お邪魔します。
失ったと思っていた記憶、あったかどうかも定かでない記憶がどこかに永遠に残り続けていて、何かのきっかけで抽斗が引っ張り出されてしまうかもしれないと思うと、ジワジワ怖いです。
普通の生活さえ微妙なバランスの上にあるような描写に不安な気持ちにさせられるのですが先が知りたくなります。
ちなみに、私もワサビ派です。
作者からの返信
葉月さま
ありがとうございます。
じわじわ怖い、とのお言葉を頂戴いたしまして…凄く嬉しく、また、とても励まされます。
拙作、エンタメ色の少なさ、描き出したいものに届かない不甲斐なさに歯噛みしておりましたところ、葉月さまのお言葉は、これから先の勇気をくださいました。
ありがとうございました!
ホースラディッシュも良いのですが、それよりもサッパリ食べられるお肉にワサビ、美味しいですよね。ふふ。
イギリスの作家サキの短編、「開いた窓」を思い出しました。
斉藤のお婆ちゃんと同じように、戻るはずのない人(?)の帰還を信じて疑わないご婦人のお話、ですが。。
認知能力は正常なのに・だからいっそう、特定の現実を拒む異様さに戦慄を感じるのかもですね。
作者からの返信
ぷろとぷらすとサマ
ありがとうございます。
サキ!随分と前に短編集で読んだのを思い出しました。『開いた窓』は確か…オチのあるお話でしたよね?(覚束ない記憶・汗)
久しぶりに、もう一度読み直したい衝動に駆られます。
やはり中でも狼繋がりで『ガブリエル=アーネスト』でしょうか。ムフフ。
美しい描写に、じわじわと察することで浮かび上がる恐怖。
私的に美しい魔物であり狼であるアマロックが、もんのすごく好みである理由が、ここにあるのかも。どストライクに好きです・笑
あまりにもショックが大きくて、正しい記憶が何かと繋がって過去を呼び起こしてきたのですかね?
今のおばあちゃんは真実を忘れる事で生きているのか、過去の後悔を精算したくて生きているのか。
どちらでもあってどちらでもないような、そんな不思議な気持ちにります。
記憶とは、本当に曖昧ですね。
作者からの返信
ソラノさま
ありがとうございます。
いやもうヒナさんの相変わらずの鋭さに、ずっきゅん♡(古ッ)ですよ・笑
『真実を忘れる事で生きているのか、過去の後悔を精算したくて生きているのか』
読んでいる方にこれを感じて欲しくて挿し込んだ話でした。
誰が誰だとは申しませんが、もう書いている私としては、くぅぅっと、ヒナさんを抱きしめる勢いです・笑
いつも、ありがとうございます!
昼夜関係なく家の中で生まれた暗がりが、外にまで、じわりと滲んで闇を濃くしている」
こういう表現、本当にいいですよね。描写がすばらしくて、うなります。
美味しいお肉が食べたくなりました。
作者からの返信
雨さま
ありがとうございます。
ううっ(涙)
細かな描写まで拾い上げてくださる雨さまの優しさ…もう何と御礼申し上げたらよいのか。
ない脳みそを絞り、なんとか文章を捻り出している苦労が報われる思いです。
ありがとうございます。
励みになります!
ただいまと帰れる家があるってのはいいことですよな……そして記憶というのはかくも不思議なものなのですよなぁ……ばあちゃんの記憶はどうしまわれているのでしょうかね。
作者からの返信
gactionさま
ありがとうございます。
実に、まさに『ただいま』と帰れる場所があることの幸せ。
しみじみ…。
おばあちゃん、悲しみのあまりバグっちゃいましたね。
記憶の不思議。
脳って高性能の割に、色々漏れがありますよね。
だからこそ柔軟であるのでしょうけど…