第2話
世の中には自分がなりたいと思う様になって活躍している人が多いけど、私の様になりたいと思って努力をしても成果が現れない人も当然多くいる。諦める人も多いだろうけれど、私の様に生きている限り諦めない人も当然いる。いや実は何度か諦めたというのが本当だろう。それでも小説家になりたいという気持ちをなんらかの形にしようと何度も文章を書いて、物語を最後まで書けないで挫折し、また気を取り直して描き続けるもののやはり発表するということは無かった。
そもそも小説家になりたいというのは、引きこもっていたいからなんだと思う。つまり小説家として認められれば、引きこもって文章を書き続ければ生計が成り立つ。つまり働きに行きたく無いという事なのだ。喫茶店がやりたいと思った事もある。これまた出かける必要がないという事だ。小説を読むことは好き、だったら書いてみたいと思うのもありえるだろう。だからといって書けるわけではないというのが現実なのである。
小説家になりたい @santa703
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