第66話 遭遇
「えっ?
「はい、ほんのわずかでございますが……。これで、なにかできないでございましょうかね?」
「俺様に振るんじゃねーよ」
すると一緒に来ていた
「ふむ。これであれば、われが役に立てそうじゃのう」
「
「うぬ。気配を追うことならできるじゃろうて。……ついでに、山岳地帯にも行ってみても良いかもしれんのう。より濃く
****
「時に。
場所が場所なだけだからか、
「そうでございますね……。オーソドックスなのは……」
「おい、んな話するんじゃねーよ!」
会話に割って入る
(本当に、苦手なんだな……)
「ふむ。仲が良いことは美しきかな、その
「
「ふふ、
気づけば、現場に辿り着いていた。ここは人が
「これくらいかのう。
そう告げると、
「えっ? 俺にですか?」
戸惑いの声を上げれば、
「お
「そ、そう言われると反論できませんね。わかりました、これは俺が責任を持って預かります」
そう言って
「なっ!? し、白い
下半身にジーンズを履き、左前足だけ不自然に布を着けた白い
「
「それをよこせ。……命が惜しければな」
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