自分を優秀だと勘違いしたあらゆるてめぇたちへ

シューカツを許すな コミュ力お化けなのに編

　先に断っておくとコミュ力お化けは私じゃありません。私は幽霊みたいなコミュ障です。

　大学のゼミの後輩に、絶対に敵わないと尊敬していた男性がいまして。

　物事への熱意がすごいんです。それでいて落語が好きなせいか1人喋りも抜群にうまい。誰とでも打ち解けて、非常に話しやすい。彼なら自分の経歴や好きなことを話す就活の面接で無双できる、て思ってました当時は。

　結果は惨敗。結局地元の田舎の中小企業に入社して、Uターン就職となりました。なんでだろうね。

　そしてもう1人、１つ上のゼミ長。ウルトラコミュ力モンスター。人望があって、明るくて、ジョークが得意で、飲み会でも盛り上げて、ついでに肌がツヤツヤ。あ、男性です。

　その人は全く就活しなかった。かと言って起業するでもコネで働くわけでもなく。就活を避けた結果、先生のコネでとりあえず就職した。

　就活はわからぬ。