ライバルに学ぶ。
武蔵野連作にうまく話を繋げますね。
確かに尊氏は育ちがいいだけにいつでも明朗なイメージは有りますね。
カエサルとも相通ずる器を感じます。
作者からの返信
新田義貞シリーズを書いて、「この資料を活かして、もう一作くらい行けないかなあ」というのが拙作執筆の発端なんで、そうです、繋がってます^^;
で、尊氏は敵ながら義貞のことが気に入っていて、アイツみたいに戦ってみたいもんだと思っていたら、似たようなシチュエーションに……という次第。
尊氏、抜けているイメージはありますが(酷い)、陰湿さや残酷さは無く、おっしゃるとおり、底抜けの明るさを持っていたのではと思います。
ユリウスくんもそういえば、あの「ガリア戦記」・「内乱記」の酷い状況でも、「なるようになるさ」と駆け抜けていましたね。
ボナパルトさんにはちょっと無い器ですね(酷い)。
ありがとうございました。
朔風、笛吹峠、草莽……スマホを辞書代わりにして拝読しております。(笑)
ただ、石浜が現在のどの地域か、いまだに分かりません。さいたま市ですか?
足利尊氏の豪放磊落、こういう人の下に就きたいと思わせるものがありますね。
そして、宗良親王。何となく親しみがあるような……と思っていたら、最後は信濃国伊那に流されたんですね。信濃宮とか御所平とか、むかし習ったことを思い出しました。
作者からの返信
ご迷惑をおかけしております^^;
石浜は、諸説ありますが、私は(拙作は)浅草のあたりと設定しております(石浜小学校という学校があります)。
足利尊氏は、実際、こんな性格だと同時代の人が書き残しているらしいので、そのまま採用しました。
で、宗良親王……そうです。笛吹峠も、この方が笛を吹いたから、そういう名になったらしいです。
なかなか、当時の南朝オールスターで尊氏に襲いかかっているところが怖いですね。
それを退けてしまう(室町幕府を成立させてしまう)尊氏も高氏ですが^^;
ありがとうございました。
編集済
こんにちは、御作を読みました。
以前いただいた返信コメントで、尊氏は義貞に好意を持っていたとありましたが、私もそう思います。
新田さん、鎌倉をやったの? いいじゃん、良いじゃん! って個人的には凄く評価していた気がするんですよね。
義貞が「一騎討ちやろうぜ」と誘った時も尊氏「するするー」とノリノリで、周囲に止められたという、ホントかよ? という逸話があるのですが、この二人だと本当に気分でやってもおかしくない気がする(≧∀≦)
御作も、「死地において笑い、畏怖の色を見せなかった男」という史書のイメージがぴったりで、上手い描き方だなあと魅入られました。面白かったです。
作者からの返信
血筋としては清和源氏同士なんですけど、天と地の差の足利と新田。
でもホントは次男坊だった尊氏としては、義貞のような自由さは憧れだったんじゃないかと妄想しています。
自分が、というか直義とか師直が描いた「鎌倉攻め」を乗っ取って、よりビビッドに成し遂げちゃうところがフラグだったのでは(笑)
一方で尊氏。
彼は何だかんだいって、やる気が無くて窮地に陥っても「何とかなるなる♪」と切り抜けてしまう男です。
やっぱり諦めないというか、オポチュニストというか、そんな楽天的な一面があり、その辺りが求心力となったのでしょう。
……いろいろと言われる尊氏ですが、こういう面もあるんだよ、というところを書きたかったのです^^;
お褒めいただき恐縮です。
ありがとうございました。