第25話 夜にとけて
『
万が一戦闘になったら
****
「んで? チャラ男、俺様達はどこへ行けって?」
「んん~? とりま、
そう言われてみれば、人の数がどんどん少なくなってきている。そこそこ都会な
「……それだけ被害が出てるってことかよ……」
(それを、俺様達がどうにか出来んのか?)
「はっ! いざとなりゃあ……暴れるだけだぜ」
「でっきーれば、それはやめてほしーっスね~」
「うーにゃ? 路地裏わりとあるっしょ? どーっすかなー?」
「んなもん、総当たりすりゃいいだろうが! オラ、行くぞ!」
「ちょー!
二人は路地裏の一つへと足を踏み入れた。
****
その頃。
「それで
「ここらへんに反応はないみたいだ。もう少し奥まで行ってみないと、かな?」
「そうでございますね。……
不穏な夜に似つかわしくない笑みを浮かべる
(
「どうされました? 早く『
楽しげな
****
気配を感じる。数は二匹。
なかなかの
「
その声はどこまでも、
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