188皿目 マスの筋子醤油漬け
いわゆるいくら。
前回白子と筋子両方買ったといったので、今回は筋子のほうのレポをしていきたいと思う。けっこう面倒なんだ、これが。
まずは塩水を40度くらいに温めてボウルに張る。うちには調理用の温度計がないので、まず塩水を沸かしてボウルに入れ、水で埋めて手を突っ込み「このくらいかな?」というストロングスタイルで行った。お風呂くらいならいいわけだし。
ここに筋子を入れ、開いて、粒に分けていく。冷水だと卵がほぐれずはかどらないし、熱すぎるお湯だとたんぱく質が変質してしまうので40度、お風呂の温度がちょうどいいのだ。
全部ほぐし終わったら、今度は破れたいくらの薄皮を洗いながら取り除いていく。全部は無理なので、ほどほどに。
よく水気を切ったら、いよいよ味付けである。これは家庭ごとにレシピがあると言っても過言ではない。醤油だけのところもあれば、みりんや酒を入れるところもある。煮切ってアルコールを飛ばすところもあれば、日持ちを重視して飛ばさないところもある。今回は醤油と酒を煮切らずに作ってみた。これで1晩漬ける。
醤油の色がつくので市販のいくらより暗い色だが、おいしさは引けを取らない。むしろ自分はこっちのほうが好きだ。何年か自作できていなかった分美味しさもひとしおなのかもしれない。
生筋子、決して安くはないけれど、いくら好きな人は是非作ってみてほしい。飛ぶぞ。
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