ここまで拝読しました。
長編としての設計上、主人公の悲惨な過去を徹底的に描かなければならない部分でしたから、仕方ないとは言え、作者の方も書きながら色々ときつかったのではないかと推察します。が、その分、物語全体へ相応の厚みと重みが加わった印象です。ここまで書き込まれたら、読者としては、この主人公をずっと見守ってやるしかないっと思ってしまいますね w。
それにしても坂ノ上清宗、家臣と時代に徹底的に恵まれない人でした……。まあ果心居士なんかを引き当ててしまったら、バランス上しょうがないのも知れませんが。
どん底から後は這い上がっていくだけ。続きを楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。底から這い上がる主人公、王道ですがやはり好きです。さやの父は、軍人ではあるんだけど政治家タイプではない、愚直で不器用な男として書きました。少し何かが噛み合っていれば結末は違ってたかもしれませんね。
君の瞳は1万ボルト!
時代背景や人物背景がすごくしっかりしていると感じました。
坂ノ上家の最期は息を呑むほど臨場感がありました。
ここから忍びとしてさやは生きていくことになるんでしょうね。
坂ノ上家の最後の生き残りと宿敵の芦澤家の次男がこれからどう交わっていくのか楽しみです!
作者からの返信
コメントと星評価ありがとうございます。
この後の話でさやは色んな人と交わってたくさん経験しますので、今後も読んでいただけると幸いです。