第17話 訓練開始
「
「鈴は鳴ってないです! でも、振動はしていますからこっちの方角かと!」
「にゃるほどー! とりま、こーっちでいーってことっスね!」
「とりまってなんだよ! ちゃんとやれや!!」
二人のやりとりに
****
「……ここ、でございましょうか?」
「うん、
「おーけーっスよ!」
「大丈夫でございます、はい」
「いいからさっさと行けや!」
準備が整っていることを確認した
「お、おい! 横取り野郎、ゆっくり慎重に行けよなぁ……」
(あ、こういうの苦手なんだ……)
「なんだかホラーゲームのようでございますね? 僕、けっこう
珍しく楽しげな
「……
彼なりのフォローだろう言葉に、
「は、はぁ……
そんなやりとりをしていると階段前までたどり着いた。
「
そうして階段を見つめれば、ところどころが崩れていてボロボロだった。意を決して、
「おら! さっさと行って終わらせんぞ!」
四人は慎重に階段を下りていく。
「大きく鈴が鳴りました!」
「つくづく便利っスよね~! オレちゃん、そーゆーの持ってないかーら、うらやまっス!」
意外な言葉に
「いやいや、
「んん? オレちゃんはそれしか取り
どこか自虐を含んだ声色に、
「着きました。ここだと思います」
「ぐぉおおおおおおおお!!」
瞬間、
「行きますよ!
ブレード部分を
「
「うぉ!? うわぁああ!?」
引っ張られた勢いで、
「
それを
「あ、りがとう……?」
「俺も負けてられない!
「やったか?」
「ぐがががががが!!」
怒り狂った
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