バカとロマンのごった煮込みを是非

バカしかいない物語。

ニンサツじみた言葉遣いがよくあるが「あぁ、ニンサツにカブれて書いたのね」と、騙されることなかれ。

これはある意味それ以上のバカとロマンと阿呆が詰まっている。
この人の特徴である細かい描写がなくともわかる世界観と戦闘などの描写。そしてその中で生きている登場人物たちのロクデナシさ。

進むにつれて重い話も多くなってくるが、軽妙な描写が重苦しいはずの話を見事に緩和している。

もう一度言う。この話にはバカしかいない。だがそれがいい!!