第三章 恐るべき一族編
第65話 痕跡を追え
Aチームとの合同作戦から三日後。
「
その言葉に
「ちょ、ちょっと待ってください教官! それは……Aチームの任務だったんじゃ……?」
「あぁその事か。Aチームは別任務を与えられ
齋藤の言葉に
「指示雑過ぎんだろ……。せめて資料とかねぇのかよ!」
「あったら苦労はせん。それに、奴と最初に接触したのは貴様らだ。対峙したのもな? そこから何か得られるものもあるだろうよ」
「……そんなものなのでございましょうか……?」
思わず呟く
「まぁ、
「うっ! それを言われてしまいますと、はい」
そんな二人のやりとりを相変わらずいつの間にいたのか、
「って
驚く
「なに、今回の任務はわれも現地に行こうと思うてのう」
その言葉にEチームの全員が驚き、視線が一気に
「みなの者、よろしくじゃぞ?」
****
まず向かったのは、最初に
(ここまで静かだと、あの戦いがあった場所とは思えないな……)
「おい、
「そう言われてもなぁ……。俺も
「おい、
声をかけられた
「うーん、ワンチャン? まぁでも、おちこぼれなんで……あんま期待しないでほしーっスね」
「いいからやれや」
「はいは~い、そんじゃ
折り紙で出来た
「あの、これは一体何をしているのでございましょうか?」
「あの
「なるほどでございます。さすが
「……そんなことないっスよ……。って、うん?」
「ん? これは……
「これ、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます