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01 全てを奪われた男」への応援コメント


  • 編集済

     こんにちは、御作を読みました。
     義貞さん、スタート前に死んでたー。まあ、前作主人公が出張るとややこしくなる危険性がありますからね。
     
     さて、本作主人公の足利尊氏ですが、やりたいように生きた義貞さんと対照的に、望むままのカブキ者になり損ねた悲哀を感じる御方ではあります。
     千寿丸こと義詮には、贅沢言ってるんじゃないぞオヤジ、と怒鳴られそうですが。
     尊氏、大ピンチスタートですが、どのように描かれるのか楽しみです。

    作者からの返信

    「鎌倉攻め」の三作を書いた後に、武蔵野文学賞向けに、何か書けないかなぁと思っていたら、「太平記」に「武蔵野合戦」なるものが(笑)
    じゃあ書くか、というのが拙作です^^;
    おっしゃるとおり、新田義貞をまた出しちゃうと4000字の中で入り切れない可能性大ということもあり、一気に薩埵山を越えてしまいました^^;

    足利尊氏、実は新田義貞のことを好きだったんじゃないかという節があり、義貞戦死後、義貞の佩刀を渡してくれと(義貞を討った)斯波さんに言ってたりします。
    斯波さんが佩刀を隠して渡さなかったんで、尊氏激おこになるという事態も発生していたりします。
    義詮は……彼は彼で楠木正行のことが大好きという……。
    足利家はそういう傾向があるんでしょうか。

    それはさておき、そんなこんなで観応の擾乱に一区切り。
    北畠親房の策が当たって、足利家大勝利から大ピンチに。
    尊氏、義詮、基氏の底力が問われる展開に突入です。

    ありがとうございました。

  • 若くして世を去った顕家って、けっこう好きな武将なんですよねぇ。陸奥から南下する時期を急かされなければと、ついつい「たられば」の妄想をしてしまいます。それほどに、この時代は急転直下の流れが頻繁に起こってたなぁと感じます☆

    作者からの返信

    北畠顕家、公卿出身であそこまで「やっちゃう」御方なんで、ファンは多いですね。
    もうちょっと、新田義貞と連携するとか、あるいは北畠親房が全体の指揮を執って、義貞&顕家で北朝をやっつけるとかできなかったのかと思います。
    まあ、南朝最大の失点は楠木正成を無為に失ったことですけど。

    しかしおっしゃるとおり、有為転変の激しいこの時代、泳ぎ切るのが難しかったんでしょうね^^;

    ありがとうございました。

  • 尊氏って勇怯智鈍が本当によく分からない。
    負けるときは凄い大敗もするくせに、いつの間にか復活してる。
    ぼんやりしているように見えて、南朝に降伏するなんて起死回生の策を実行できる。
    その一方で、実弟と懐刀の利害調整もうちょっとうまくできなかったのかとも思えるし。

    いまいち実像がつかみづらい尊氏をどう描くか楽しみにしてますね。

    作者からの返信

    本当、分かりません(おい
    当時、空前絶後の乱世に突入したとあって、さしもの尊氏もノーコンティニューでクリアは難しかったのではと思います。
    源平の時ですら、まだここまでバラバラじゃなかったでしょうに……。
    だから負けても、ま、しゃーないと思うのです。
    そういえば東照大権現も信玄とか秀吉にヤラレてますし。

    やっぱり足利家という全国規模の大勢力の長なので(なってしまったので)、コンティニュー(再起)が可能という特殊な状況に置かれて、脇が甘かったのでしょう。
    北朝&幕府成立で、「もうゴールしていいよね」と御輿になって余生を過ごそうと(サボろうと)したら、観応の擾乱を起こしちゃうしなぁ……。
    それでも地力と地頭はあるので、本気を出せばナイトメアでもクリアしてしまうところがなぁ……。

    ある意味、楽観主義者というか、なるようになるしかないと思っている節もあります。
    でも、この人がクリアを諦めなかったのは、この国にとってラッキィだったと思います。
    諦めてたら、たぶん、もっと酷い展開だったのでは。
    義詮&義満という隠れキャラも出ないし。

    そんな尊氏については、まあ、さらっと触れられればと思ってます。
    ガチはちょっと無理です^^;

    ありがとうございました。

    編集済
  • この頃は、カオスな世の中ですよね😅ある意味、信長や信玄がいた頃よりも混乱していたと思います。

    作者からの返信

    結構、カオスです^^;
    足利尊氏に同情したくなります。
    よくこんなワケわからん時代を生き抜くことができたよな……と。
    しかも幕府を開いているし^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    公卿といえば、わたし的には、妙な眉を描き蹴鞠に興じているイメージですが(笑)、この時代の公卿は武士に近かったのですね(基本的な歴史も知らずに恐縮です)。

    三種の神器もよく知らなかったので調べてみると、儀式には、鏡・勾玉・剣の三種が形代と呼ばれるレプリカで用いられ、本物は現在の天皇すら見ることを許されないとか。当時は本物がやり取りされていたのでしょうか。

    すべてを失った尊氏ですが、失うものが何もなくなった人は強いと言われますから、さて、ゼロからの復活劇、如何様に展開されますか、楽しみです。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    さて、江戸時代のお公家さんは、たしかにおっしゃるとおりのイメージの方が多かったのではないでしょうか。
    ただ、この時代の公家は結構特殊です。なかんずく、北畠親房は最も特殊です^^;
    この人、というか息子の顕家が奥羽鉄騎を率いて北朝を蹴散らすという離れ業をしています。
    で、とーちゃんの親房も策士で、足利尊氏を追い詰めるという神業を^^;

    三種の神器、そういう扱いなんですか。
    この時代はどうでしょうね。
    実は分かりません^^;
    無いと践祚できないとか色々言われています。
    そもそも壇ノ浦の戦いで、草薙の剣は失われたんじゃなかったっけとか思うのですが。

    さて、足利尊氏、頼りの執事・高師直や、弟・直義は今は亡く、息子の義詮と基氏も負けて追われて……。
    じゃあ何でこの人幕府を開けたの……というところが味噌ですね。
    その辺、さらっと触れられればと思って書きましたが、いかんせん4000字なんで、ちょっとキツいかも……^^;

    ありがとうございました。