第69話 想いと思い
「
「……あんま詳しいわけじゃないっスけど、かなりやばいってのは聞いたことがあるっス。ただ……
「では……
「……
「……
「だけど!
「ったくしょうがねーな、ウチのリーダー様はよぉ。ま、確かに俺様も引っかかってるしな……」
彼女の言葉に、
「そうでございますね。気になることもたくさんありますし……。はい」
そう言って二人は
「二人とも! ありがとう!」
お礼を言えば、黙っていた
「しゃーないっス……んじゃま、行くっスかね!
「
四人は
****
「して? 数は四匹で……そのうちの一匹が
報告を聞いてどこか嬉しそうな相手の様子に、
「……本当、なんだろうな。アイツらを倒したら……」
絞り出すような彼の声色に、その相手はただ
「あぁもちろん。叶えてやるとも? ただし、倒すのではないな。
「……わかった」
やりとりを終えると、
「ふむ。やはりたまらぬな……ゾクゾクしてきたわい」
「悪趣味ー。そんなんだから、モテないんだよ♪」
突如として現れた声の
「お
「ん~? あのねー? 一つだけ。……あの中の一匹はボクのだ・よ?」
「……悪趣味なのはどちらであろうな……?」
やれやれと言いながら、彼も準備を始めるのだった。
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