111皿目 ちょっと上等なカレー

 カレー、当随筆にて3度目の参戦。


 肉は牛肉、バラ切り落とし。そのままだと大判すぎるのでざっくり切っておく。

 玉ねぎはジンギスカンの時にも登場した新玉ねぎ。春のいっときしか出回らないのだがこれが甘くてうまいんだ。

 具はこれだけ。ケチったわけではなく、ジャガイモとかキノコ類とかも家にはあったのだが、小鍋には荷が重すぎたので最低限の構成になった。

 ルーもちょっと上等なのを使う。小さい箱の、5~6皿分で300円位するブイヨン付きカレールー。さらに追加でブイヨンペースト小袋100円。

 こいつらでカレーを作った。日和ってルーを中辛にした結果辛味が物足りなかったので、以前買ったレトルトカレーについていたが使わなかった激辛パウダーを入れてみた。ブイヨンペーストの濫用により、香りは甘め。さあ、味のほうがいかがか。


 辛い!

 レトルト1個分を5皿分に入れたんだから大したことないでしょと思っていたら予想以上に辛かった。

 でも甘い!

 ルーも甘みがあるし、何よりルーを入れる前にブイヨンで煮込んだ肉の甘みが顕著。いい甘みだ。玉ねぎ? 玉ねぎはほとんどとろけてしまっていて味染みとかよくわからない状態になっている。

 総合的には成功と言っていいかな? という出来に仕上がった。おいしい。自分はカレーをつまみに酒が飲めるたちなので2日ほど3食おやつがカレー責めになりそうだ。


 ところで。

 自分が小中学生のころ、給食メニューがカレーだとなぜか必ず麦の混ざったご飯だった。

 そのせいで、麦飯炊いてカレーをかけると郷愁に襲われる。うちの地域だけ? 全国区?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る