198皿目 バターしょうゆえのき

 何かのレシピ本で遠い昔に見たような気がする料理。


 主役のえのきは石づきを取り、食べやすい長さに切る。スーパーや八百屋さんによっても株の大きさが違うので下手に「何分の何株」ということができないが、食べたいだけ作ると正解。おかず、おつまみには、とりあえず「切り分けた状態でお茶碗に八分目くらい」がいいだろう。一見多く思えるが、加熱すると減るのでもっと欲しい人は適宜増やすこと。

 そこにバター(マーガリン可)を小さじ1ほど加え、ラップをし、電子レンジで1分くらい加熱する。バターのはねが気になる場合は、えのきの下において加熱するといい。温まったらラップをはがし、醤油を小さじ1ばかり加えてよく混ぜる。これで出来上がりだ。甘みが欲しい人は麺つゆを使ってもおいしい。


 個人的には麺つゆのほうが好きだ。麵つゆのだし、えのきのだしが合わさって実に旨い。えのきは安価だし、特別な調理器具や調味料を要さず、さらに洗い物も少ない。ただでさえ安価なえのきで、この分量なら何回か食べられるところもポイントが高い。バターの脂っ気のおかげでコクがでてリッチな味さえする。


 実際作ってみたい方は、使用する器がレンジ加熱可かよく確認したうえでどうぞ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る