第14話 教えてください
「ほいー? もう風呂上がったんー?」
「俺です、
「いいっスよ~。開いてるからどぞー」
返事を聞いて、
「お邪魔しま……えっすご!?」
室内が見事にサイケデリックに染まっていた。
「
そこで本題を思い出した
(っていうか、目チカチカするんだけど……?)
そんな感想を抱きながら、差し出された派手なクッションを受け取り
「んで?
「あのですね。
「ふーぬ、にゃるほどね~。
「んーオレちゃんが知ってるのだーと、トクタイ所属の
「そ、そうなんですか? じゃあ……先生も、もしかして
「もしかしなくてもそうっしょ。まぁ、それが
とにかく。と言葉を区切り
「んでまぁ、
今まで知らなかった新事実の数々に、
「
「あ、はい。大丈夫です! 風呂前にすみませんでした!」
「いーっていーって! つか、オレちゃんこんなんだからさぁ。わかりにくかったかもしんねーわ! 悪いっスね~。で、ところでさ……」
一端そこで言葉を区切り、
「
言われて時計を見れば二十分以上はすでに経過していた。
「女の子ってめーっちゃ風呂長いイメージあるんスよね……」
色々と察してしまった二人は、ただただ遠くを見るしかなかった。
****
結局、
「あー疲れたていうか、もはやしんどい……」
シャワーを身体に浴びながら、疲労を実感する。本当は湯舟に浸かりたいのだが……。
「……さすがに、ね……」
大人しくシャワーだけさっさと浴びると、
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