第93話 緋雲
(上……トクタイの上って一体?)
再び静かになった待機室で、
ここのところの情報量の多さに
黙りこくっていると、右肩を突然小突かれた。驚き、そちらへ視線をやれば
「お、にがみさん……?」
「……
言われて
「
「……あ、いや。そーいうわけ、じゃ……」
言い
「やほー? 予想通りだね~
その声の
「……
「
自然と言葉が
「……まぁ。同じ
「はっ! えらそーに言いやがって……!
「……理解求む。我ら、補い合う必要有と判断。理由、血と技術、
言い切ると頭を下げる
「どうしてわたくし達が頭を下げなければならなくって!? 確かに、同じ
声を張り上げる彼女に対し、
「わっち達も伸び悩んでおりなんし。ここは互いに手を取り合う状況と思うでありんすよ?」
「でーすーかーら! わたくし達の方がランクも上なのです! なぜ
賑やかな彼女達に、
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