第11話 マグネットマクロリンクの閉鎖で思う事
2023年5月11日のお知らせにてマグネットマクロリンクが2023年7月10にて閉鎖する事がわかりました。
前にも書きましたがマグネットマクロリンクは日本で最初に投げ銭を実装した小説投稿サイトであり、書籍化しなくても書籍化作品並みの収入を得られる道を与えてくれたと思っています。
そのためマグネットマクロリンクには感謝しています。
なぜマグネットマクロリンクは閉鎖するのでしょうか?
マグネットと言う名前で検索してもすぐに出て来ない等の問題もありましたが、一番の原因は投げ銭が出来る同じような小説投稿サイトがすぐに出来た事だと思います。
ノベルアップ+が出来てカクヨムが直接作家に支援できるシステムを発表。
書籍化について実績のある出版社が出て来てしまったら、そちらに移動する書き手が多くなるのも無理のない事でした。
投げ銭等の直接読者から支援を得られるシステムが出来たと言っても、多くの書き手が求めているのは書籍だったりします。
書籍化に実績ある出版社の作るサイトが同じことをすればマグネットマクロリンクの存在感がよりも魅力的に思えるのも仕方がないでしょう。
また、コミカライズ等のメディアミックスもマグネットマクロリンクには実績がなく、上手く行っていなかったように思えます。
そもそも、多くの出版社が関わったlineノベルですら1年で閉鎖です。
web小説投稿サイトの運営はかなり難しいようです。
運営に関わった事のない自分には実際のところはどうなのかわからないので、詳しい方がいたら教えてほしいです。
ただ、個人的にはマグネットマクロリンクは書籍化をするべきではなく、その資金があるのならコミカライズを積極的にすべきだったのではないかと思っています。
実際に書籍化をせず、いきなりコミカライズをしている作品もあるので、そうすべきでした。
そもそも、書籍を買ってもらうよりも同じ金額の投げ銭をしてもらった方が作家には利益になる。
それに、小説を出すよりもマンガにした方がより多くの人に見てもらえて宣伝になると思います。
また、違う媒体なので投げ銭もして書籍も買ってもらうという2重払いを読者の方々にお願いしなくてすむのではないでしょうか?
もちろん、素人の考えなので間違っているかもしれませんが……。
しかし、今更言っても仕方がない事ですね。
マグネットマクロリンクは表紙と挿絵があり、その部分でカクヨムより勝っていたと思います。
非常に惜しいサイトが閉鎖されてしまい残念でなりません。
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