剣聖になりたくて、新しい魔剣も欲しい気がして。
すっかり冬だった。
エステルが保有する魔導船が空を飛んでいる。
甲板には吹雪が吹きつけていた。
皆は甲板を望める操舵室の窓から外を見ながら言葉を交わす。床や天井、壁まで金属で作られた堅牢で武骨な操舵室だ。
魔導船の運転はヴェルリッヒが担当しており、彼は楽しそうに舵輪を握っていた。
「ではリシア、来週にはクラウゼルへ帰るのだな?」
「その予定です。最近はずっと帰れていなかったので、あちらですることも溜まってきましたから」
「名代では限度がある。いいことだ。レンも同行するのだろう?」
「いえ、俺はエレンディルに残りますよ。レザード様の仕事がエレンディルと帝都にもあるので、俺がお手伝いさせていただけることになりました」
大時計台の管理をする際だって、レザードの代わりを務め連絡役を担った。
レンのこれまでの努力をレザードが認め、仕事を任せる機会は以前と違って増えている。
「せっかくだ。リシア、それなら私の部下を連れていけ」
「ええと……エステル様の部下をクラウゼルにですか?」
「そうだ。いつも私に振り回されている者を覚えているだろ」
自分の口で言えば世話はないが、確かに一人いる。女性の騎士で、いつもエステルの傍にいる者だ。彼女は補佐官であるという。
はっきりとした返事ができないリシアが苦笑しながら、
「あの方をどうしてクラウゼルに?」
「あの者が前にクラウゼルを見てみたいと言っていたのを思い出した。滅多に休暇を取らない仕事人間だから、ついでに連れていってやってくれ」
部下の休みのためでもあり、リシアたちの護衛としても。
あの女性騎士もしっかり実力者で、剛剣技を扱う剣豪級であるそう。エステルの補佐も務めているとあって、さすがの等級だった。
リシアもレンも断る理由がない。この場にいないレザードもそうだろう。
問題は女性騎士の気持ちなのだが、クラウゼルに興味があると言っていたのなら気になる問題ではない。
他でもないエステルに休めと言われたら、拒否することもなさそうだ。
「殿下から聞いていよう。私も仕事のし過ぎだから休めと言われ、この時間がある。部下も休ませなければ意味がないのだ」
獅子聖庁の騎士たちはただでさえ多忙だ。休める機会があるのなら、無理せず休んだほうがいいはず。
第三皇子のラディウスがひどく忙しそうにしているが、別問題だ。
「二人とも、あと三十分もしたら目的の狩場だ。例によって、手配されている魔物を探しながら狩りをするぞ」
「はい。じゃあ、リシア」
「そうね。準備しに行きましょうか」
操舵室の中にある階段から下に向かって、魔導船の下部に設けられた居住空間のうちのひとつへ足を踏み入れた。
屋敷にある二人の部屋の半分程度しかない、小さな部屋だ。
木材をふんだんに用いた暖かな空間と対照的に、窓の外の吹雪。
その景色がレンに、村での暮らしを思い出させた。
「ミスリルの魔剣だけ出しておくの?」
荷物を確認しながらリシアがレンに問いかけた。
「剣の訓練をすると思えばミスリルの魔剣を使うのが一番いいですしね。ほかの魔剣は……必要になったらで」
炎の魔剣を使う訓練が無駄というわけではなく、純粋に剣を振る技量を磨くためならミスリルの魔剣が一番いいというだけのことである。
鉄の魔剣だった頃からの慣れもあり、進化したいまでもしっくりくる。
レンはリシアと冬の行軍のための支度をして、肩を並べ部屋を出た。
「今日は魔導船で一泊ですね」
「ええ。こういうのははじめてだから、ちょっと楽しみ」
楽しそうに笑うリシア。
ドレイク家の魔導船は特別な作りのため、魔導船乗り場がなくともある程度自由に停泊することが可能だった。簡単に停泊させるための道具も中にあるらしく、それらの作りは軍用の魔導船とよく似ている。
今日は目的の山に杭を埋め込み、魔導船を宙に浮かべて停泊する予定だ。
エステルが言ったように数十分も過ぎれば、冬の山に魔導船が停泊。
山肌はそれなりに鋭利で、歩くのに苦労しそう。深く降り積もった雪も相まって、どうやって杭を打ち込むのかレンとリシアが気にしていた。
甲板に出ると、上空を飛んでいたときよりはましだが強めの吹雪が頬を撫でた。
「少し待っていなさい」
エステルの外套の裾が吹雪に靡く。
仰々しい異名を持つ獅子聖庁長官がいま、甲板に置いてあった杭を持ち上げた。
大の大人を三人並べたくらいの長さ。ちょっとした丸太程度の太さ。特別な金属で作られたその杭を、彼女は軽々と片方の肩に担ぐ。
「それを担いでどうするんですか?」
「ん? 山肌に突き刺すだけだが?」
エステルは杭を持ち上げながら腕を振り上げ。
「覚えておくといい! こうすれば楽だぞ!」
力の限り放り投げた。
一瞬、吹雪が止んだと錯覚するほどの逆風が吹き荒れ、エステルが放り投げた杭が山肌に突き刺さる。若干、地形が変わっていた。
唖然とするレンとリシアを傍目に満足そうなエステルと、杭から伸びた魔力の鎖。
吹雪の中でも目立つ赤い光を放つ魔力の鎖が、彼らの乗る魔導船の先にある金具に連結された。
「な?」
リシアは自分には無理だと思った。
夏の戦いを経て成長したレンはできるだろうな、と思った。
二人は相変わらずの豪快さを見せつけたエステルを見て笑う。彼らの頬を、溶けた雪の雫がかすかに伝っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
帝都から程近い中規模都市、ガルガジアという場所にラディウスがいた。
昨日、学院を発つ前に家族と会う用事があると言っていた件のためだ。別の領地へ向かって仕事をし、またここまで戻ってきたのである。
会う予定の皇族が普段からこのガルガジアに住んでいるわけではなく、話がしやすい中継地としてここに足を運んでいた。
レンとリシアが魔導船を出ようとしていた頃、ラディウスは宿の一室で息をつく。
「お疲れさまでしたのニャ」
「ああ。疲れたが、滞りなく済んで助かった」
「私もそう思いますのニャ。ささ、というわけで景気づけの一杯でも」
ラディウスはミレイが疲労回復のためのポーションを用意してくれたのだろうと思ったのだが、彼の予想は外れた。
ミレイがよこしたのは、甘い香りを放つ飲み物が入ったグラスだ。
「元気になる飲み物ですニャ」
それだけでは説明が足りていないものの、ラディウスは「わかった」と言ってグラスを口元に運んだ。蜂蜜や何かの果汁の香りがした。
ラディウスが幼いころから何度も口にしたことのある飲み物だった。
彼が疲れたときは昔から、ミレイがこうして用意してくれることがあった。
ポーションと違い身体がすぐ癒されるわけではないが、仕事終わりにどちらを飲みたいかと聞かれたら、間違いなくこちらの飲み物だった。
ところで、もうすぐ夕方だ。
部屋で夕食をとりながら次の仕事の支度をしなければ。
また数時間後には空の上だから、今日も今日とて忙しない。
「頼んでいた食事が届いたみたいですニャ」
ノックの音を聞き、ミレイが食事を受け取りに部屋の外へ向かったのだが――――
「ニャ――――ニャニャニャ!?」
「どうした、ミレイ!」
急に慌てた声を上げた側近の傍へ駆け寄ったラディウスが見たのは、
「奇遇じゃないか、ラディウス」
部屋の外にいたのは、エウペハイムにいるはずのラグナだった。
ラディウスはラグナがどうしてここにいるのか見当もつかず、しかし無視できない相手だから部屋の中に招き入れる。
鞄の旅人姿のラグナは、背負ったカバンが扉にぶつかるから部屋の外に置いた。
すぐにルームサービスも届く。ミレイが席を外したから二人でテーブルを囲んだ。
「彼女に申し訳ないな」
「後で私から言っておく。……それでラグナ、どうしてここに?」
「調べごとだ。各地を周りながら興味深いことを調べている」
ラディウスはため息を挟んでから、
「……ユリシスとレン本人から聞いたぞ。レンが開かずの扉を開けたのだろう? それを放り投げて調査とは、随分と珍しいことを調べているようだな」
「気になるか?」
「気にならないと言ったら嘘になる。だが素直に教えてくれるとも思っていない」
ラグナが笑うのを見て、ラディウスはサンドイッチを片手に持ち少しずつ食べる。
腹を満たしながら、想定外の出会いに驚いていた。
「だが一応聞いておこうか。何を調べている」
「冒険家アシュトンのことだが、それがどうかしたか?」
あまりにも平然と答えられたせいで、ラディウスが唖然とした。
これまでの疲れを一瞬で忘れてしまう。
「妙な勘繰りはなしだぞ。いまのは俺がレンから聞いたんだ。俺がラディウスから読み取ったわけじゃないから、落胆する必要もない」
「……ではラグナ、もう何か調べがついているのか?」
「無駄な時間は過ごしていない。悪くないとだけ言っておこう」
そこまで言うと、ラグナはさっさと立ち上がって部屋の外へ向かってしまう。
「ラディウスがいると聞いたから、ついでに寄っただけだ。俺はもう行く。もう少しわかったら教えてやるから、いい子にしているんだな」
最後にそう言い残し、ラグナはラディウスと別れこの部屋を後にした。
どうやら本当に偶然だっただけのようだ。これほど手短に帰ってしまったのがその証明だろう。
入れ替わりで部屋の中にやってきたミレイがラディウスの疲れた顔を見て、
「……少し、肩をさすってあげましょうかニャ?」
彼を気遣った。
「来年からは、ミレイとのやり取りも少し面倒になるな」
「ニャ? 私は傍におりますのに、何故ですかニャ?」
「学院内での話だ。次の春には卒業だろう、ミレイ」
四年次に在籍する彼女はあと三か月もすれば卒業式を迎え、名門・帝国士官学院を巣立つ。
ミレイは少しだけ、切なそうにひげを揺らした。
◇ ◇ ◇ ◇
剣聖になるために必要なきっかけは何だろう。
夜、宙に浮かんだ魔導船の中でレンはベッドに横になりながら考える。
「わからん」
今日の狩りはいい訓練になったと思う。
エレンディル周辺やエウペハイム周辺と比べても強い魔物が多く姿を見せ、いつもと違う過酷な環境下での戦いは身になっている気がした。
手配されていた、人を襲った魔物も討伐できたから言うことはないのだが……
レンは寝ころんだまま片腕を伸ばし、腕輪を見た。
――――――
レン・アシュトン
[ジョブ]アシュトン家・長男
[スキル] ・魔剣召喚(レベル1:0/0)
・魔剣召喚術(レベル6:2676/6500)
レベル1:魔剣を【一本】召喚することができる。
レベル2:腕輪を召喚中に【身体能力UP(小)】の効果を得る。
レベル3:魔剣を【二本】召喚することができる。
レベル4:腕輪を召喚中に【身体能力UP(中)】の効果を得る。
レベル5:魔剣の進化を開放する。
レベル6:腕輪を召喚中に【身体能力UP(大)】の効果を得る。
レベル7:魔剣を【三本】召喚することができる。
レベル8:*********************。
[習得済み魔剣]
・大樹の魔剣 (レベル4:3411/3500)
自然魔法(中)程度の攻撃を可能とする。
レベルの上昇に伴って攻撃効果範囲が拡大する。
・ミスリルの魔剣 (レベル4:3836/6500)
レベルの上昇に応じて切れ味が増す。
・盗賊の魔剣 (レベル1:0/3)
攻撃対象から一定確率でアイテムをランダムに強奪する。
・盾の魔剣 (レベル2:0/5)
魔力の障壁を張る。レベルの上昇に応じて効力を高め、
効果範囲を広げることができる。
・炎の魔剣(レベル1:1/1)
その業火は龍の怒りにして、力の権化である。
――――――
最近は得られる熟練度が以前の比じゃない。
エウペハイムに行く前はレッサーグリフォンの群れと戦い、今日もそれなりの多くの魔物と戦ったことで得られた熟練度がほとんどだ。
きっと明日には大樹の魔剣のレベルが上がると思うのだが、
「――――で、きっかけはどこ……?」
剣聖になりたいという気持ちが強く、こちらにばかり意識が向いていた。
ベッドの上で身体を起こしたレンは腕輪から意識を反らす。
戦いの果てに、いつしか自然と必要なきっかけを見つけ出すしかないのかと考えながらも、レンはミスリルの魔剣を召喚して手に持った。
目の前で構えれば、美しい剣身に気を取られる。
立ったまま目を閉じれば、いまでも剣魔との戦いを思い返せる。
剣魔を倒してから使えるようになった、特別な戦技のことも脳裏をよぎった。
最近の戦いでは使っていない。理由はいくつかあるが、レンはあまりその理由を考えないようにして息をつく。
「寝よ」
時計を見れば、夜の十一時を過ぎていた。
――――翌朝の狩りで大樹の魔剣のレベルが上がった。
進化と違いレベルが上がっただけではあるものの、たまのレベルアップに頬が緩む。
この日は昨日ほど吹雪いておらず、視界もよくて狩りをするのも楽だった。
昼にはエレンディルへの帰路について、夕方になる前に空中庭園に到着した。
日が傾く空を見ながら、エステルがニカっと笑う。
「次もまた、泊りがけで狩りに行くぞ!」
彼女はそう言い帝都へ帰った。
見送ってから冬のエレンディルを歩くレンとリシアが話す。
「エステル様の旦那様って、どんな人なんでしょうね」
「あっ、それ私もずっと気になってるの!」
二人はいつかエステルの夫に会ってみたい、という気持ちを共有した。
◇ ◇ ◇ ◇
ときには勉学に励む日もあって、学院の図書館でフィオナも交えて冬休みの課題をこなす、忙しなくも充実した冬休みを過ごしていた。
もうすぐ英雄派のパーティが開かれるし、リシアが一度クラウゼルに帰る日が近づいている。
その日も図書館にいた三人。
「私も三日後にはエウペハイムに帰省するんです」
一方のレンは彼女たちと違い、エレンディルに残る予定だ。
「俺はエステル様と合宿の予定です」
合宿というほど微笑ましい内容ではないのだが、それはそれである。
数日後にはまたエステルと魔導船に乗って、狩りに出かける。
獅子聖庁で剣を磨くのはいつでもできるから、長期休暇にしかできない訓練に勤しんでいた。
「その日もリシア様と行かれるのですか?」
「いえ、リシアは――――」
「私は別行動ですよ。レンがエレンディルを出発した翌日には、クラウゼルに帰らないと行けないので」
「あっ、その日だったんですね! もしかして、久しぶりの帰省ではありませんか?」
「そうなんです。だからすごく楽しみで」
合点がいったフィオナが手を合わせ、顔をこてんと寝かせた。
フィオナは勉強したり本を読むときに限り、たまに眼鏡をすることがある。いまも眼鏡をしながら課題を進めていた。
眼鏡をした彼女も湛えんばかりの可憐さを誇っていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
リシアがクラウゼルへ帰省する前日の早朝に。
「三週間もレンがいないところに行くのって、すごく久しぶりかも」
屋敷の前で、リシアがレンを見送るときに言った。
二人が別々の場所で長い時間を過ごすことになるのは、レンが村に里帰りした頃にまで遡るから、もう何年も前のことだ。リシアはそれを寂しく思っていた。
レンも前以上に寂しさを覚えていたのは、ちょっとした変化だろう。
本当はレンもクラウゼルに帰り、村に顔を出したいと思っていたのだが、時間がかかりすぎる。街道を進みやすい暖かな季節でないと、冬休みが移動だけで終わってしまうだろう。
代わりに騎士たちに、直筆の手紙を送り届けてもらうことにしていた。
「リシア、俺がいないところで無茶をしないようにしてくださいね」
「もう……レンもだからね? レンはいっつも私のことを心配してくれるけど、私だってレンのことを心配してるんだから」
「お、俺ってリシアに言われるほど危なっかしいですか?」
「うん。レンは自分で思ってる以上に――――ねぇ! いま、私を危なっかしいって言い方しなかった……!?」
「……いえ、言葉の綾じゃないですかね」
可愛らしく少し拗ねてみせたリシアだが、最後には笑みを浮かべた。
相変わらず寂しさはあるけれど、
「私も頑張ってくるから、レンも気を付けてね!」
クラウゼル邸前での挨拶が、これで終わった。
レンは一人で空中庭園へ向かった。
ヴェルリッヒとエステルの二人と合流し、魔導船に乗り込む。
ドレイク家の魔導船に乗るのだって、随分と慣れてきた。
「あの」
昼になる前、見慣れつつある操舵室でレンが問いかける。
出発の準備を進めるヴェルリッヒと、今日の予定を確認していたエステルがレンの声を聞いて顔を向けた。
「いつもヴェルリッヒさんが運転してくれるのって、どうしてですか?」
「俺様が姉御に頼まれてるからだぜ。ま、姉御以外に頼まれたところで応じてやるわけねーが」
今更ではあるが、ヴェルリッヒは魔導船の運転がすごく上手い。エステルが言うには、軍の運転士に勝るとも劣らない腕前なのだとか。
魔導船の運転には専用の資格が必要らしいが、鍛冶師兼魔導船技師の彼は当たり前のようにそれらの資格を保有していた。
ここで、魔導船の外で空中庭園の職員が出発の合図をした。
ドレイク家の魔導船が発進する中、話がつづく。
「リシアはどうしていた?」
「俺を見送ってくださいましたよ。考えてみれば、何週間もリシアと別々の場所で活動するのってすごく久しぶりなんですよね」
「では、二人が再会する日が楽しみだな」
「どうしてです?」
「そのときには、レンが剣聖になってるかもしれないからな」
「ああー……そうだといいんですけどねー……」
レンはエステルの声に苦笑し、窓の外の景色に目を向けた。
また今日も、吹雪きそうな空模様をしていた。
早起きだったレンがふわぁ、と欠伸。
再び今日のことを確認しはじめた二人を傍目に、腕輪の水晶を眺めながら、
「最近、新しい魔剣も手に入ってないなー」
呟いた。
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