第6話

うーん、、、え?


なんだこの小さいかわいい犬は?


体調10㎝くらいしかないんじゃないか?


めちゃめちゃかわいい。


「え、これが神様?」


”あぁ、まぁ人間風に呼ぶと妖怪?って言ったっけな”


「妖怪なんだ!?まじかー、、、もしかして神様っていっぱいいる?」


” ん?そりゃな、地表にいる下級神とかも合わせたら数億はいるんじゃないか? ”


「えぇ、、、そんなおんの、、、、」


” 何なら俺たち竜もどちらかといえば神の部類だぞ? ”

「え?」

” 


“ まぁいい、話がだいぶそれた。本題に戻ろう ”

「いや、そう簡単に受け入れられないんですが、、、」

現に今も犬妖怪が俺の周りをしっぽを振りながら走り回っている。

いやかわいい

「 この子なんて妖怪なんだろ 」

そう聞きながら撫でまわす。

“ あー、送り犬っぽいな ”

送り犬?なんだそれ。とりあえずうちの妖怪辞書で調べてみるか、、、、

なんでそんな辞書があるのかって?うちには書庫がある。令和の時代に書庫である。もう蔵中本で埋まってる。もう何でも探せばありそうなレベルだ、、、


まぁそれはともかく送り犬、送り犬、、、


え、、、


送り犬:夜中に山道を歩くと後ろからぴたりとついてくる犬が送り犬である。もし何かの拍子で転んでしまうとたちまち食い殺されてしまうが、転んでも「どっこいしょ」と座ったように見せかけたり、「しんどいわ」とため息交じりに座り、転んだのではなく少し休憩をとる振りをすれば襲いかかってこない。


やばいやつやった。。。え?転んだら食い殺されるん?やばいって、、、


クゥーン?

おいやめろ、甘え声を出すな、、、可愛さに、、、耐えれなくなる。

“ おぬしはさっきから何をやっているのだ、こやつはまだ生まれたばかり、人を食い殺すなんぞまだできるはずもないだろう”


「そうなん?なら思いっきりなで、、、、」

相当僕がすごい顔をしていたからかはわからないが、次の瞬間にはもう逃げられてました、、、、

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竜と共に ”大災害にあった日本、竜と共存し生きていきます” けいやま @yamakawa13

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