見習い紋唱術師の少年 × オオカミくんの掛け合いがなんか可愛い。(笑)

本作はミルン少年とオオカミのシェンダルによる、王道系の異世界ファンタジー短編です。

男同士の相棒感独特の気安さとぞんざいさ(変に気兼ねしていない感じ)がとっても素敵な作品なので、そういう作品をお探しの方には是非とも読んでいただきたい!
因みに私はシェンダル君のちょっとカッコつけたくなっちゃったところとか、適当過ぎて後でミルンに怒られちゃうところとかがツボでした。
とってもカワイイ。


本編のスピンオフという立ち位置の作品ですが、過不足なく世界設定の説明が為されているので比較的設定がスッと頭に入りやすく、ストレスなく読む事が出来ました。
文章自体は軽めなのに表現(使っている語彙)はWeb小説というよりは単行本寄りなので、いわゆるWeb小説の軽い過ぎる文章に飽きて来た方・辟易としているような方にも特にオススメな作品です。