第5話師匠
「どういう事?」
「魔法は簡単だけど奥が深いって事だ、魔法については理解してるか?」
「うん」
魔法は基本の五属性火・水・風・雷・土
これらの属性のマナを使いイメージを具現化する
イメージをしやすい様文字や言葉を使う
「早く動く魔法をイメージしやすい様にアクセルと名づけるとしよう、そしたら動く意外にもアクセルを使う」
「そんな事出来ないよ」
師匠の言ってる事は理解が出来たが、
早く動く魔法を動く事以外には使えない
それは違う魔法を発動していると
言っても良い。
「見せた方が早いか」
そう言って師匠は木剣で大樹を切り倒した
「何故出来たか分かるか?」
「アクセルを使って早く切ったから」
理由は良く分かってなかったが
師匠との会話でアクセル以外の魔法を使っていない
事は流石に分かった
「半分正解だ。切る以外にも木剣に使って木剣自体を振動させる、そうするとチェーンソーの様に木剣がなる」
「なるほど、これが一つの魔法を極めるって事か」
一つの魔法を極めると、色々な事に応用出来る
確かに凄いと思った
「いや、これはまだまだ基本中の基本だ、ここからどんどん応用させて行くんだ」
俺は昔師匠の魔法で山一つが
消し飛んだのを見た事があった
その事を思い出したら、木を切り倒す
なんて全然大した事ないと思ってしまった。
「でも…こんな魔法じゃ強力な魔法に勝てないよ」
「強力な魔法は工夫した弱い魔法に負けると昔から言われいる」
そんな事言われても正直信じる事が出来なかった。
師匠は俺の顔を見て、俺が何を考えているか
察した様だった。
「まぁあれだな凄い魔法も結局当たらなかったら意味ないしな」
「師匠これから魔法を学ぼうとする弟子に言う言葉じゃないよ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます