第74話 なんで?
「
「ふふふ♪ その程度か・な? じゃあ次は、
すずめは手にしている振り子をゆっくりと見せつけるように揺らす。その揺れは
「いっくよ~♪
「ぐわ!?」
「さすが耐性持ち~♪効きづらいね~♪っていうかさ……君、リアクション普通だね?
すずめの言葉に、
「あーそっか。なるほどね? キミ、
「封印……? なに、を、言って……!」
戸惑う
「そのまんまの意味だ・け・ど♪いやー昔からあそこは異常なんだよ、い・じょ・う♪だからさぁ……」
一端言葉を区切ると、すずめは目を細めて邪気しかない笑みを浮かべる。
「解放してあげるよ♪……君の、憎しみをさぁ!」
****
一方。
スカーレットと対峙している
(間違いなく、敵の攻撃っスね~? 気力が……奪われている?)
「デハ、反撃ヲ開始シマス」
スカーレットが両手を合わせ、攻撃体勢に入った。それを
「マジか!? この状況でビームとかありっスか!?」
(コイツ……戦い慣れしまくってるスね……。だけど、
殺意も敵意もないスカーレットの攻撃を、
「わりーけど、近寄られたら困るんスよね……!」
「
驚いて
「あははは!! それだよ、そ・れ♪ やっぱさー親の
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