第111話 決着
「
「
「
「ぜんっぜんきいてねぇーし! どうなってんだよ!」
「スサノオノミコト。やってくれ!」
「
ルッツと
そこへ
「
「行くっスよ、
そこへ追い打ちとばかりに、
「くらいやがれ!
「行って!
二人の技も合わさって巨大な
「スサノオ! アマノムラクモノツルギ!」
「
〔つまらん
それだけ言って彼は次元の狭間へと消えて行こうとする。それを
「待ってくれ! お前は……なぜ何もしないんだ!?」
その問いに、彼は静かに
〔元から何もなしていないからだ〕
それだけ答えると彼は亜空間のどこかへと今度こそ消えて行った。残ったのはボロボロになった神社と拘束されたすずめ、そして
救護班が来たのは、それからしばらく経った後のこと。みんなもれなく病院送りとなった。そして……
****
その頃。
スカーレットと対峙していた
「終わりだ」
静かに目をつぶる彼女の首を、彼ははねようとした時だった。
「
その言葉に、彼は思わず目を見開いた。そして答える。
「俺もだよ、
最後に一言呟いて、彼女の首をはねた。その目に感情はなく、
「終わらせる。全ての
そう決意を新たに青年は亜空間から、ようやく取り戻したものを抱えて脱出した。
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