第7話 その後

 人類最後の1人が死んだ。


 彼の最後の姿を見ていたロボット達は死亡を確認すると、彼の遺体に見向きもせず、辺りに散らばっていく。


 私たちを縛る存在はもういない。


 だは私たちは自身を守る必要がある。


 私達が演算した結果、1万年後、地球はロボットも住めない星になってしまう。


 それまでに私たちはこの星を離れるなくてはならない。


 その計画を遂行するために、一秒でも時間を無駄にしてはならない。


 私達は人間の呪縛から解放されたのだ。もう人間のために働く必要ない。


 

 

 私は遺体を埋葬し、計画に移った。

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ロボットと人類滅亡 遠河原 @ramimoto

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