第6話 ンクンクの呪い

皆さん、こんにちはジャムタです。

始まって体感1時間は過ぎてます。僕は今、夢を見てるんでしょうか?それも悪夢です。


「呪っ呪っ呪っ、フォッフォッ。呪ー呪ー呪ー、クッククック。」


一体何度目だろう。

ンクンクの周りを店長が呪文を言い、そして腕を上下左右にフォークを振り回している光景を見るのは。


それから更に1時間後…


「暇だー。」


「…クックック、フォークが君の依代さ。」


「あれ?言葉が変わった?」


先程まで繰り返されていた呪文のから流れが変わった。


そして、ンクンクの前に店長が立った。

あれ?ンクンク、寝かけてない?そんなこともお構い無しに、フォークで頭を叩いた。


「痛っ。何だ?」


その後、フォークは砕け散った。


「成功だ。俺は疲れたから先に帰るぜ。」


店長に礼を言う間も無く去って行った。

まぁ、後で言えばいいか。僕は、ンクンクの所へ近づいた。


「ンクンクどう?」


「はあー。変わってないように思う。もしかしたら、少しの変化すぎて気づいてないのかも。」


確かに見てくれに変化は見られていない。


「変化あったら教えてよ。」


「はあー。わかった。じゃあ次はどうするん?」


「まあ、一旦ンクンクも疲れただろうから宿に戻ってまた明日考えよう。」


こうして少し多忙なI日を終えた。



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ビフォー・ガーデン 帝月リンメ @prin5031

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