第6話 ①宗麟長女 一条兼定妻の土佐守さま。 一条殿はうつけだった
土佐カミ様(=土佐守の奥さま?)。彼女は宗麟の甥と結婚した。
(結婚相手の)一条(兼定)殿【宗麟の姉の子供。甥である】はうつけだったので、長宗我部に家を奪われ、土佐国に留まらず、夫婦連れで豊後に帰った。
縁が尽き、土佐のかみ様は一条殿を見限って豊後に留まり清田(鎮忠)殿と夫婦となった。
☆みかもん様(御家門様?)は土佐の少将、(京都の)三条まで帰ったが使いがなく、☆うんの娘を妻にして子供が生まれた。今は江戸の☆あせち様(明智?)がこの血筋である。
豊後種はあせち殿は三条殿の御姫様と申す。
☆いえたか(家隆?)である。
広江式部殿の妻もその血筋である。
あせち殿の姪だろうといわれている。
あせち殿は曳地をいとこに持つ孫である。
けんしょういん殿【宗麟の姉(大宮の娘)で土佐の一条殿の妻である】のひ孫でもある。
きよたかの妻は継孫か?
又、清田殿の娘は一人。
これは豊後大神殿の妻で、彼女の孫たちは筑前の黒田殿にいる近衛殿である。
■■■解説■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
宗麟の長女は初め、宗麟の甥にあたる一条兼定と結婚しましたが離婚して清田氏に嫁ぎます。その後宗麟の勧めでキリシタンとなりジュリアの名で呼ばれます。
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