第一章
第1話四季
「
紅葉はこの街では珍しい茶色い髪色をしている
この街の住人は黒色の髪が多く
紅葉の茶色髪は透明感があり凄く綺麗だ
屋上で少女が一人で立って居ると絵になる
「うん」
紅葉はふとした時に良く空を見上げている
「知ってる?
初めて聞く単語だった
「
「
氷が空から降って来るなんて最悪だと思った
「
「
「
「お前んとこの
紅葉の祖母はこの街を作った一人らしくかなりのご年齢だ
「いいでしょ別に」
「でも、もう見れないんだろ」
「
「どこにその
「知らないけど……」
紅葉が寂しそうな顔をした
普段は明るく振る舞って居るが
昔は良く泣いていた
小さい頃に父親を亡くしており
母親は訳があって一緒に生活をしていなく
一人で良く泣いていた
初めて出会った時も泣いていたから
声を掛けたのが理由だ
俺は紅葉が元気になって欲しくて
子供の頃は馬鹿な事を良くしていた
その甲斐あってか
紅葉は明るく元気になり
今では生意気だと思うくらいだ
昔の癖なのか紅葉の暗い表情が見たくなかった
「じゃあ、一緒に探しに行くか?」
元気になって欲しく考えもせずに言葉が出ていた
「うん」
♢♢♢
後書きです
読んで頂きありがとうございます
遠藤 円と申します
面白かったら良いね・コメント・レビュー
頂けたら幸いです。
9時位に更新しますので
良かったら読んで下さい。
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