幼恋
ta-KC
幼恋
君は今幸せですか?
めっきり連絡も途絶えた君に問いかける
あの時はあんなに近かったのに
今ではこんなに遠い
君の声さえ今は懐かしいくらいだよ
幼かった
そんな恋だった
ただお互いに
寂しさを埋めるそんな関係
手をつなげばつながると思っていて
時間が二人をつなげると
そんなふうに思っていた
きっと君は知っていた
どんなに二人が距離が近づいたとしても
心の距離は近づかないって
君は知っていたんだ
受け入れてくれていただけだった
僕は君にとって
優しいクマのぬいぐるみ
抱いて安心できるそんな存在
どんなに君に感情を抱いても
僕は君にとってただの無機物
変えようのない事実を今更知るんだ
幼かった
そんな恋だった
ただお互いに
寂しさを埋めるそんな関係
手をつなげばつながると思っていて
時間が二人をつなげると
そんなふうに思っていた
きっと君は知っていた
どんなに二人が距離が近づいたとしても
心の距離は近づかないって
君は知っていたんだ
幼恋 ta-KC @take0520
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます