第2話魔法の国
「その為にもこの街から出て魔法都市を目指さないとな」
魔法都市とはこの国の首都で
魔法士の為の町と言っても良いくらいに
魔法士が沢山居る
「どうやってこの街から出るの?街の外に出るには成人してからでないと出れないのに」
この街では20歳で成人する迄は街の外に
出る事が出来ない
大人に理由を聞いても
危ないからとしか理由を教えてくれない
そんな中でも街の外に出る方法はある
「祭りの優勝者の特権で街の外に出よう」
年に一度開催される祭りの催し物で
優勝した子供は街の外に出る権利が
町長から与えられる
「オッケー、違う方法考えよう」
そんなに即答されると流石に傷つく
「酷いな」
「だって絶対無理だもん」
「やってみないとわからないだろ」
「分かりきってるよだって葉早く動く魔法しか
使えないじゃん」
そう俺は早く移動できる魔法
それ以外に魔法が何も使えない
皆が沢山の魔法を習得していく中で
俺だけが覚えられなかった
色々な魔法を習得しようと努力していた
時もあるが流石にずっと覚えられないと
諦めてしまう
「魔法はそうかもだけど剣術なら誰にも負けない」
魔法が全然出来なかった俺は剣術を頑張った
魔法と違い剣は努力すれば少しずつだが
強くなれた、それが魔法の才能が無い俺に残された
道だった
「魔法もありなんだから勝てないよ」
「剣が魔法に劣ってるなんて決まってないだろ」
「そうだけど、今のままじゃ絶対勝てないよ」
「明日から修行して強くなる」
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