第3話プロローグ
私は家に帰ってから
おばあちゃんにどうやったら四季の国に行けるか聞いてみた
「おばあちゃんただいま」
「おかえりなさい」
「あのさ……どうやったら四季の国に行けるの?」
「長くなるけど大丈夫かい?」
おばあちゃんの話はいつも長い事が多いいから
気にはならなかった
「大丈夫だよ」
おばあちゃんは温かいお茶を淹れてくれた
私はおばあちゃんが淹れてくれるお茶が好きだった
街で売られてるお茶とは色も味も違い
街で出回っているお茶は緑色で苦いが
おばあちゃんが淹れてくれるお茶は茶色で
味も苦味も無く優しい味がする。
♢♢♢♢
『この世界には四つの国があるしかし
元々は二つの国しかなかった
魔王が支配している国と人々が生活している国
魔族と人族以外の種族は国では無く
小さな集落を作り生活をしていた
ある時魔王は魔族以外の種族は自分に従わない
事に気づき他の種族を滅ぼそうと戦争が始まった
魔族の圧倒的な力で色々な種族が滅んだ
人族も滅ぼされそうになった時
ある魔法士が違う世界の人族をこの世界に召喚した
この人族が後々の勇者と呼ばれ
魔王を倒して封印するのだが
封印が解かれないよう
見張る為に勇者の仲間達がそれぞれに国を作った
魔法の国・水の国・夜の国・エルフの国
それから何年かして
封印の塔に突然大きな扉が現れる
そこから元の世界に帰った勇者が現れた
勇者は世界と世界を繋げる扉を作り
勇者の世界の文化や知識のおかげこちらの
世界は発展を遂げたが
事件が発生してしまい扉は固く閉じられてしまった
そして勇者は去り際に
「この扉がまた開く時物語が始まると残した」
それから封印の塔は始まりの塔と呼ばれる様になり
皆塔の扉が開くのを待っている
そして勇者は四季の国と呼ばれる国の出身らしい
それから始まりの塔の一番上の扉の先には
四季の国があると言われている
他にも色々言っていたが長すぎて
覚えきれなかった。』
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