第18話 4女 おさ五様

 ■■■■翻訳■■■


 御佐五様、彼女は『おたけ様』といって1593年の大友家改易によって豊前にいたのを小早川秀包が召し寄せて我が子のように育て、神楽民部大夫の孫へ嫁に遣わした女性である。

 神楽四郎兵衛殿は、初め厳島あべ殿の妻と結婚した時子が有り。宮若殿と言った。


 ■■■解説■■■

 大友家を復活させた義統の娘 佐古局と読みが似てますが、偶然の一致でしょう。

 大友家が改易された時、何故豊前にいたのかはわかりませんが、我が子のように育てられているとなるとまだ若くて養子に出されていたのかもしれません。

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