大地が揺るぐ」「体制が揺るぐ」「信念が揺るぐ」,,,揺れ動く・ゆれる、物事の状態や精神が不安定になる・動揺する。ゆらぐ,


ゆるす,聴す(許す),サ行五段,他動詞,「外出が許される」「営業を許す」,,,不都合なことがないとしてそうすることを認める・希望や要求などを聞き入れる。「聴」はきく・聞いて受け入れる・聞き入れる・ゆるす意,

ゆるす,赦す(許す),サ行五段,他動詞,「過ちを許す」「税を許す」「兵役を許す」,,,過失や失敗などを責めないでおく・とがめないことにする、義務や負担などを引き受けなくて済むようにする・免除する。「赦」はゆるす・罪や過ちを許す・またすておいて責めない意,

ゆるす,許す,サ行五段,他動詞,「追加点を許す」「わがままを許す」「肌を許す」「楽観は許されない」「時間が許せば」「事情の許すかぎり」「気を許す」「心を許した友」「自他ともに許すその道の大家」,,,相手がしたいようにさせる・まかせる、そうするだけの自由を認める・ある物事を可能にする、警戒や緊張状態などをゆるめる・打ち解ける、高い評価を与える・世間が認める。「許」はゆるす・他人の願いなどを聞き入れる・認める・任せる意,


ゆるまる,緩まる(弛まる),ラ行五段,自動詞,「瓶のふたが緩まる」「寒気が緩まる」,相互「ゆるめる」,,ゆるくなる・ゆるむ,


ゆるむ,緩む(弛む),マ行五段,自動詞,「ネジが緩む」「紐が緩む」「気が緩む」「寒さが緩む」「取り締まりが緩む」「氷が緩む」「頬が緩む」「スピードが緩む」「選挙を控え市況は緩んでいる」,相互「ゆるめる」,,ぴんと張ったものがたるむ・締め具合が弱くなる・ゆるくなる、緊張がほぐれる・油断する、厳しかった状態や程度がゆるやかになる、固いものが柔らかくなる・表情のかたさがとれる、速度などが減ずる、取引で相場が少し下がる。「緩」はゆるむ・ゆるめる・ゆるやかになる・のろくする、「弛」はゆるめる・ゆるむ・たるむ・たゆむ・解く・外す・弓の弦を外してゆるくする・やわらげる・おだやかにする・寛大に扱う・憩う・休む・なまける・おこたる・すたれる・衰える意。常用読みの「緩」に統一。「弛む」は「たるむ・たゆむ」と同字,


ゆるめる,緩める(弛める),マ行下一段,他動詞,「帯を緩める」「ネクタイを緩める」「最後まで気を緩めるな」「取り締まりを緩める」「追及の手を緩める」「口元を緩める」「スピードを緩める」「傾斜を緩める」,相互「ゆるまる・ゆるむ」,,ゆるむようにする・ゆるくする、油断する、厳しさを次第になくする・ゆるやかにする、固いものをやわらかくする・表情のかたさをほぐす、速度などを減ずる、なだらかにする,



【ゆれ】

ゆれる,揺れる,ラ行下一段,自動詞,「悪路で車が揺れる」「政局が揺れる」,相互「ゆらす」,,上下や前後や左右などに動く、不安定な状態になる,



【ゆわ】

ゆわえつける,結わえ付ける,他動詞,「荷物を荷台に結わえつける」,,,むすびつける・しばりつける・ゆわいつける,


ゆわえる,結わえる,ア行下一段,他動詞,「十本ずつ結わえて一束にする」,,,むすぶ・しばる・くくる・ゆわく,


ゆわく,結わく,カ行五段,他動詞,「髪を結わく」,,,しばる・くくる・むすぶ・ゆわえる,

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