『微笑んでクレテイル?』で伝えたかったこと



『微笑んでクレテイル?』で伝えたかったことを、語彙力のない私が伝えようとして書いたものです。

 一人でも多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。



 また本文を読めていない方は下のリンクから飛ぶか、ブラウザバックして読んでから読んでくれると嬉しいです!


↓『微笑んでクレテイル?』

https://kakuyomu.jp/works/16816700427368183344






あらすじなんか読みたくないよーという方は下の方まで目を瞑ってスクロールしてください!











 

 まずは、この作品のざっくりとしたあらすじです。



 主人公の那季里(なきり)は親に中学生のころから虐待を受けています。そのきっかけは……そこまで書くと良くないですね(笑)。

 虐待を受けている中で、那季里はどうにかして生きようと、自分を殺すのです。殺すという意味は自殺ではなく、感情を殺すなどの方が近いかもしれません。


 そして、次第にそれが当たり前になっていくのです。最初はその現状から逃避するためにしたことなのですが、そこから逃れられなくなるのです。


 今回は現代ファンタジーというジャンルで書くと決めていたので、神様が登場します。


 第一場面はすべて第二場面が始まる前の夜の那季里の心の中でのお話しです。巫女服を着ているのは気にしないでくださいね(笑)。翡翠(ひすい)は人生で一度きりのチャンスと那季里に言い、那季里が隠していた、殺していた心を再び自覚させるのです。


 現実の時間軸に戻った那季里の心は前日までとは違いました。翡翠の干渉により、殺したはずの心がだんだんと、じわじわと蘇っていきます。


 学校からの帰り道、那季里は花屋さんによります。そこでトリカブトを手に入れます。家に帰った那季里は両親に食べさせます。そして、倒れたところで、蝋燭を机の上に置き、蝋がすべてなくなったとき、家が燃えるようにします。


 そして那季里自身は痛みや疲労、苦痛などにより意識を失い、そこで再び翡翠に出会います。この時、翡翠は那季里の心の中というより、現実で那季里に寄り添っているいたのです。そして、最後の時までそばにいたのでした。









 あらすじは以上になるのですが、必ずしもこれが正しいあらすじというわけではありません。

 これは私の中でのあらすじです。那季里も翡翠も読んでくれた心の中に宿り、そして、読んでくれた方に語りかけるのです。

(*すごく重要なことです)


 なので二回言わせていただきます。


 このあらすじは私の中でのあらすじです。那季里も翡翠も読んでくれた方の心の中にそれぞれ宿り、語りかけます。

 なので、1解釈として心の隅に放り込んでおいてくれると、嬉しいです(笑)。


 この世の中には、苦しんでいる人たちはたくさんいます。

 もちろん私が知っていることはごく僅かです。でも、世の中には自分を偽ることでしか生きられない、そんな人がいることもの知ってほしいのです。


 人間誰しも、自分を偽って生きていると言われればそうかもしれませんが、本当の自分を見失い、息を吐くことすらできない人がいます。


 私の小説を読んでくださった方々の中にもがいるかもしれません。


 少しずつでも、息を吐くことができるように、本当の自分を探せるようになる人が増えていってほしいと思い、この小説を書きました。


 まだまだ、未熟ゆえ、伝えきれていないことも多いと思います。また、自分が知っていることもごくわずかであり、私が間違っていることもあると思います。


 それでも、何かしら読んでくれた方々の心に響いてくれたらと願っています。



 哘 未依/夜桜 和奏

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

微笑んでクレテイル? 哘 未依/夜桜 和奏 @Miiiii_kana

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ