癒しの魔法
- ★★★ Excellent!!!
最初の「僕」が負った心の傷についての説明がまず、良かったです。
哀しいのに詩的で、一気に引き込まれました。
途中で同じ文を繰り返されていますが、
そのタイミングも素晴らしいと思いました。
また、「僕」がそれまでに過ごして来たうつろな日々を埋めていくかのような、
魔法の世界で出会った人々との優しさに満ちた会話、森や川での温かな出来事に、読んでいる私までほっとしてしまいました。
白澤健吾さん、貴方は癒しの魔法を使える人なのですね!
これからも頑張ってください。