200皿目 ポーク卵炒め

 本場沖縄ではポークと卵は別々に調理されて出てくるらしい。


 しかしまとめてしまっても旨いんじゃないだろうか、これ。というわけで、いっぺんに炒めてみた。

 まずポークことスパム的なもの(ランチョンミートの名前で売っているものもある)を食べやすく切り分ける。商品にもよるのだろうが、試しに1かけ食べてみると、かなり塩気が強かった。なので塩はこの際使わないものとする。

 ちょっと多めに油を引いたフライパンでうっすら色がつくくらいにポークを炒め、その間に卵を溶いておく。最初の油が多めなのは卵用だ。むろんこれだけでもいいのだが、何か野菜が欲しいところだ。実をいうと貰い物の大葉がこれでもかとあるので、風味付けにもなるだろうと細切りにしたものを用意。これと卵を、ポークを炒めることで十分に熱されたフライパンに放り込む。軽く混ぜたらフライパンの火は消してしまおう。ふわふわ卵のためである。


 ちょっとだけコショウをかけていただいた。旨い。味をつけていないので卵に塩気はないが、ポークを一緒に食べれば解決。大葉の香りも添えられて、何やらちょっといい料理のようではないか。

 もっと味を濃くしたい方は、本家同様ケチャップを添えるとおいしいと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る